Reflections

時のかけらたち

「秀や」好みと築地のお土産 ・・・ Hideya taste & Tsukiji food

2017-10-26 23:59:49 | a day in the life
日曜日の築地散歩の帰りに寄ったのは、銀座三越のサロンドきもの。いつもKさんにいろいろと
特に小物について教えてもらったりしています。以前習っていたワンコイン着付け教室の近くだったので
帰りによくよって、話を聞いていました。そのころの私の相談相手はしぎやさん(店主と娘さん)、
池田の池田さん(重子さんの娘さん)と大泉学園、吉祥の田中さんが京王に出店している時に伺って
初めての着物着付について教えてもらっていました。池田には最近行っていないので、今回機会があって
嬉しいです。行くとすぐ欲しくなるので、なるべく近寄りません。
最近は貝紫の展覧会があった銀座とみひろに行くことも多いです。

貝紫に行った時に帰りに三越に寄りました。前回築地の時は娘がいっしょだったので長居出来ず
すぐ帰りました。イベントで田園調布の「秀や」と言う呉服屋さんの女将のトークショーが始まるところでした。
とても人が多く、人気らしかったですが、娘を待たせるわけにはいかないのでKさんと少しだけ料理教室の
ことを聞いてすぐ去りましたが、ドットの帯がかわいくて参考に写真を撮らせていただこうと思い
再び立ち寄りました。最終日の午後です。

Kさんが女将に聞いてくれて、写真OKとなりました。

2度目に行ったときは他に一人お客さんがいて、一緒に話を聞きました。
職人さんに色指定とかして、今までにない色を追及しているみたいです。新しさは感じます。
パステル調で色もきれいで女将にはとてもよく似合っていました。
キモノ雑誌にもよく乗っていてカリスマらしいです。私は美しいキモノとかそういう本は全く見ないので
どういう人がいるのか知りません。
呉服屋さんと言うのは今ではプロデュースをする人なのですね。しぎやさんを見てもそうですし、
とみひろも制作からしています。



秀やの女将さん。さばけた感じの人でした。




何とも素敵でこの帯の写真が撮りたくて来ました。三越の企画で見立ててセットにしたものを
販売していましたが、最後なのでばらして帯だけでも大丈夫と言うことになり、
心揺らぎました。







この帯はインドで刺繍してもらっているとか。京都に出すとあと10万円高くなるというお話でした。
アジアでも器用な人たちが多いですよね。刺繍ならではの風合いです。
私も小花の型押しの紬があるのでこういう帯を合わせるのかと勉強になります。


当日展示のものがブログにも載っていたので、そちらから女将の写真も含め載せさせていただきました。
















なかなか素敵ですが、田園調布のお店ではご縁がないという感じです。



* * *  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *

築地では売っているおじいさんたちとも会話も面白く、うに丼のお姉さんはきびきびとさばく江戸っ子風でした。
乾物屋さんに挟まれたお店で、青さ海苔の佃煮と、美味しそうな納豆(何しろ娘の大好物、納豆ソムリエになりたいとか)
珍しいごぼうと胡麻のドレッシング。鮭などの専門店で切り落としを買いましたが、会話成り立たず。いつまでもつの?と聞いたら
ずっともつよだって。もうとぼけたお爺さん。築地お面白さってこういう売り買いの言葉も面白いのよね。




大当たり。とてもおいしいです。




こちらも大豆の味がしておいしかったです。味は甘めでした。




これは普通のおいしさ。ドレッシングが欲しかったので買ってみました。





鮭はその日は焼いて食べましたが、切り落としだったので、形が悪いのは後日サツマイモと舞茸も一緒に炊き込みご飯にしました。
角煮用の三枚肉が安かったので久しぶりに作りました。塊肉でなかったので出来上がりずいぶん薄いです。
煮ているとお正月みたい。普段にはほとんど作らない料理です。

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このごろ そして Blue ・・・ these days and Blue

2017-10-26 23:53:56 | blue moon
娘が年末調整の資料を仕事で送ったと話していて、まだでしょうなんて答えたら
もうそんな季節が近づいていた。今私は部屋で半袖で仕事しているし・・
もう季節感がなくなって・・ 外を歩けば、年賀状の発売のPR・・もうウソでしょう?って言う感じです。

昨日は妹が主人のお墓参りに来るというので案内をする予定でしたが
去年からもう1年くらい具合が悪い柴犬のタロウが安らかな死を迎えたとの連絡があり
キャンセルとなりました。
看病がずっと大変で、夏も軽井沢にも行けずに過ごしていました。
人間と同じで見ているのがつらかったと話していました。うさぎと先代のタロウとすでに見送っています。

ブルーも昼間はじっとしているようで、心配な感じもありますが、なんとか食べて元気にしているようです。
前のような若さはないみたいだけど。いつかは迎えなければならないペットの死。完全に家族の一員ですから。
毎日元気でいてねと話しかけています。


最近のブルー

テーブルの下作戦です。かまうと逃げています。
















最近はSの机の下が大好きです。潜んでいます。








今日は久々のいい天気。昨日は疲れていたので、妹が行かなくなったお墓参りを私もやめて
家の中で1か月分の家計簿と献立をレシートでがかりにつけていました。
それで今日はコンサートの前に紺屋めぐりに行ってから紀尾井ホールまで行きました。
あるばとろすさんたちが富田染工芸にいらっしゃるということで、確か以前に行きたかったと思っていたところ
だったので、散歩がてら地図片手に家から歩いて行きました。知らない道を歩くのはおもしろいです。
型染めと言っても二葉苑とは全く違って面白かったです。今度写真とともに載せますね。
紺屋めぐりイベントもあっという間に終わってしまいます。

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ルイサダと堀米ゆず子 デュオ・リサイタル ・・・ Yuzuko Horigome & Jean-Marc Luisada Duo Recital

2017-10-26 23:42:52 | music

堀米ゆず子& ジャン=マルク・ルイサダ デュオ・リサイタル





2017年10月26日(木) 開演:19時 紀尾井ホール

出演者 堀米ゆず子(Vn),ジャン=マルク・ルイサダ(Pf)

曲目 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番
   シューベルト:ソナチネ第2番
   シューマン/クライスラー:ロマンス
   ラヴェル:ハバネラ形式の小品
   フランク:ヴァイオリン・ソナタ

 アンコール
   パラディス: シチリアーノ
   ベートーヴェン: ヴァイオリンソナタ 第5番 「春」


まるで家に招かれて、演奏を聴いているようなアットホームなコンサート。
二人の息がぴったり合って、音の会話を聞いているようでした。
音が本当にきれい。伴奏だけど伴奏ではないようなルイサダ。時に寄り添い、
時にリードしてしまうような・・
アンコールもぐいぐい引っ張って行って、スプリングソナタは最初第1楽章だけだったのに
全部演奏してしまいました。
堀米ゆず子は一度聞いてみたかったヴァイオリニスト。とてものびやかで温かい音色でした。
弦楽器もいいですよね。
この息の合い具合は事前のインタヴューで納得。30年来の友人ですって。



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11年ぶり待望の日本公演が実現
円熟の今、ふたりが魅せる、薫りと彩りの音世界

ルイサダとの音楽
フランスのピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダとは30年来の友達です。
彼の醸し出す音楽世界、また音色の変化、表情の多様さは、私を自由にしてくれます。
今時珍しいほどの古典主義を見せるかと思えば、
ヴァイオリンの小品などではびっくりするほどお洒落な伴奏をしてくれます。
ルイサダとの日本ツアーを、今から楽しみにしています。
  -2017年4月 ブリュッセルにて 堀米ゆず子
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