Reflections

時のかけらたち

歌舞伎再開 ・・・ Kabuki again

2020-08-13 23:59:15 | a day in the life
梅雨が明けたら、今度はスコールのような夕立が連日降っています。
昨日は空気が澄んで空がきれいだろうと思って写真を撮りました。ぼんやりと富士山も写っています。
流星群もきれいに見られたとか・・





今年の春にやっと歌舞伎を見てみようかしらと思ったのに、公演がキャンセルされて何か気持ちが折れてしまいましたが、
8月から4部制にして、観客人数を減らしての上演が始まりました。
そんな中、音楽サークルに属している都民劇場からの9月大歌舞伎の案内に目が留まりました。抽選なので当たれば
いいのですが、5月に京丹後での公演を申し込んでキャンセルになった玉三郎の「鷺娘」もあり、2部申し込もうかと
思っています。
吉右衛門の「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき) 引窓」も短い演目ながら心惹かれます。
もちろん3階席で申し込みます。
録画した「寺子屋」もまだ見ていないので、せっかく歌舞伎に少し興味を持ち始めたので見てみようかと思っていたところです。



 



第四部
口上(こうじょう)
 坂東玉三郎が皆様にご挨拶、そして「映像×舞踊特別公演」の企画解説をいたします。

鷺娘(さぎむすめ)
鷺の精の狂おしく一途な恋心

 一面の銀世界。池のほとりにたたずむ若い娘が、恋に思い悩む胸の内や男心のつれなさを踊ってみせます。実はこの娘は、
鷺の精が姿を変えたもの。人間との道ならぬ恋をした咎として、地獄の責め苦が襲い始めます。激しさが増す雪の中、鷺の精は
羽ばたき続けますが、やがて力尽きると…。
 白無垢姿の出から衣裳の引き抜きなど、変化に富んだ長唄舞踊の傑作。今回の上演では映像を織り交ぜ、麗しく幻想的な舞台を
ご堪能いただきます。


30kg以上の衣装を着て踊るのは高齢になった玉三郎には難しいと言われています。どのような形になるのでしょうか・・
でも一度見てみたい玉三郎

参考)
中村吉右衛門が改めて感じたコロナ禍の歌舞伎「このために生きている」…9月恒例「秀山祭」の“祭”外して初代を顕彰


9月に延期になった館野泉のコンサート。あの頃は半年くらい先だから大丈夫だろうと思っていましたが、
どうなることやらと心配です。

都民劇場も今年度後半の1回目の公演、10月のサイモン・ラトル ロンドン交響楽団はすでにキャンセルになっています。
早く生の音楽が聴きたいです。


今日は食後同じ姿勢でいたら、体を締め付けられるように苦しくなったので、少し横になりました。
その時に久し振りにハウザーのチェロを聴きましたが、集められた曲が子供の頃からなじみのある曲もあり
とてもいつもなつかしい気持ちで聞いて、リラックスすることができるアルバムです。
そして時々クラシック音楽を一緒に聞いていた亡き友人のことも思い出し、泣けてきました。
彼女が若い頃歌舞伎が好きで、吉右衛門のファンだったことも思い出します。

主人のことは毎日のように近くにいることを感じていますが、このお盆の時期には亡くなった人たちのことが
自然に思い出されることが多いです。
一番熱いこの時期は戦争への思いも新たにする季節です。2度と起こしてはならないと決意を新たにする日です。

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蛇滝までのハイキング -4 (小仏川を下る) ・・・ hiking to Jataki (one of falls in Takao) -4

2020-08-13 23:57:12 | wonderland
千代田稲荷神社から降りてきて、小仏川沿いを歩きます。






目指すのは駒木野庭園です。

蛇滝入口の近くの高尾梅の郷 町の広場から川沿いの遊歩道へ降りて行きます。
ここより少し先の日影の方には2年前にハナネコノメとスミレを探しに来た時に梅が咲いていたことを
思い出します。来年は梅林を歩いてみたいと思います。












大きなツユクサ






小仏川に沿って歩きます。












ヤマハッカ







オニドコロ


























企業が自然保護しているようです。















ヤブラン



タケニソウ









ヤマゴボウ











ダイコンソウ? 葉っぱが少し違うみたい・・



ヒメオウギスイセン





















ツキミソウ



ツルボ






ここから先、道を間違ってしまったのか旧甲州街道に出てしまいました。バスで行きに通った道だったので
そのまま進んでいきました。



思源庵 個人のお宅でしょうか?







駒木野宿が街道沿いにあったようです。



小仏関跡 甲州街道の関所



ここが小さな公園になっていて、朝駅で買ったパンを食べても良かったのですが、駒木野庭園が近そうだったので
そこまで、がんばって行ってからと思いました。
何か調査に来ている地元の人らしき人がいたので、駒木野庭園のことを聞いたら知らなくて、調べてくれました。
バス停が駒木野だったので近いはずと思っていました。駒木野病院の先ということでした。

駒木野病院は高尾では規模の大きな病院かと思います。
5棟もある精神科の大規模病院でした。今精神科はアルコール依存症や物忘れなどカバーする範囲が大きいですね。
環境のいい明るい病院のようで、車でどんどん人がやってきていました。

その病院の隣が駒木野庭園でした。
地元の民家を公開しているのかと思ったら、駒木野病院の病院長の自宅を市に寄付したものでした。

July 31 2020 Takao
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蛇滝までのハイキング -3  (蛇滝口の不思議神社) ・・・・ hiking to Jataki (one of falls in Takao) -3

2020-08-13 00:59:41 | wonderland
蛇滝でたくさんのイワタバコを見て高尾登山ルートを進まず、引き返しました。



行きにパスした千代田稲荷神社に登ってみることにしました。
旧甲州街道から蛇滝線歩道の入口を入って比較的すぐ先の右側に小さな鳥居と階段があります。この奥には何があるの
かしらと興味がそそらせる古い朽ち果てた階段です。入口の鳥居には、「日之出弁天 千代田稲荷大明神」と書かれています。
千代田稲荷大明神は、「太田道灌が千代田城(現在の皇居)築城に際して守護神として城内に祭ったもので、その後、徳川家康が
江戸城紅葉山に祀りました。明治維新の時に女官・滝山によって城外に移され、縁があって紅葉山といわれているこの地に移された
とのことです。どうして江戸城にあったのがここまで移されたのか不思議な感じがします。
この神社は、残念ながら2013年2月に火災で焼失してしまったそうです。
2013年2月11日、賽銭泥棒が賽銭箱にお金がなかった腹いせに放火、全焼してしまったとの記録がありました。

宮崎駿の世界に誘われるように階段を登り始めました。






ジャノヒゲです。






さらに階段が続きます。どこまで続くの? という感じで危なげな階段を上り心配になってきました。



まるで不思議な国に入って行ってしまいそうな、時間をさかのぼっていきそうな階段です。



やっと上に出ました。





















この荒れ果てた感じは何かしらと思いましたが、帰ってから神社が放火されてそのままになっていたことを
知りました。







July 31 2020  Takao


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