前回の話の続きだ。我々は三浦半島の南端、城ヶ島を出てオシャレな葉山へと移動する。
下の地図をご覧ください。
① 城ヶ島や三崎港があるのが、南端の三浦市
② 三浦半島を北上すると、次は横須賀市
③ その次が三浦半島西側では葉山町
④ その次が逗子市
⑤ その次が鎌倉市で、我が家は赤い★印のところだ。
本日の話題は葉山だ。
ビーチ・ボーイズでKokomo ♪
ここはまだ横須賀市秋谷だ。
葉山の一般ウケするイメージを利用して、このあたりは「葉山」とか「南葉山」を名乗る施設がやたら多い。
でも葉山町じゃない。。。本来の住所区分(横須賀市秋谷)を誇らしく名乗ればいいのになぁ。横須賀も秋谷もいい名前じゃないですか。どっちかというと、字的にはむしろ「葉山」の方が平凡だよ。だって、葉と山だよ(笑)。
めちゃくちゃオシャレなホテルの葉山ホテル音羽の森。
でもここも住所は葉山じゃない(^^;; 横須賀市だ。
奥軽井沢(長野県軽井沢町ではなく、そこに隣接した群馬県の一地区)みたいなものか。あるいは千葉県なのに東京ディズニー・ランド。
下の画像に見える岬が長者ヶ崎だ。その先が本当の(「本当の」というのも変だが)葉山町。
これも葉山ホテル音羽の森だ。
やがて葉山町に入ると、左右にやたらデカい住宅や別荘が続く(↓)。
こちらは葉山の中心部。
やがて到着する。
ここが葉山マリーナだよ。
そこにプリンの名店マーロウ葉山マリーナ店がある。
葉山の海のイメージとはちょっと違うが、コートを着て帽子をかぶったハンフリー・ボガードがなぜかそのキャラクターだ。
なぜハンフリー・ボガードか? 私は理由は知らない。
近年マーロウは大躍進を続け、店舗が増えた。カフェもたくさん出来た。才覚ある経営者さんらしい。
プリン各種はこちらにあるよ。
ワインまで売っている。
カフェ・レストランへは、ドガティ君は正面からは入れない。
だからうれしそうな顔をして、外で待っている。
ところが、テラス席ならドガティ君でも脇から入れるのだよ~。
お犬様ファーストな我が家では、いちいちドガティ様に配慮したプランニングが必要となる。
この脇からテラス席へ行ける。
ここのゲートを開けよう。でも勝手に入ってはいけないよ。
① お店入口でニンゲンが入店手続きをする
② 店外でニンゲンと犬は一緒に待つ
③ やがて「おちゃさん、どうぞ~」と呼ばれる
④ ニンゲンとイヌがこのドア経由デッキへ移動
そういう手順になる。
マーロウ葉山マリーナ店だぞ。ドガティ君もオッケー。
「ボクも入れた💛」
良かったね。
テラス席はマリーナや西側の海全体が見渡せていいよ。
いいなあ。ヨットやクルーザーが欲しいな。
船の種類にもよるが、高額なのになると競馬の馬主になるような、ハイ・ソサイエティ的趣味だね。
すごく小さなヨットなら持てるんじゃないかな?
でもこういう大きさのがいいな。
ところがそれを維持すること、つまりマリーナを借りることや、船の維持にかかるコストが半端じゃないからね。葉山マリーナなんて高いからなあ。
やはり私は、ワンコと散歩することを趣味にしよう(笑)。
すごい設備だねぇ。。。と周りをキョロキョロ。
まずはお冷。こちらもマーロウだ。
ドガティ君は「ヨットに乗りたいなぁ・・・」と黄昏れているのかもしれない。
クルマで城ヶ島公園に連れていってもらえたら、十分でしょうが。
江ノ島が見えている。
この日は終日海が凪ぎ状態だった。
沖合でサップする人達が多数。
向うにはうっすらと伊豆半島。
「おかーさん、足元で伏せし続けるボクはお利口ですから、何かください」
あ、一艘がマリーナに帰港して来た。
下の画像の中央に富士山がうっすらと見える。わかりますか?
妻が注文したチキンのカレーが到着。
インスタグラマーはスマホでそれを撮影している。
私は地魚のカレー。
本日の魚はイナダだ。
イナダをカレーに使うとは、マーロウも渋いねえ。
塩味でカリッと焼いてあったよ。
また一艘、帰港した。
水だしアイスティに、プリン。
私のは今やマーロウで一番人気の北海道フレッシュクリームプリン。
まあ、みなさん、マーロンのプリンは有名だしおいしいし、その種類たるやすごい数があるけれどね、一度この北海道フレッシュクリームプリンを食べてみてください。こんな旨いものがあるんか??!!っちゅうくらいのものでっせ。
妻はマーロウの定番中の定番でカスタード。
クラシックで手堅い妻。
しかし!私はやはり北海道フレッシュクリームプリン!!←もうええっちゅうねん。
お皿にも「マーロウ」と書いてある。
マーロウのプリンというと、ビーカーに入ったものを想像するでしょ。
でもお店で食べると、あのビーカーには入って来ないのですよ。
ごちそうさま。
葉山マリーナ内にて。
クルージングって楽しそうだねえ。
自分でクルーザーを持てばもっと楽しそうだねえ←無理だっちゅうに。
海っぽいブランド、HH(ヘリー・ハンセン)のショップがありますよ。
隣では、葉山マリーナ・オリジナルのパーカーその他も常時売られている。
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パンパカパァ~ン♪
ここからしばらくはドガティ君のお勉強時間だ。
「おかーさんがおとーさんにボクの写真撮影を命じました」
「さらにおかーさんはボクにこの窓からおとーさんの方を覗けと命じました」
「これでいいのでしょうか?(ちょっと自信なさげ)」
「と思ったら、それじゃダメだそうで、もっと首を出せ!とおかーさんは言います」
「そんなの嫌です、怖いです」
「勇気をだして首を出してみました」
「そしたら、そんな出し方じゃダメだ!と言われました」
「出し過ぎみたいです」
「前脚まで出してしまったら、それも違うと言われました」
「どうしたらいいのかわかりません」
「もうボクは嫌です」
極めて温厚なワンコ、ドガティ君もキレてしまって終了(笑)。
ではまた今度がんばりましょうね ←また次があるんかい?
あれこれ機嫌をとって気分を直してもらって、笑ったままケージに格納。
葉山北部の長柄交差点から東へ。逗葉新道へ向かう道だ。
この先にげんべい長柄店がある。
ご存じない方にご説明すると、げんべいというのはですね、葉山町の古い雑貨店である。
〇の中に「げ」と書いたビーサンが有名だ。
他にもTシャツ、トレーナー、パーカー、ワンコ用シャツなどがあるよ。
そこでお買い物。げんべいは現金のみ。クレカは使えないから気を付けてね。
さあ、帰ろう、七里ヶ浜へ。
逗子湾を通る。
逗子市の海岸線の北端が近い。
トンネルを抜ける。
すると鎌倉市(左の丸く囲んだところ)だ。
向うに見えるのは、材木座海岸と由比ヶ浜。
長い旅だったな。日帰りだけど(笑)。
でもまだ我が家はかなり先だ。
右から(手前から)稲村ケ崎、江ノ島、伊豆半島。
我が家は稲村ヶ崎と江の島の間にある。
この日は伊豆半島を何度も見ることになったね。城ヶ島では房総半島や鋸山まで見てしまった。伊豆半島、三浦半島、房総半島、街道をゆく、鎌倉殿の13人。
帰宅した。
ドガティ君はげんべいのシャツを着てご機嫌。
妻はげんべいのビーサンを買った。
私はパーカー。光量が足りなくて、色が正確に出ないな。
げんべいのパーカーは、私はこれで3つ目だ。前の2つは10年以上前に買ったものだが、今も使っている。安価だし頑丈で、いいのよ。
以上、二回連続で三浦半島記でした。
観光客のみなさん、鎌倉の小町通りでおみやげ買うのも楽しいけれど、神奈川県には他にいっぱい楽しいところがありますよ。広い三浦半島のあちこちをお訪ねください。