今年は梅雨が長く東京では雨の日が続いた7月でした。
1月に中国から怪しいウィルスのニュースがチラホラ入り始め、
日本ではまずダイヤモンドプリンセス号の取り扱いに苦慮していました。
何だかもう遠い昔のことのようです。2月末には全国の小中学校が臨時休校になり
3月にWHOがパンデミック宣言、ぎりぎりまでオリンピックをあきらめなかった
大会組織委員会と日本政府だったけれどやっと延期が3月前に決定されたかと
思ったとたん、4月の初めの緊急事態宣言。5月末の宣言解除。2ヵ月間、東京(日本全体)の動きが
止まり、自粛の生活が続きました。
その後注意しながらコロナがいる暮らしが始まりました。2ヵ月以上にわたって私的な活動が中止。
活動が少しずつ復活して、長い梅雨がやって来ました。この爆発的な感染者数にいつ位まで続くの
だろうかと当初ほどの死者数がないので危機感も薄れがちです。
気がつけば、もう8月。信じられないくらい速い時の流れのこの頃。突然夏の真ん中に放り出された感じ。
オリンピックも開催されていれば今日くらいが閉会式だったかも。ワクチンも来年くらいから
実用化されそうだけれど来年のオリンピックもやれそうな気が全然しない。いろいろなケースに応じての
対策のシミュレーションも行っているのかしら?
夏の到来で友人がヨットに誘ってくれました。前回はコロナの自粛さなかでどうも気持ちがついて行けなくて
参加しませんでしたが、今回は友人にも会いたいし、行くことにしました。暑さを心配していたのですが、
海の上の方が風が吹いて陸地より涼しいと教えてもらい、ちょっと安心しました。日射病とか気になって
いました。
Aさんご夫妻にピックアップしていただいてvolvoで真鶴まで。一年ぶりのヨットハーバーです。
初めて圏央道を通りました。
海辺についてみると台風が去った後の影響で風が出ていたので、どこまで行けるかわからないけれど出てみることに
しました。船舶の免許を持っているAさんのご主人が本格的にヨットを習うことになったようです。ヨットはメンテも
大変だし、普通のスポーツと違って自然を読むスポーツです。風の動きを読み帆を調整する。この日の風だと帆をはると
傾いて危ないので、モーターで走りました。
風もさわやかで広々とした海は気持ちが良かったのですが、友人が船酔いしてしまったので辛そうでかわいそうでした。
彼女ヨット部だったのに。恐がりの私が楽しんでしまいました。ヨットの上で飲むビールは最高です。
湾を出ると風当たりが強くなり、波が上がり、途中で引き返しました。
ウミネコ
今回は風で海が荒れそうな気がして、カメラは持ってきませんでした。
スマホでちょっと残念でした。
戻ってから船を再び停泊させて、この作業も大変ですが、昼食をまだやっているところを探して
シーサイドのイタリアンに行きました。金目鯛が食べたかったのですが、おしゃれで素敵なお店でした。
やっぱりお魚が食べたいので真鯛のポワレ。大葉のジェノペーゼソースです。
お店の名前はhonohono ハワイ語で散歩という意味だそうです。
どこにも遊びに行けない、この夏。 おかげで夏の気分を味わいました。
彼女からお土産に頂いてしまった廣尾 瓢月堂( ひょうげつどう)のひと口菓子「六瓢息災」(むびょうそくさい)。
コロナにかからないようおまじないという心遣いに感謝です。心優しいキャプテンのご主人とAさんご夫妻
皆さんにお世話になりました。久しぶりに皆さんとのおしゃべりも楽しみました。南の島へのクルージングの話を
聞くのが楽しいです。いつか海の上で満天の空を見てみたいです。夢は大島へ、小笠原へ、八丈島へと・・
Aug.7 2020 Manazuru