昨日もアップしました「しんぶん赤旗」の「おむすび処 小池」の記事、再度ここにおきましたのは、今日のタイトルの説明の為です。
昨日寝る前に小池さんの「お店」は「おにぎり処 小池」ではなく「おむすび処 小池」だと気がつき直しました。それで改めてこの見出しをよく見たら、「おにぎり」は売店名で、その前に小池さんが「握り続ける」場面があったわけです。
そこで暇に任せて「おむすび」と「おにぎり」はどう違うのか、ここの結論は「どれがどうだか 解りません」というのですが、でも一読の価値はあります、どーぞ
ここでカエル説を、
まず白川静先生の『字訓』から、
これで、「結ぶ」は「蒸す」に繋がると解釈します、そこでおにぎりの主体である飯が「炊かれた」場合と「蒸された」場合の違いがその水分含有量にある、ということが重要になります。
以下の解説、
つまりお米を直接水に浸けて加熱するのが「炊く」、お米を直接水に浸けずに湯気を通して加熱するのが「蒸す」である。 この両者の違いは、お米の水分含有量となって現れる。 炊いたお米の水分含有量が約65%もあるのに対し、蒸したお米では約37%と少ない。
全文はこちらで、
飯の水分含有量の違いが大切なのが携行食にした場合で、腐りにくさ、これです。当然炊いた飯より蒸した飯でつくった「握り」でなければなりません、その現物がありました。
戦国時代、戦場に向かう者の携行食としては「おむ(蒸)すび」と呼ばれていたかも知れません「蒸す」は「結ぶ」にも通じますから。
そして「握る」から「おにぎり」になった、というkaeruの仮説です。