いつの間にかバイカオウレンの時期も過ぎてしまいました。
コロナ騒ぎに気を取られて外出もできるだけしないようにしていたら、タイミングを逃してしまったようです。
バイカオウレンを見れるところがやっと見つかって昨年調布の野草園にギリギリで見に行きました。
セリバオウレンが見たくなって、昨日赤塚植物園まで行ってみたけれど、セリバオウレンはすべて終わっていました。
そしてできるだけ早く行かないと見れないと思い、今日東京都薬用植物園に電話して、まだ少し咲いていることを
確認してから出かけました。 2日続けてのフィールドワークです。
去年と同じようにオウバイが入口で出迎えてくれました。
そしてシジュウカラがいつもと違った鳴き声で飛んできました。シジュウカラ語で何と言っているのでしょう?
セリバオウレンは花が残っているのが一カ所だけありました。何かもう枯れていて寂しい感じでした。
もうみんな種になっています。
紫色のめずらしい花がありました。チオノドクサ ルシリエ 小アジア原産となっていました。小アジアは
その昔トルコあたりを指していたらしい。
オキナグサはこれから咲きそうですね。
ヒマラヤユキノシタ
シュンラン
ヨーロッパのカタクリ
こちらはニリンソウはやっと一輪咲いていましたが、赤塚植物園では群生して咲いていました。
ロックガーデンではまだキクバオウレンがもう最後でしたが、いくつか咲いていました。
葉っぱがもう茶色くなってきてしまっているので、寂しい感じです。
セントウソウ
ヒトリシズカ
トキワイカリソウ
キバナセツブンソウ
アネモネ プランタ
アーモンドの花
ピエール・ボナールの遺作は「花咲くアーモンドの木」だったことを思い出しました。
最後に温室を見て、またシジュウカラに会って帰りました。
この植物園には薬用のものしかないようですが、毒にも薬にもなる花がたくさんあることを
知りました。水仙にも毒があったのですね。クリスマスローズにも他いろいろな花があり
この自然の不思議に驚きます。
どうしてもバイカオウレンが見たくて、ブログでいろいろ探していたら、東京薬科大学の中で
見ることができることを知りました。来年はタイムリーに行ってみたいものです。大学のHPを見たら、
何と3月からコロナウィルスの関連で植物園が公開中止になっていました。
March 17 2020
Jardín Metropolitano de Tokio de Plantas Medicinales (英語でなくフランス語表記になっていました)
赤塚植物園の野草たちはこれから整理して載せる予定です。とてもたくさんの種類の花がいっせいに
咲いていました。