迂闊にも気付かなかったのだが、展覧会公式サイトの「Recent news」に「ファン・エイク展」出展作品への言及があった。(貴重な情報に感謝!!>山科さん)
https://www.mskgent.be/en/news/van-eyck-exhibition-2020-officially-biggest-ever
サイトによると、現在のところ、下記の9作品が決定しているようだ。
・Jan and Hubert van Eyck,《 The Adoration of the Mystic Lamb 》, (1432年) (exterior panels)
St Bavo's Cathedral, Ghent
・Jan van Eyck, 《The Madonna by the Fountain》, (1439年) Royal Museum of Fine Arts, Antwerp en
・Jan van Eyck, 《Portrait of Baudouin de Lannoy》,(1435年頃) Gemäldegalerie der Staatliche Museen zu Berlin – Preussischer Kulturbesitz, Berlin
・Jan van Eyck, 《The Annunciation diptych》, (1433 – 1435年頃) Museo Nacional Thyssen-Bornemisza, Madrid
・Jan van Eyck, 《Portrait of a Man with Blue Chaperon》, (1428−1430年頃) Muzeul National Brukenthal, Sibiu (Romania)
・Jan van Eyck, 《Saint Barbara of Nicomedia》, (1437年) Royal Museum of Fine Arts, Antwerp
・Jan van Eyck and studio,《 Madonna by the Fountain》,(1440年) Private collection
・Jan van Eyck, 《The Annunciation》, (1434-1436年頃) Andrew W. Mellon Collection, National Gallery of Art, Washington DC
・Hand G (Jan van Eyck), 《The Turin-Milan Book of Hours》, (1420-1440年頃) Palazzo Madama, Turin
「MSKはまだすべてのカードを見せたくありません。 秋には、博物館は展示会で展示されるすべてのファン・エイクの最終リストを発表します。」(公式サイト)とのことなので、更なる出展作品の追加が見込まれそうだ。
私的には未見のアントウェルペン作品や、個人蔵のヤン&工房作品、トリノ市立美術館の『トリノ=ミラノ時禱書』画家G頁(トリノでは別の頁だった!)にも注目したい。
とりあえず、美術館サイトをこまめにチェックするしかなさそうです(溜息)。
来年はアントワープ王立美術館正式開館は無理??
私的には、ファン・エイクを含めたブルゴーニュ公国時代のフランドル美術が楽しめる展覧会、と自分を納得させています(汗)。
で、ブルージュは近い故に、展覧会客を回遊に呼び込もうという魂胆かもしれませんね(邪推)。
アントワープが本当に開館するならば、修復されたメムリンク作品も展示されるような気がするのですが...やはり予定は未定でしょうか??(^^;;
家庭の事情もあり、アントワープ王立開館でのメムリンク観賞には、なんとしてでもいく予定(URLは修復の公式動画)ですが。。
プラドやウィーンは美術館規模も大きいし、何より所蔵作品が多いというのが強みでしたが、ベルギーも国を挙げて展覧会を応援して欲しいと思ってしまいました(;'∀')
まぁ、とにもかくにも、航空券は手配しないと、ですね(^^ゞ
ボッシュ展やブリューゲル展に比べるとなんだか地味な感じだし、早々とチケット売り出すならもっとうまく宣伝すればいいのに、と思うけど、これがベルギー流なんでしょうかね。
でも大きな美術館の作品はそれぞれで見ているし、マイナーな所からの出品がありがたいですよね。
やっぱり航空券、手配しないと。