京都から帰ってからは今日のフェアアイルサロンのために、編み物の感覚を取り戻さなくてはと新しいものを編み始めて結構集中していたので家にずっといたりしていましたが、少し外に出て気分転換しないとと昨日は3時過ぎに神田川沿いの桜を見る散歩に出かけました。何度も糸をほどいて、あの大変だった最初の出だしの所を思い出しました。作り目をしてから編み出す部分です。何回ほどいたことでしょう・・ おかげで少し手が慣れてきました。
ヨガもキャンセルして編んでいたら、目も神経も疲れてしまったので、お花でも見に歩こうとやっと出かけました。神田川沿いの遊歩道を歩いて、一応目的地を肥後細川庭園にしました。
川沿いの桜もほとんど散ってしまっていて、肥後細川庭園もあまり花がありませんでした。
庭園の中には今シャガが真っ盛りで、明るく陽の光に輝いてました。花の色があまり濃くなくて、今まで他で見ていたのとちょっと印象が違いました。
アオサギが飛んできました。
コサギも来ていました。以前この場所で美しいコサギを見たことがありました。
気が付いたら、何もかも忘れて写真を撮っている自分がいました。こういう時間が好きだと思いました。無になっている瞬間。
歩いている時も無になっている時にいろいろな考えが浮かびます。ルソーの孤独な散歩者の夢想という本、読んだことはないけれど、京都に哲学の小道があるように歩くことも思索につながってくるのかも。
目数ばかり数えている編み物の合間に自然の中を鳥の声を聞いて、少し歩けば、気持ちがリセットされます。
April 1 2021 Kanda River (Waseda)