葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

調理場からの数学回路づくり

2022-10-03 20:14:39 | 算数+数学

 数学回路の話が聞こえたSさんが「調理場での数学回路づくり」の教科書を紹介してくれました。まずはその本、

『おいしい数学』と言う著書があります。「数学と料理とは同じだ」という著者です。
 「温度変換・数量の変更・重量と調理時間・・」色々数学が出て来ます。
 大学で最初に学んだ「調味パーセント」、調味パーセントとは「標準の味を食品重量に対する調味料の重量を百分率で示したものです。
 
料理作りには欠かせない調味料の割り出し方など百分率を学びます。

と、本の紹介ですが、なるほど調理には計量が欠かせない、目盛付きのコップも計量器の一種でしょう。子供の頃お米をといだものですが、水加減でお米の上に手を広げ手首まで水を入れてとぐことをしていたものです。水の量と飯の出来具合は密接に関係していたのです。当然と言えば当然ですが、それを数学的に「おいしさ」に結び付けた訳です。

この本を探ってみました。

 

おいしい数学 - 岩波書店

お菓子作りも数学もできるようになりたい.どちらもコツは試行錯誤を楽しむこと.まずはやってみよう.

岩波書店

 

試し読みなどあり、なかなか美味しい本です。

こちら「試し読み」、クリックをどーぞ……。

https://www.iwanami.co.jp/files/tachiyomi/pdfs/0051300.pdf

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1922年12月10日 於京都 アインシュタイン

2022-10-03 11:57:03 | 算数+数学

せっかく整式の展開、等式の性質、方程式を解く、ところまできたので、不等式の性質、因数分解等もお伝しようと思うのですが、その前にニュートン、アインシュタインのことを大まかにお伝えします。

とR先生からのライン、アインシュタインの名前にひかれて開いたのがこの本のこのページです、

この年のこの日、山宣こと山本宣治が日本訪問中のアインシュタインを滞在中の京都みやこホテルに訪れた時のことです。それを描いているのはページで言えばp 119で、このアインシュタインの序文(山本宣治訳・G.F.ニコライ『戦争の生物学』上巻への)を依頼した時の一幕です。

ここを理解して頂くためには本一冊とは言いませんが、第5章「二人の予言者」に目を通して欲しいのですが、ここではアインシュタインの文を写しておきます。

《 戦争は無意味であり、その戦争を防止するための或国際的組織が必要であるという信念を普及することが、今日の政治的著述の最も重大なる任務であると私は考える。この見地よりして、私は衷心より本書の普及を悦ぶものである。本書がかかる問題に対して実に多方面な且つ深刻な刺激を惹起し得るものであり、歴史によって累積したるしぶとい偏見を打破するに適した著述であるために。
  一九二二年十二月十日
          京都みやこホテルにて
                 アインシュタイン 》

 

アインシュタインから序文を受け取り、幾つか意見の交換のあと宣治が最後に、

しかし、と作者の西口克己は、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする