奥様がクルマでお出かけになる前にクルマの内側を掃除する。

この翌日は車検に出す日だったのだ。
内側があまりに汚い。車検・整備の専門家に「このオーナーはクルマを大事にしていないな」と思われてはとても癪なので、しっかりクルマを綺麗にして、先方に持ち込みたい。
持ち込みは翌日午後になるので、それまでに雨風で汚れたら困るから、この日は車内だけを掃除した。
外側の洗車は翌日の持ち込み当日朝にして、ピカピカな状態でディーラーさんへ運転して行く予定だ。

細かいところはゴミだらけだ。
特に八ヶ岳で車内に持ち込んだカラマツの葉がすごい。それに泥も。一度八ヶ岳へ行くと、すごい量のごみが車内に持ち込まれる。
ドガティ君の白い細かい毛もついている。

運転席周りもきれいにしましょう。

ハンドルもよく拭いて。

このハンドルの革、とても良いです。ハンドルが手に吸い付くみたい。
足元がとにかくすごい。カラマツの落ち葉だらけ。

足元のゴム製マットを外し、その下にも落ちているカラマツの葉を取り除かないといけない。
ボンネットも開けて、間に詰まった枯れ葉を取る。

Volvo V60 Cross Country。
八ヶ岳に通年で行くのに適したクルマ。
しかしよく走るわ。雪道の制動性も良いし、高速道もガンガン。

アルミホイールも洗わないといけないが、それは外側なので、翌日の朝にしましょう。

この日はクルマの内側だけを掃除するのだ。
ボルボはスウェーデン車と言われる。

ボンネットの裏にもMADE IN SWEDENと書いてある。
しかしボルボをジャガーやランドローバーとともに傘下のブランドのひとつにしていた米国のフォードがそれらを全部手放した時、ボルボの資本は中国に、ジャガーとランドローバーはインド資本になった。
そういう時代にはるか前から入っている。
会社の株主が誰であるかという問題とは別に、クルマなんて世界各国総動員で作られているようなものだ。ボルボの中にも、日本製の電子部品が大量に使われているはずだ。
このクルマのガラスだけを見てみましょう。
前面のガラスはポーランド製だ。

後部のガラスはハンガリー製である(内側から外を見ているので逆さまに写っているが)。

しかもですね、ここを見てほしいが、その上には「AGC」と書いてある。
これは我が国のAGC(旧旭硝子)のハンガリーの子会社である。
前後席の側面のガラスは中国製だ。

そして荷室の側面のガラスはポーランド製。

全部復習するとこんな具合だよ(↓)。

ガラスだけ見てもこんな調子。
合理的というか、とにかく最適な国で最適な製品をうまく安くつくらせて取引関係を国際的に維持し、長期の競争を勝ち抜く意欲を感じる。
これだけ複雑な輸入を繰り返し各国から部品調達して北欧で作ったクルマを北欧から世界へ輸出する。

トランプ君が盛んに関税をかけようとしているが、そういうことをこの世界各国が競争してやり始めたら、メーカー側は大変になる。全体的には世界の貿易が縮小しそう。
国際的なメーカーはみな必死だろうね。

V60 Cross Country。
B5とはガソリン・エンジンのハイブリッド車である。

AWDとは四駆のこと。
さて、掃除しましょう。ダイソンさんで、床をあちこちきれいに。

隙間にカラマツの葉だらけ。

充電式コードレスなダイソン。
でもこれをMAXにすると、途端に電池切れとなる。バカじゃないの?

なんのためのMAXなの?
それでも辛抱強くこれを使い、椅子の隙間、床の隙間、あちこちから八ヶ岳産カラマツの枯れ葉を吸い取る。

吸引力が衰えないことが誇りらしいダイソンだけど、強烈に吸引し続けるバッテリー力も欲しいね(笑)。
ここからはランチを作る話。
豚バラ、その他の材料はこちらのとおり。

油の中で豚バラを炒める。

調味料はこちらのとおり。

それら調味料を加えて煮る。

そこにキムチを入れた。

袋に入ったカット野菜を入れた。

豆付きもやしを入れた。

あとは煮るだけ。

そこに妻が外出から戻って来た。
足りなかったコチュジャンを妻が買ってきてくれたので、それを足す。

そろそろ完成かな。麺を湯切りしましょう。

盛り付けが完成だ。
あぁ、おいしい、韓国風ラーメン。

甘辛い感じ。
改めてクルマの外側もきれいにしないといけない。
それが終わったらクルマの点検整備に出かける予定。