葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

地震! 原発は?

2016-10-21 23:06:30 | せいじの政治カフェ

外出先から戻ったらkaeru夫人がわざわざ玄関まで出てきて「また地震があった」と。なんだか「ご注進ご注進!」という感じで。どこで? 鳥取県、すぐ頭をうかんだのは原発、鳥取県には原発は? 出てきません、無いのか有るのか、多分無いだろうとは思いましたが、これです。

 

「もんじゅ」は島根県ですから鳥取県県内には原発はありませんでしたが、

豆カエルがいる辺りが震度6弱だった倉吉市になります。

さてこの辺の活断層は、

 

   全国的な分布図ではまるで無活断層地帯ですが、そこでも震度6台の地震です。

詳しく見ると、

 

   ここでも豆カエルが倉吉市の所にいますが、確かにこの周辺に大きな活断層はありません。しかし1943年9月マグニチュード(M)6.2、1983年10月M6.2が起きています、今回は6.6でした。なお1943年9月10日「鳥取地震」として記録に残る死者1000名を越す大地震がありました、Mは7.2でした。

 

   新潟県知事選の最大の争点が原発問題でした、私たちの日常のなかに「地震!」といえば条件反射的に「原発は?」となるようになっています。

   先日「てんがらもんラジオ」のゲストの方について地元の薩摩川内市の広報誌をみる機会がありました。

   同じ広報誌に、「原子力発電施設立地地域共生交付金」についての記事がありました。

 

年間25億円が国から交付されたと記されています。薩摩川内市は人口10万弱です、10万人として一人当たり25,000円になります。

 

   柏崎刈羽原発のある新潟県知事選に先だって川内原発のある鹿児島知事選では脱原発の立場の知事を県民は選出しました、熊本地震の影響があった事と思います。


   お金の有難さを味わうためにも生き続けられる世の中であらねばと思います。あの「3・11」の深夜「助けてー、助けて」という声が耳に残っているという話を聞きました。どれ程のお金を持っていた人でも助からなかったと思うのです。お金で人の命を助けることが出来る社会であることが第一でしょう。

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「てんがらもん」239回 女子マラソンに道を開いた人。

2016-10-20 22:22:21 | 「てんがらもんラジオ」

   女子マラソンのことなど何も知らないのですから「女子マラソンに道を開いた人」と自分で書きながら、大変なことをやった人なのだがどういう人なのだろう、と思うのです。今日の「てんがらもんラジオ」のゲスト・外園イチ子さんはそういう人なのです。

   この番組( http://www.ustream.tv/recorded/92380168 )ではご本人もインタビューをされた石神さんもそうは言ってはおられませんが、ここに(「広報薩摩川内 2016.2.10」)に書かれています。

日本のマラソン界に風穴を開けた立役者の一人、1978年4月16日の「多摩湖女子マラソン大会」で3時間10分48秒で優勝し「女子には生理的に困難」と信じられてきたマラソン界の常識を根底から覆し歴史的瞬間をつくったのです。これが起爆剤になって「東京国際女子マラソン」が国際陸運公認になり、6年後のロサンゼルス五輪で初の公式競技になっていくのです。

   外園さんが走りはじめたのは33歳、子供から手が離せるようになったからだそうです。

   この記事に書かれていないことで番組ではベルリンやロンドンへ競技で出かけた話、行った先の話ではなく留守を守った夫や子供さん達のことです。寿司をつくったがネタが先になくなり残ったネタにのせたシャリを食べ、そのネタにまたシャリをのせて食べたそうです。各競技への出場には夫の背中押しがあったと書かれていますが、夫さんは家族を代表してで娘さん息子さんの全面的な協力ぶりが伺える話です。

   記事の囲みに「川柳を楽しむ」と書かれています、石神紅雀さんを師匠としている一人で、薩摩川内市に帰郷して身体は十分に鍛えてきたから頭を鍛えようと川柳を詠むようになったそうです、そこで「つばさ100号」に載っていた外園ピアノさん(イチ子さんの雅号)の川柳を。(なぜピアノか、は番組で聞いてください)

 

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続々 旧交を温める

2016-10-19 20:48:44 | どこまで続くかこのブログ

   昨日車中で隣り合わせながら牛久駅まで、いやその後でも気付かなかった爺さん風の人とは、7月のアタマに会っていたのです。彼との場合も40年ぶりの再会で、その時共通の友人であり同志である牛久の友に会おうということにしていたのでした。40年という歳月は人を爺さん風のするには十分な時間で、7月、相模原のある駅に彼が現れた時いかにも爺さんになった(私の方が6歳上ですから爺爺ぶりはもっと、でしょうが)と感じました。でも握手した手は力強く現場労働者であった彼そのものでした。

   そんな彼でしたので二度目であっても横顔では気付かなかったのです、人の顔が正面と横顔ではかなり違う、そう言えば横顔の遺影というのは見たことが無い、本人かどうか分からないからでしょう。


   牛久の友人の話に移らなければならないのですが、その前にもうひとつ、

   昨日の「つぶやき」にワイコマさんからコメントがあり、旅名人らしく路線情報アプリを教えてくれました。 (http://transit.yahoo.co.jp )

   それで検索したのがこの路線です。12時に牛久駅で会おう、に十分に間にあう路線が、それも一回乗り換えればよかったのです。情報が沢山あることが良いのは、それを使える能力があってのことだという事例でした。

 

   Kさん、彼も先ほどの爺さん風の人(Yさんといいましょう)と同年齢で私より6歳若いのですが、昨年奥さんを亡くし独り暮らしになり地域の福祉生協の運営する老人ホームに入居していたのです。牛久の街は山が見えません、Yさんは相模原の人ですから私同様神奈川県在、私の住む三浦半島より山らしい山に囲まれているでしょう。彼と歩きながら山がないね〜、そうだなぁ、空は秋晴れです、いい気分で歩きました。

   そのホームに着きました、普通のアパートです。聞くと入る人が少なくなったアパートを生協が提携して運営しているのだそうです。その一室のドアを開けて現れた時、一人の老婦人かと思われました。それは彼の母親の姿だったのです。

   40数年前私は民商という業者団体の職員として彫金業者であった彼の家によく顔を出していたのですが、いつも彼のお母さんが応対してくれました。仕事に向かっている彼の代わりに話し相手になってくれてお茶や菓子類に手を出しながら四方山話、いま内容は思い出せないのですが飽きもせず聞き話していました。帰りは仕事の手を休めた彼が腰を伸ばす時間だと一緒に外に出、麻布我善坊という地名の細い道をひととき歩いたものです。

   当時の地域で一緒に活動をしていた人々との交流があるというので、私が聞く彼が答えるYさんも応じる、時間の経つのを忘れるとはこういうことかと思いつつの時間の経過です。壁に「点鬼簿」と記された表が貼ってあります、1990年代から氏名と死去した年月日だけが書かれています、親族の名前だろうと思われる名前とあわせ目につくのが宮本顕治とか蔵原惟人の名前も、私にとっても懐かしい地域の先輩だけではなく後輩の名前もあります。

又来るよ、と立ち上がったら目の前に彼が書いた、

なるものが目につき「これ貰う」といって持って来ました。

1995年10月に書き上げ2013年2月末加筆とあります。 

この一書の最後に正岡子規の「病床六尺」からの引用が目に付きます。

「余は今まで禅宗のいはゆる悟りという事を誤解して居た。悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった。

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続 旧交を温める。

2016-10-18 23:13:01 | どこまで続くかこのブログ

   常磐線というのは上野駅から出ているものと思い込んでいましたが、いまや東海道線にもつながる上野東京ラインという線があったのでした。

   実は逗子から戸塚にでて乗り換えたのがその線だったのですが、それを知らずにわざわざ東京駅で降りまして、山手に乗り換えまして上野駅まで行きました、常磐線はどこだと探しましてここかと乗り込んだら直ぐに出発、車内アナが松戸行きと言います、松戸? 松戸が千葉県だというくらいの知識はあります、これから向う牛久は茨城県です。

   さて松戸と牛久の位置関係が分かりません、このまま乗っていたらとんでもない方へ行っていまうのかも? 不安になって次の日暮里で降りて見たのが、これです。

  まず、松戸の先に牛久があること、あのまま乗って松戸でつぎのを待てばよかったのでした。さらに常磐線が品川につながっている、これが最初に言ったことです。東海道線と常磐線の相互乗入れというのでしょう。

  ホームで次を待っていますとアナウンスが流れます、聴こえぬ耳を立てていますと「アキタ行き」と、アキタ?秋田、まさかあの東北秋田へこのホームから幾らなんでも行けるはずがない、もう一度のアナウンス、やはりアキタと聴こえてきます、そこへ電車が……、表示を見ると勝田です。

   カツタとアキタ、多分私の記憶の中にカツタがあればアナウンスの声も勝田と聴こえただろうと思うのです、または先ほどの駅名の勝田をしっかり頭の入れておけば聞き分けられたでしょう。聴きとるということはまず自分の記憶と結びつけ判断し、記憶になければ新しい情報として頭が新情報です、とインプットするのでしょう。

   車内に入り座ると左隣に大男がドカリと、右を見ると爺さん風の人、必然的に右寄りになります、爺さん風の人が布ザックをあけるとビニールの袋から文庫本を取り出しました、カバーを外していましたが角田光代の『ツリーハウス』という書名が読めました、読んだことのない作家、名前は知ってますが。この人、なかなかの読書家だと思いつつ私はスマホで地図情報を見ながら車窓の変化に、森など緑が目に入る動きを見ていました。

   牛久に着く、ドアの前に立つ、私の名前が呼ばれる、駅で待ち合わせの予定の友人でした、はじめての駅ですからここで会えて良かった、と。

   友人と二人で駅前の食堂で昼飯、そのあと歩きながらの話、彼が車内で本を読んでいたと、何気なく言います。

え!私の隣にいた爺さん風!

私は横顔しか見ていなかったが、まるで気付かなかった。

(続き、になります)

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旧交を温める。

2016-10-17 18:21:45 | どこまで続くかこのブログ

   これは一昨年の「今夜」ですが、今年の昨夜も真鶴でした。毎年この時期に一泊で集まります。ここ十年くらいは同じ時期同じ場所でやってきました。一度二度来れなかったことがあったと思いますが、ほぼ顔を出してきたでしょう。

   そして毎回真鶴駅から歩いて40分ほど登ってきました、今年もその積もりでしたが駅で仲間に会い、タクシーに同乗したのです。本当は駅を出た時、歩けるかな? という気がしてトイレに向かいながら迷いが出ていました、左の膝の痛みが気になっていたのです。

  タクシーのおかげでそのことを気にせず会場にきてしまいましたが、集まりで各自の近況報告ではそのことに触れました。毎年同じ時期に同じような行動を重ねていると、体の様子の変化がよく分かると。気にせず歩いてきたことが気になり出す、そして歩く速度が遅くなり次は歩かずに行こう、ということになる、ことの当然の成り行きだが……、と。ならば、そのことを前提に各自は今のうちに何をやっておかねば……などとお節介じみたことを言いはじめ場がしらけ出し、食事にしようということになりました。

   飲むほどに酔うほどに、温まりは深くなりまさに「温故知新」で、相手の生活や経験、大きく言えば世界観などなどがいっそう深く知ることができます。そんな苦労をしてきたのかとか、現在の生活が国民年金の月4万での暮らしとか、一見しては想像できなかったことを知り、相手の言動を生活のなかに置いて見られるようになります。ご婦人とはフェイスブックでの友達づくりもでき、一泊という時間の余裕で「知新」の部分も広がります。

   さて、明日は40数年ぶりの友人と「旧交を温める」ことになります。 乗ったことのない常磐線、行ったことのない牛久へ、先日40数年ぶりに会った友と連れだっての一日になるでしょう。

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新潟県知事選、米山さん当選!

2016-10-16 22:48:25 | せいじの政治カフェ

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明日の新潟県知事選投票日を前に……。

2016-10-15 23:58:12 | せいじの政治カフェ

ユーチューブにこの映像は入って来ました、明日は注目の新潟県知事選投票日です。

https://youtu.be/t7ikkzNG1aI

私もこれから見ます、ご覧下さい。

見終わりました、夏の参議院選後の政治の変化を見ました。

知事選の選対本部長で街頭演説会の司会をつとめているのは、

森さんです。

これに関連して今日の「しんぶん赤旗」の「潮流」です。

 あのとき、開票率は99%でした。先の参院選で大接戦の新潟選挙区を制した野党統一候補の森裕子さん。当確後に発した第一声は「民主主義は生きてました」

▼相手は自民現職で安倍政権の最重点区。首相みずから3度も新潟入り。菅官房長官にいたっては日本人を含むダッカ人質事件の最中に応援に駆け付け、批判を浴びました。最終的に2千票余りの勝利。森さんは野党と市民の大同団結が大きな力を発揮したと

▼あす投票の新潟県知事選もたたかいの構図は同じです。安倍自公、財界丸抱えの候補と県民共同の米山隆一候補との大激戦。相手陣営は「県庁に赤旗」といった使い古しの反共攻撃で分断を狙いますが、そこは試され済み。共同の反撃で逆に追いつめたい

▼最大の争点は柏崎刈羽原発の再稼働。福島の例を引かずとも、ここは中越沖地震の際に甚大な被害を受け、恐ろしい状況に。しかも世界一の出力で原発が集中しています

▼直近の地元紙の世論調査では再稼働に反対が6割超と、賛成の24%を大きく上回っています。国や東電への不信、生活の不安が高まるなか、市民団体が両候補に原発にかかわる公開質問状を送りました。一つ一つに説明までつけて答えた米山候補に対し、相手は木で鼻をくくったような回答でした

▼230万県民が新知事に望む対策は医療や介護、景気や子育て、TPPと多様です。それはアベ政治への不満の表れでもあるでしょう。野党と市民の共同で新しい民主主義が生まれた新潟。その力をふたたび。

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男86歳一人暮し、衣食住。

2016-10-15 21:28:57 | 葉山そして人

   妻の従姉妹の夫ということですから伯父叔父さんではありませんし、といって隣のおじさんとも違うので、小父さんと言ってきたのです。一昨年の今日がその奥さんの亡くなられた日、命日です。三回忌法要はお寺があり息子さん夫婦の住む地で済ませて来られました。

   今夜は小父さんから声がかかり私たち夫婦が呼ばれたかたちで夕食を頂いてきました、その前の写真がこれです。

   緑色服はkaeru夫人です、小父さんを手伝いながらの背中です。小父さんの背中はご覧の通りなのですが日常自分で衣食住はこなしています。私たちが夕方行くと雨戸の閉めるのを手伝うのですが、今日は遅く行ったので二階は閉めてありました。

   ポストに新聞とか郵便物が溜まっていないか、雨戸の開閉がされているか、ゴミの処理がされているかなどが高齢者の一人暮しの状況の判断点のようですが小父さんの場合パーフェクトです。

   1日1食の配食サービスを受け介護保険での家事支援を受けつつではあっても自立した生活の毎日です。ここへ来ると我が身の足りなさを感じさせられます。

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「ミラボー橋」 目で見るリズム

2016-10-14 22:44:12 | 詩的なつぶやき

図書館でこの二冊を借りてきました。

受付で同じ本ですが? と言われました。良いのです、と答えましたが、違うのです。

最初、岩波文庫(左)で開いたとき「この詩は知っている」と思い、講談社文芸文庫版が隣にあったので開いたら、……違うでしょう。

こちらは岩波文庫版でのつぎの頁で、下が講談社版です。

このゆがんだ写真版では気分がでない、かもしれませんが……口にしてみると

違いが分かる、言葉のリズムは目でも見えると思います。

目は耳ほどにものを聴く……、

耳の聴こえなくなったkaeruの目の進化でしょうか。

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川柳の道も一句から。

2016-10-13 21:33:41 | 「てんがらもんラジオ」

今日の「てんがらもんラジオ」は石神紅雀さんの川柳教室です。

番組は、http://www.ustream.tv/recorded/92189778  で。

今日の「てんがらもんラジオ」は当方の都合で部分的にしか視聴出来ませんでしたので、内容はchidoriさんのブログ(chidori20161013)でご覧下さい。

ここでは柳誌「つばさ100号特集 石神紅雀編」にします。

垣間見た画像に「つばさ100号」が写っていました。

本体はこれです、

ここには、石神師匠(川柳の先生を師匠というのか? ですが)の「巻頭言」が、

 

そして、

 

 もう一頁を、

 

「てんがらもんラジオ」の川柳教室は小学校一年生の教室のようなもので、大学卒業などまでの千里の道の一歩を歩き出した子供・孫の様に最初の一句から始りました。kaeruも井の中から川柳という川の水に前脚をつけています、後脚で飛躍できるよう奮闘努力をしてみましょう。

この新聞記事については、http://synjyoko.exblog.jp  で。

 

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