紹介済みの本です、昨年の11月ですから年末の大掃除時期に向けての放送だったのです、ここにこんなことが書かれています。
《 老前整理とコミュニケーション 妻は夫の山のような蔵書をなんとかしてほしいと思っている。夫は妻のタンスからはみ出した洋服やバッグがなぜ必要なのか理解できない。この「なぜ」を無視して片づけろ、捨てろとお互いを一方的に責めるからトラブルになるのです。》
我が家の状況報告に引用したわけではありません、こういう段階はお互いに過ぎていますので。ただこのあと本では、老前整理を機会に夫婦のコミュニケーションを図ることを勧めています。トラブル転じて相互理解への道へ!というわけです。
本の整理とは部屋の混然たる状態と自分の精神状態とのトラブルをなくす道であると、この言葉から気づきました。それは自分自身の再構築になっているのではないかとの思いです。夫婦で言えば相互理解ですが、自分との相互理解とはこれからの自分への課題設定に繋がるということのようです。