先ず「特選」について。
一昨日、〝この写真は、「つばさ」が着いたらその該当ページと合わせてアップしようと思っていた〟と「つぶやき」ました。
ですからこの写真、
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そして該当ページ(当ページ下段)、
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あわせて、選者・堂下モクレンさんのコメント、
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以上,「特選」は了。
次は「頻尿」、「つばさ」10月号のp 29、がら天の「近詠自薦六句」
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実はこのトイレ二句、投稿してから「早まったかな」と思ったのです。
ところが『秀句の条件』でこういう句を見ました、
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大きな字で出されている尾骶骨の句ではなく、
《頻尿の夫と散歩などしない》
です。これを読んで、辺さんの夫の頻尿は膀胱がんが原因ではないだろうと思いました。私の頻尿は明らかに膀胱がんの切除手術後のことでした、手術が成功しその後の定期検査も順調な状況で来ています。
うちのカミさんは二人での外出中はたびたび「トイレ大丈夫?」と聞いてくれます。それはがんの恐れから抜け出せたのではないか、という安堵感を共有しているからです。
そして『秀句の条件』の新家さんが辺安子さんを、「日常の暮らしの中からユーモアを拾い出す名手」と評しています。《散歩などしない》は頻尿がユーモアの対象として詠まれているのです。その目で自分のトイレ二句を見ると、ユーモアの味ありと気付くのです。