kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

名護市長選勝利の力。

2014-01-21 22:01:35 | せいじの政治カフェ


 沖縄県名護市市長選挙の結果はご存知の通りです。

 この「人々の声」は直接選挙に関しての「声」ではありません。基地反対の象徴

となっている辺野古のテント村のHPに掲載されていたものです。これらを書いた

人々が力になって稲嶺市長を再選させ、これからも支えていくでしょう。

 

人々の声

色々な人から寄せられる辺野古の海へのメッセージです。

宝の海に基地はおかしい

私は、名護市辺野古キャンプ・シュワブを中心に作ろうとしている「普天間基地」は絶対に反対です。 3分の2は海で3分の1を陸地に作ろうと計画をしているそうです。

名護市辺野古に作るのは反対だけど、なんで必ず、ただでさえ小さな沖縄に作ろうとするのかな、といつもそればかり考えてしまいます。 他の県も自分たちの所に作るのは反対でしょう。 沖縄も反対しているのに何で沖縄だけいいのかな、と思いました。

しかも、つくる場所は、3分の2は海です。 沖縄の人にとって海は宝物なのに、そんな海に基地を作るのは絶対反対です。 それにそこは、ジュゴンの餌となる藻場が広がっているそうです。

沖縄につくること自体、絶対反対です。 なんとか私たちで良い意見を集めて、私たちにできる事があれば、何が何でもやりたいと思います。

・小学6年生

サンゴや藻場の大切さ

われわれウミンチュは、古くから大浦の海とともに暮らしてきました。

今でも、多数の仲間が潜り漁や刺し網漁を生活の糧として働いています。 シュワブ沿岸・大浦湾海域は藻場が発達し、あらゆる魚の産卵場所となっています。 またセリ市場で高値で取引されるシラヒゲウ二の生息場所でもあります。

サンゴや藻場を破壊したらどうなるか、ウミンチュが一番知っています。

・漁師

ミスターオバマへの手紙

謹啓

ミスターオバマさん今日は。 今米国は大統領選挙で、心身共にお疲れで、且又一分一秒でも大切な時に、オバマさん宛に手紙を書くのは大変失礼と思います。 深くお詫び申し上げます。
手紙を書く理由を率直に申し上げます。

テレビ・新聞で見る限り米国は一つという信念と自信、そしてあふれる笑顔は神より与えられた黄金か、親譲りの好感の持てる宝なのか、世界三大偉人の第一人者リンカーンの再来かと喜んでいます。

あなたは戦争を好きではないという深い印象を受けました。 イラクから米兵を撤退させるとの主張をぜひ実現させてください。

イエス・キリストの神の教えでは、人一人の命は全世界の何物よりも尊いと教えています。 その神の教えを実行し、全世界に生きる喜びと全身から湧き出ずる心の笑みを与えられるのは米国の大統領以外にいないと信じます。 又米国民を信じます。

辺野古について申し上げます。

海・空・陸すべて心まで米国海兵隊の支配下にあります。 併し辺野古に住むある米国人はボランティア精神旺盛で朗らかで良き隣人です。

世界に誇れる辺野古の海を埋め立て新しい軍事基地建設を日米両政府は進めています。
辺野古の海は只の海ではありません。
イエスの神に祝福された信仰の海です。
天気の良い日の朝日を見て下さい。
これが現実かと驚きます。 色とりどりの赤・青・黄、あとは何の色か私にはわかりません。
只只、神が人間に与えた自然に頭が下がります。
世界中の皆さん! 辺野古・大浦湾の海を見て下さい。
長さ50メートル、幅30メートル、高さ12メートルものアオサンゴや、ジュゴンの住む綺麗な海を御案内致します。 心の支え、心の杖と信仰する海を子や孫に、千年万年と残すべきです。

辺野古の自然保護運動は平成9年に結成しましたヘリポート建設阻止協議会(命を守る会)、その中にオバーを中心にしたジュゴンの会、のちに改名してオバーオジーの会があり、その会を中心に座り込みして10カ年余になります。
座り込みは当番制なので、自分の当番の日に風邪をひいた時は午前中病院でリンゲル注射を打って座り込む、又は次の当番の人と交代するなど、針のむしろの上で座り込みを続けているようなものです。

皆さんの子や孫の命を守る大いなる愛をもって、平成21年度は辺野古の海への新しい軍事基地建設の中止を実現しましょう。 伏してお願い申し上げます。

勝負事には勝ち負けはありますが自然と平和を愛する人々には負けはありません。

敬白

平成20年(2008年)10月27日

・辺野古オバーオジーの会(代表 嘉陽宗義)


 このURLが ヘリ基地反対協議会 のHPです。

http://www.mco.ne.jp/~herikiti/tachiba.html


政権党と政権をめざす党ーー二つの党大会。

2014-01-20 17:12:13 | せいじの政治カフェ

 一昨日18日、日本共産党の第26回大会が閉会しました。15日に開会、

全国から830人の代議員が参加しての大会でした。その様子を

http://www.jcp.or.jp/web_jcp/2014/01/26-taikai.html

でご覧になれます。共産党の党大会は2または3年に1回開くことになってい

ます。特別な事情のもとでは、延期できます。前25回は2010年1月でした。

 

 19日には自由民主党の第81回党大会が開かれました。自民党は毎年

1回開いているようです。今回の様子は以下で、

https://www.jimin.jp/aboutus/convention/index.html

ご覧になれます。

 

 共産党の大会で強調されたのは「自共対決」です。この「kaeruのつぶやき」

上でも自由民主党と日本共産党を対置させたいと思います。どちらをどう判断

するかはご覧になった方です。

 

 共産党の大会で長野県の代議員がこんな発言をしています。県議員団副団

長を務めている方です。

 「わが町の町長はセイコーエプソンの元専務。専務時代には共産党撲滅宣言

を発したと自ら告白した人です。しかしこの町長は、わが町の県議会議員は共

産党議員で十分だといって、選挙の応援もしてくれるようになっています。また、

この新年には、隣町の元町長さんから、『自共対決』から『共自対決』になるよう

いっそうがんばってほしいという年賀状をいただきました。」

 これを受けて、志位委員長は大会の「結語」で、

 「『共自対決』という言葉が、元町長さんという党外の有力者から語られたのは、

うれしいことであります。」と述べ、会場の拍手を呼びました。


観る前に見る。

2014-01-19 18:04:58 | 本のひと言

  これは今日の「赤旗」テレビ欄での「黒い福音」の紹介です。

 実はまたまたPCの接続がダメになり、借りたPCで送信なのですが、これが古くて

Kキーが機能せずそのつど「手書き」入力をしています。

 それで、これをもって内容と評価の紹介に替えます。

 


『黒い福音』、作家の目ペンの力。

2014-01-17 22:01:28 | 本のひと言

 ≪本編は昭和34年3月に起こった、いわゆるスチュワーデス殺人事件に

もとづいて、著者一流の推理と解決を提示したものである。≫

 新潮文庫の『黒い福音』の「解説」はこう書き出しています。

 3月10日早朝、東京杉並区の川で女性の死体を発見、27歳の英国海外

航空の日本人スチュワーデスで他殺でした。容疑線上に残ったのがカソリッ

ク教会の神父。二、三回出頭して取り調べていた矢先、この神父が帰国して

しまいます。

≪松本氏はこの事件に深い関心を覚えた。事件の資料を収集し、犯行現場

にも出向くほどの熱意を示した。カトリック教団の壁に閉じ籠って、進んで疑惑

を晴らそうとしない閉鎖権威主義と、事件の核心に迫りながら、もう一歩の追

及のできなかった警視庁側の弱気、それは日本の国際的な立場が極めて弱

かったことに起因するのだが、この二つが氏に真相究明を促し、作品にする

ことにより、臭いものに蓋をする実態に、思いきってメスを振ったものである。≫

 この作品は、その年の11月3日号の週刊誌に掲載がはじめられ、翌年の10

月25日号まで連載されました。

 

 当時、清張の連載中の小説は、『影の地帯』、『黄色い風土』、『霧の旗』、『波の

塔』、『わるいやつら』、『球形の荒野』、『歪んだ複写ーー税務署殺人事件』、『高

校殺人事件』などでした。(『人間 ・松本清張』 福岡隆著)

 福岡隆さんに関して、辻井喬氏の『私の松本清張論』の「年表」でこう記してい

ます。

≪執筆量の限界を試してみようと思い、積極的に仕事をする。その結果、この年

(1959年・昭和34)なかば以後書痙(しょけい・字を書こうとすると手が硬直して

動かなくなる病気)にかかる。そのために原稿は口述、清書されたものに加筆す

るという方法をとり、速記者福岡隆を約9年間にわたって専属とした。≫

「辻井喬」については http://ja.wikipedia.org/wiki/堤清二

 

 辻井さんはこの本のなかで、

≪清張文学の影響は、読者に世の中の動きを分析できる力を与えること、それが

文学の社会的力であることを示しました。≫と述べておられます。

 

 19日のTV番組については http://www.tv-asahi.co.jp/fukuin/


見逃せないこの2本、TVのこと。

2014-01-16 21:37:19 | 本のひと言

 「本のひと言」というより「TVのひと言」になるかも知れませんが、TVドラマ

の原作が「清張もの」ですから「本」にしました。

 最近めっきりTVを見なくなりました。定番の朝ドラの「ごちそうさん」にその

前のBS「ちりとてちん」と夜7時「ちゅらさん」はしっかり見ていますが、あとは

新しい「黒田官兵衛」の第1回だけ、いや先日NHKの「超常現象」の第1日目、

面白く全部見てしまいました、特に「生まれ変わり」は注目しました。

 

 さて、見逃せないというのはNHKではなく、テレビ朝日の18日、19日 2夜

連続「開局55周年記念」番組、戦後未解決事件を題材とした松本清張作品。

第1夜「三億円事件」 TV番組としての紹介は

ここで、 http://www.tv-asahi.co.jp/sanokuen/

清張の作品としては新潮文庫の短編集 『水の肌』 におさめられています。

文庫の「解説」に次のように書かれています。

≪~ そして、初歩段階の捜査の中に、空白地帯のあることを指摘し、その見

落としの理由をもさぐっている。

 作中にあるつぎの部分――

 「事件が起こってから満7年*に近づき、これまで投入した捜査人員は延べ

約12万人(最終発表では延べ17万1520人)、捜査費用は被害額の三億円

の3倍にも達しているというのに、これはおどろくべき初歩的な手落ちであった。

日本の警察は世界一捜査能力にすぐれているとの定評であるが、しかし、ある

いは有能者にしばしばみられる精神的空隙かもしれないと思った」

 というやや皮肉な言葉は、この事件捜査に関する作者の批判だともいえる。

 作者は事件の経過を再検討し、自殺した青年と、その周辺の人々に光をあて

ている。現実に迷宮入りのまま、一応捜査本部は解散され、その後あらたな情

報にも接しない現在、松本清張の推理も小説として読むほかないが、この作品

は三億円事件の影の部分を私たちにおしえてくれる。≫

 * 『小説 三億円事件』は「週刊朝日」に昭和50年12月に掲載されました。

 この「解説」は文芸評論家の尾崎秀樹(ほつき)によって、昭和57年に書かれた

もののうち該当作品に関する部分です。

 

 第2夜「黒い福音」、については明日にします。


五月雨と大河を詠む、芭蕉と蕪村。

2014-01-15 22:06:33 | kaeruの「おくのほそ道」

 冬のさなかに、「五月雨」の句の話に冷たさを倍する思いですが、ご勘弁

をねがって昨日の続きです、あらためて最上川の句を、

  五月雨をあつめて早し最上川

 

 「おくのほそ道」の本文は

最上川のらんと、大石田と云所に日和を待。

=最上川を舟で下ろうと思い、大石田という所で舟遊びによい晴天を待った。

とありまして、ここ大石田で土地の俳人たちと句会を催しています。

 その場で詠んだのは   

  さみだれをあつめてすゞしもがみ川    でした。

 長谷川櫂さんの文章より。

≪『おくのほそ道』ではこの「すゞし」を「早し」に直しています。なぜあらためたの

か。二つの句はどうちがうのか。

 歌仙(大石田での句会)の発句として詠んだとき、芭蕉はまだ舟に乗っていませ

ん。つまり岸から眺めた最上川の印象が「すゞし」です。さらにこの「すゞし」は土地

の人々への挨拶でもあります。

 一方、『おくのほそ道』に入れた句は舟に乗りこんで最上川を下りながら詠んだ

句です。「早し」は激流を下るときの最上川の印象です。

 蕪村にも五月雨と大河を詠んだ句があります。

 さみだれや大河を前に家二軒 

 二つの句には芭蕉と蕪村の資質のちがいがはっきりと出ています。芭蕉は舟に

乗って激流に乗り出し、大河と一体になっています。その結果、句には躍動感が

あふれています。

 一方、蕪村は大河の岸辺から、というよりは空中の一点から大河と二軒の家を

眺めています。梅雨の大河を詠んでいいるのですが、ここにあるのはあくまで静か

な一枚の絵です。芭蕉の句と比べると、動と静のちがいがあります。蕪村は芭蕉

の句を十分意識してこの句を詠んでいまし。芭蕉は「五月雨をあつめて早し」と詠

んだが、私は五月雨の大河はこの句だというわけです。≫

 続けて長谷川さんは、蕪村は本業の画家の目、芭蕉は本業の歌仙の感覚があ

ふれていると述べています。 歌仙とは連句の一形態で、連句とは参加者が長句

(五七五)と短句(七七)を交互に詠みあうもの、全部で三十六句つづける連句を

歌仙といいます。


新庄から最上川へ。

2014-01-14 22:40:39 | kaeruの「おくのほそ道」

■奥の細道の旅 (1月13日着信)

○現在地  新庄に到着しました。 

○次の目的地  最上川

○次の目的地までの距離  60.4km

○次の目的地までの歩数  80,601歩で達成です。

 

  「おくのほそ道」の章は立石寺の次に最上川になります。長谷川櫂さんの

『松尾芭蕉 おくのほそ道』でも「芭蕉と曽良は立石寺をあとにすると、出羽

三山へ向かいます。この二つの聖地をつなぐのが最上川です。」と書かれて

います。 そして、次の句について蕪村の句などと比較しつつ解かれています。

 五月雨をあつめて早し最上川

 その部分を明日紹介したいと思います。


期待される6年6カ月先、83歳。

2014-01-13 18:31:47 | 本のひと言

 この全文は今日の「しんぶん赤旗」の「潮流」です。(ゴシックはkaeru)

二十歳の門出を祝う日に、あるおばあちゃんの話を一つ。名前は上中別府(かみなかべっぷ)チエさん。昨年暮れ、自身の経験をまとめた『83歳の女子高生球児』(主婦の友社)を出版しました▼ごく普通の人生が一変したのは、夫を亡くした2年後のこと。76歳で「英語を学びたい」と一念発起。夜間中学に通い始めたのです。毎日が必死、でも新鮮でした。新しいことを知る喜びに目覚め、「もっと勉強がしたい」▼定時制高校にも進学します。中学、高校とも周りは孫より若い。でも、「年齢のことをついつい忘れてしまう」。すぐに溶け込めるのは、わけ隔てない人柄ゆえです▼3年生のある日、野球部に誘われ入部を決意します。家族を慌てさせつつ、“日本一、人生経験豊富な高校球児”が誕生します。チームメートから贈られた赤いグラブを手に県大会で一度だけレフトを守り、決勝では伝令も務めました▼戦中生まれのチエさん。子どもの頃、戦争と貧しさから勉強できなかった悔しさが、ずっと胸の奥にあったとか。その悔恨の念と、みずみずしい挑戦心が、まぶしい83歳の大本にある気がします。「人生は、何歳からでも、どんな環境からも新しいことを始められる。勇気をもって行動を起こせば」。重みがつまった言葉とともに今春、卒業を迎えます▼晴れの日を迎えた新成人。行く手は、山もあり谷もあり。ときには迷ったり、立ち止まったり。そんなとき人生の大先輩の生きざまが先を照らし、勇気をくれます。チエさんのように。

上中別府さんのユニホーム姿は http://matome.naver.jp/odai/2137248335860607001 で。

本については http://www.amazon.co.jp/83歳の女子高生球児-ゆうゆうBOOKS-上中別府-チエ/dp/4072922447 

薩摩おこじょの先輩です。

 

 こうなるとkaeruの83歳も期待されるというもので、77歳でPCを学びたい、と言いだすかも知れません。

「接続」と「切断」の基本を知りたいとか、「世界をつなげブログの輪」を追求してみたいとか、新学期にむけて。


昨日のこと。

2014-01-12 20:00:09 | せいじの政治カフェ

 昨日11日、2年10ヶ月目の「3・11」でした。

この日に因んでということで、三つのことを紹介させて下さい。

まず、映画の紹介が二つ。最初は「渡されたバトン~さよなら原発」です。

住民投票で「原発NO!」を選択した新潟県巻町に、再び注目が高まっている!

暮れの12月31日(水)付け、東京新聞に映画の舞台となった巻町の住民投票

が紹介されました。

お近くの方に→連絡先 坂井 090-5447-8724

                井上 090-6047-9107

 

次いで、映画「天に栄える村」。チラシの表裏です。

 

「2011年3月 震災と未曾有の放射能汚染――。

 それでも、農家は諦めるわけにはいかない  この土地で生き、

 田畑を未来へ引き継ぐために。」

会場 電話 046-823-2950

 

2月2年11ヶ月目の「3 ・11」は映画を中心に語ることになりそうです。

そして3年目をむかえます。

当日の統一行動の開催者である3グループのURLを下記に。

「首都圏反原発連合」      http://coalitionagainstnukes.jp/?page_id=28

「原発をなくする全国連絡会」   http://www.no-genpatu.jp/index.html

「さよなら原発1000万人アクション」 http://sayonara-nukes.org/