Reflections

時のかけらたち

心に留めておくこと ・・・ remind

2017-10-13 23:11:29 | a day in the life
先ほど報道ステーションでカズオ・イシグロについて福岡伸一が
語っていたのを断片的に聞いた。
記憶を扱った問題提起。記憶を掘り起し、それに対してどう立ち向かうべきか
歴史修正主義がはびこる現代にノーベル賞を取る意味があった。
どうして村上春樹より先にとったかというと記憶を取り扱っているから。
福岡伸一は政治家にこそ読んでもらいたいと語っていた。

私もカズオ・イシグロは「日の名残り」が映画化されたことくらいしか
知らなかった。時々新聞に書いていたコラムは読んではいたけど。

今日は一日家にいることができたので、半日図案に取り組み、午後は衣類の
整理をして、大きな段ボールと中くらいの段ボールに着ない服を入れた。
私のクローゼットを娘に明け渡すことにしたので。私のは寝室の片面に作りつけの
ものだけに縮小することにした。

その布を手に取れば、新婚旅行の時に着て行ったコートや、ワンピース。
育児休業を取ってから復帰したときに着て行ったスーツ。人生の折り目の
いろいろな思いがよみがえってくる。そういうものって簡単に捨てられなくて。
でもやっぱり着るものだけを置いておけばすっきりする。
断捨離と言う言葉は好きじゃないけど。モノは思い出をはっきりと思い出させる
けれど、なくてもしっかりと覚えていなければいけない。

愛情の証としてもらったものも、物がなくてもその気持ちはしっかりと胸に
刻んで。祖父からもらったメイプルリーフのコインを手放した時に思った。
偶像崇拝じゃないけど・・物がなくても心の中に。

安藤忠雄の展覧会が新国立美術館で始まった。見に行きたいと思ってみていたら、
ディーンがなんとオープニングに駆けつけていたのね。今日日曜日の大阪のFMを
タイムフリーで聴いていて知った。そういえばインスタに光の教会の写真が載って
いたっけ。大阪つながりの人々。



安藤忠雄は癌で摘出手術をしたとのことで心配な状況です。


今日はもう早く寝ようと思ったけれど福岡さんの言葉を書き留めておきたかったので
かけらを繋ぎ合わせた。


写真は誕生日に戻って、朝ソファーにやって来たブルーを撮ろうと思ったら
あっちに行ってしまった。








鎌倉の景色や古民家ミュージアムの建物の写真や秋の軽井沢も続きを載せないといけないのだけど
なかなか進みません。




コメント
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