Reflections

時のかけらたち

懐かしのヒットパレード ・・・ remembering teen age

2020-03-28 23:53:40 | music


Theme from Mahogany (Do You Know Where You're Going To)が流れたレトロな珈琲店で
いっきにあの時代が流れました。この曲が過去から掘り出されていく過程に、いろいろな曲を思い出しました。

団塊世代の私たちの子どもの頃はアメリカのTV番組やラジオから流れるポップスが、古き良きアメリカが
あふれていました。

最近たまたまやっていたアラバマ物語を見ながら仕事をしていた時にアメリカと言う国が持つ特殊性や複雑さを
感じ、Easy Rider や、ジャニス・ジョプリンの伝記映画で見たように決して自由の国ではなかったアメリカ。
離れた日本の方がすっと受け入れやすかった音楽。アメリカの多様性、保守的な面、チェット・ベイカーの映画を見ても
感じることができました。映画って何か空気が伝わるところがすごい。

そのもっともロマンティックなアメリカ映画時代の曲たちが小学校から中学にかけての私の勉強のお供でした。
それは学生時代もっと大きくなってからもクラスでもオールナイトニッポンを聞きながら勉強したとか・・勉強したのか
ラジオを聞いていたのかわからなかった時代。

その古き良きアメリカのティーンの曲たちを思い出していました。
思い出したダイアナ・ロスより少し前、当時大学生だった叔父が持っていたドーナッツ版のレコードで
デビー・レイノルズの”Tammy" が大好きでした。



小学生のころ見ていた「うちのママは世界一」のシェリー・フェブレーの”Johnny Angel"



コニー・フランシスも歌が上手でしたよね。「ボーイ・ハント」はすごいタイトルでしたが、何か遠い
憧れのような曲でした。





ジョニー・ソマーズ の One Boy が大好きだったけれど、今聴いても歌が上手ですね。その後ジャズ・シンガーになったとか。



「悲しき雨音」や「パフ」はレコードを買って聞いていました。最初に買ったLPはパット・ブーンでしたが。
エルヴィスより好きでしたが、プレスリーのすごさを知ったのははカムバックしたからだったように
思います。アメリカ西海岸の陽気な音楽から、イギリスのどことなく憂いを含んだビートルズやストーンズ
そしてプログレッシブ・ロックへと流れて行きましたが、サイモンとガーファンクルやビリー・ジョエル
ジャニス・イアンやジャニス・ジョプリン、ドアーズなどもよく聞いていました。そしてスコット・ウォーカーへと。
ライチャス・ブラザースのアンチェインド・メロディーやエブ・タイト(引き潮)も名曲でしたね。アッカー・ビルクの
クラリネットの「白い渚のブルース」もしみじみとしたいい音色でした。
大学生になったら、シャンソンを聞きはじめました。中学になり英語がわかるようになった時にポップス聞きはじめた
ように言葉の魅力もあったかも。バルバラとフランソワーズ・アルディが大好きでした。
クィーンだけはリアルタイムでファンでなかったのが残念。



中学の時の友達と会って、あの頃はみんなトロイ・ドナヒューに夢中だったねと言う話になったことがありました。
映画音楽として好きだった「避暑地の出来事」。パーシー・フェイスかと思ったらヘンリー・マンシーニだったのね。
レコードは持っていました。
あの頃は渋谷の東急名画座に友達とよく映画を見に行って、この映画も確かそこで見ました。
「恋愛専科」だけは母に頼んで銀座の映画館まで連れて行ってもらいました。
同じ中学生の頃、ジェームス・ディーンにも魅かれて「エデンの東」を有楽町のみゆき座までクラスメートと
見に行ったこともあります。中学生にとっては難しい映画だったかも。あと何と言っても「ウエスト・サイド・ストーリー」。
映画の話になると止まらなくなりますが、小学生の時に見たフェリーニの「道」やフランス映画の「赤い風船」
ギターの名曲「禁じられた遊び」やマルセリーノの歌の「けがれ無き悪戯」など思い出します。

A Summer Place / 避暑地の出来事







オールディーズ・懐かしのアメリカンポップス30曲勝手にヒットパレード
と言うブログに懐かしいポップスがいっぱい載っています。ちょっと時間がある時に時間を掘り下げてみるのも
気分転換になっていいかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする