外出先から戻ったらkaeru夫人がわざわざ玄関まで出てきて「また地震があった」と。なんだか「ご注進ご注進!」という感じで。どこで? 鳥取県、すぐ頭をうかんだのは原発、鳥取県には原発は? 出てきません、無いのか有るのか、多分無いだろうとは思いましたが、これです。
「もんじゅ」は島根県ですから鳥取県県内には原発はありませんでしたが、
豆カエルがいる辺りが震度6弱だった倉吉市になります。
さてこの辺の活断層は、
全国的な分布図ではまるで無活断層地帯ですが、そこでも震度6台の地震です。
詳しく見ると、
ここでも豆カエルが倉吉市の所にいますが、確かにこの周辺に大きな活断層はありません。しかし1943年9月マグニチュード(M)6.2、1983年10月M6.2が起きています、今回は6.6でした。なお1943年9月10日「鳥取地震」として記録に残る死者1000名を越す大地震がありました、Mは7.2でした。
新潟県知事選の最大の争点が原発問題でした、私たちの日常のなかに「地震!」といえば条件反射的に「原発は?」となるようになっています。
先日「てんがらもんラジオ」のゲストの方について地元の薩摩川内市の広報誌をみる機会がありました。
同じ広報誌に、「原子力発電施設立地地域共生交付金」についての記事がありました。
年間25億円が国から交付されたと記されています。薩摩川内市は人口10万弱です、10万人として一人当たり25,000円になります。
柏崎刈羽原発のある新潟県知事選に先だって川内原発のある鹿児島知事選では脱原発の立場の知事を県民は選出しました、熊本地震の影響があった事と思います。
お金の有難さを味わうためにも生き続けられる世の中であらねばと思います。あの「3・11」の深夜「助けてー、助けて」という声が耳に残っているという話を聞きました。どれ程のお金を持っていた人でも助からなかったと思うのです。お金で人の命を助けることが出来る社会であることが第一でしょう。