Reflections

時のかけらたち

楽しみにしていた高尾山花巡り  ・・・ Mt.Takao hiking I'd waited for

2020-08-01 23:53:45 | a day in the life


もう8月になってしまいました。
昨日はやっと雨も上がったので、高尾山蛇滝までたくさんのイワタバコを見に行きました。
もうそろそろ終わりではないかと思いハイキングをしてきましたが、それより1週間前の
高尾山の一日の流れをiPhoneの写真で載せることにします。


7月24日

東京にこんなに豊かな自然があることを知りませんでした。
子どもの頃から遠足などで行っていた東京から近い山。御岳山や秩父の山、陣馬山
景信山など学校の遠足や、職場の人で行ったことがありましたが、高尾山の植物の豊かさは
全く認識していませんでした。登るだけでやっとだったからかしら・・・
もう人生の終わりになって、子どもの頃に登った山の素晴らしさを知ることができて嬉しいです。

高尾山に登るのはこれもまた60年くらいぶりになりますね。
3年前に高尾山の豊かな自然を見たいと裏高尾にハイキングに行ってから毎月くらいに行きたいと
思ってはいたのですが、行きそびれていました。

花巡りの会では調布起点で待ち合わせをして、出発します。前日23日が雨だったので、延期となり、
翌日駅に集まりました。先生が見えなかったのですが、ご高齢だし体調がお悪いのかわからない
ので、取りあえず高尾山口駅まで行って待つことにしました。ここで遅れてきた参加者を加えて
7名集まりました。先生はまだお見えにならず、集まったみんなで相談して、高尾に登るか
裏高尾を歩くかという話になりましたが、予定通りのコースに行くことにして、ケーブルカー駅
まで少し歩きました。
93歳の先生は昨年までは歩いて登っていたのですが、今年は行けるとしてもケーブルカーを使って
そこから頂上を目指す計画に変更されていました。

高尾山ロープウェイに乗るのは初めて、カワイイ電車でワクワクしますね。最大斜度31度で
日本一です。思ったより急でした。



高尾山口の駅を降りてケーブルカーの駅まで歩きます。



ケーブルカーの駅の近くに薬王院の案内が。この山全部が薬王院のような感じで、ここから参道が始まります。















高尾山駅ではヤマユリが迎えてくれます。



ここが有名なビアマウントですね。いつかビールを飲んでみたい。



雨上がりの午前は霧がかかったようで何も見えません。



1号路を通って山頂に向かいます。






ケーブルカーで追いついた先生。お若い恰好で驚き。
でも最近脈拍がすごく不規則で心配されていました。時々とても息苦しそうなので心配になります。
それでもいろいろ行く先々で植物のことを教えていただきました。
頂上の入口でお弁当を食べてからはお元気になられたので安心しましたが、帰りも最初は1号路で
歩いて帰る予定でしたが、帰りもケーブルに乗られるとのことで、私も下りもたくさんの花に寄り道して
時間もずいぶん経ったのでケーブルで降りました。1号路を歩いて帰った人と半々くらいでした。






浄心門
























薬王院

 




オオバジャノヒゲ



ハクウンラン



ヒメガンクビソウ




登山道が交差します。


頂上近くのベンチでお弁当です。定番のおにぎりと筑前煮、卵焼きに鶏のから揚げ。
初めて知りあった同じ区にお住いの植物の研究歴の長い方とご一緒しました。
牧野同好会で長い間携わってこられた方で皆さん本当に詳しい方たちばかりでした。




階段を数段登って頂上に行きましたが、あいにくの展望でした。
























レンゲショウマが一輪だけ咲いていました。



トチバニンジン



歩いていると桂の木の葉が散っていましたが、おしょう油のような匂いがします。








帰りの電車では先生から多摩の話や戦争中のお話をまた伺いました。前回は学生生活を止めて、特殊鋼の
工場で出荷の仕事をしていたことをお聞きしましたが、今回は調布の飛行場工事をさせられたということを知りました。
今はコロナ下で十分な授業が受けられない状況だけれど、戦争中、2年間教育がストップしたとお聞きしました。
末期には朝鮮人の労働者たちが防空壕を作らされていたということでした。日本人と一緒に働くことは
なかったそうです。いわゆる徴用工という方たちのことでしょうか・・畑仕事をしていた人とかをいきなり日本に
連れてこられたということです。末期には線路を壊して武器を作ろうとしていたそうです。
そんな時代が生まれる少し前にあったということが信じられません。遠い昔のことではないのです。


高尾山で出会った植物とメモ

オオバギボウシ
アカショウマ
カヤの実
オトコエシ
オニドコロ
ヒヨドリバナ
目薬の木
ヒメヤブラン
ツチアケビの実(ウィンナー)
ノブキ(白い花)
ジャノヒゲ
ナガバジャノヒゲ
オオバジャノヒゲ
ダイコンソウ 葉が大根の葉に似ている
キンミズヒキ
オニシバリ(ナツボウズ) 鬼でも縛れるほど皮が強い 神代植物公園で真っ赤な実を見たことがありました。
ヤマホトトギス(白)
クマザザ 裏に毛なし
オクモミジハグマ (関東~東北) モミジハグマ(関西)
ガンクビソウ 和名の由来は花がキセルの雁首に似ていることから
ヒメガンクビソウ
キバナガンクビソウ
シモバシラ
カンアオイ
ハエドクソウ
スギゴケ
ミヤマシキミ 悪しき実 毒
タケニグサ
ヤブレガサ
ウリカエデ
ウリハダ
セッコク
ヒサカキ、 サカキ
モミジガサ
ムラサキニガナ
ツタウルシ
マサキの花
ヤマトウバナ
ヤブカンゾウ
ヤブコウジ
ハクウンラン
ネコシデ
オカトラノオ
センボンヤリ
キクバドコロ
イヌブナ
クロモジ
ナガバノコウヤボウキ
ヤマムグラ
ヤブムグラ
トチバニンジン
ベニシュスラン
タカオヒゴタイ ヴァイオリンの葉の形
ミヤマウズラ
ガマズミ(実)
クサギ(花)
レンゲショウマ
ミヤマウズラ
ウツボグサ


参考)
各コースで見られる植物
高尾山について


高尾山で見られる植物
599植物図鑑 高尾山の宝物たち



メモを取りながら、写真を撮りましたが、名前と写真を照合するのが大変です。
一眼レフの写真は、今後整理がついたら載せていく予定にしています。

取り急ぎスマホ写真からタイムラインだけです。


July 24   2020   Mt.Takao
コメント (6)
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