Reflections

時のかけらたち

奥高尾アドヴェンチャー(一丁平~小仏城山北東尾根~日影)・・・ Oku-Takao exploration (Icchoudaira~Kobotokeshiroyama ~Hikage)

2021-06-03 23:58:07 | nature

富士見台園地でツレサギソウとオオバウマノスズクサを見た後がアドヴェンチャーでした。まき道からもみじ台から続く尾根に出たのですが、一丁平まで今度は右側のまき道に入りました。結構木々がうっそうとしているのですが、途中前日までの雨でぬかるんだ道があったり、急な登りがあり、足が開く限界近いところもあり、Oさんがこの巻き道には難所があったことを思い出したと話していました。私はと言えばまたひっぱりあげてもらいました。

 

 

それでもお昼前に一丁平にたどり着いて、楽しいお弁当の時間。この時期は毛虫が結構いるのでベンチとか要注意です。

 

お弁当に誘われてジャノメチョウが近くまでやってきました。

 

 

いつものおにぎり。果物をいただいたり、私は焼いたブラック・ケーキを持って行きました。

楽しいひと時。他のテーブルではワイングラスでホットプレートまで持ってきてランチをしている人がいました。私だったら足がふらついてしまうかも。女子二人で楽しそうでした。

一丁平の広場近くに小さめの花のヤマボウシが咲いていました。木が2本あったのですが、一つは白でなく黄緑がかった花でした。

 

 

私は前回一丁平に来たときは、ここまでで引き返しました。今回は道がよくわからないけれど小仏城山を経由して、日影林道を行ってみようということになりました。

前回上がらなかった、一丁平展望デッキを通って小仏方面に向かいました。

デッキへの道を登りきるとそこに広がる素晴らしい眺めがあり、思わずきれいと叫んでしまいました。

 

 

 

一眼レフだと明るさの調節が難しいです。ISOと露出の補正を行います。

 

こんな山の上に場違いの花。

 

城山方面には巻き道でなくそのまま登って行きました。

 

 

 

クワの実

 

途中城山山頂へ行く道と巻き道っぽい道があり、どちらに行こうかと迷っていたところ、ノルディック・ウォーキングで通りかかった老婦人に道をお聞きしたら、まき道を通って行くと、日影林道にぶつかると教えていただきました。

全く違う景色が続き、今まで鳴いていた鳥の声も聞こえなくなりました。杉林です。

 

やっと見晴らしのいい道に出ました。

 

 

この先には大きな道路がみえてきました。

 

 

日影林道を下って行くと、左に入る道があり、そこから人が出てきました。スズムシソウをみつけるのが難しそうで、偶然出会ったヴォランティアのサポートレンジャーの人にいろいろお聞きして、今ここにきている人はベニバナヤマシャクヤクが目当てということで、この横道、北東尾根に入ることにしました。

ワニグチソウ

 

ジュウニヒトエ

 

この看板も道しるべになります。

 

ミヤマナルコユリ

 

 

そして大切に囲ってある、ピンクのベニバナヤマシャクヤクが今にも開きそうな美しい姿でそこに立っていました。

 

 

 

 

近くにはエビネの花もまだ咲いていました。

 

 

 

 

急な坂道をあがって尾根道のようなところに出てしばらく歩きました。

 

ワニグチソウ

 

そのあとかなりアップダウンがあり、私は結構急ぎ足て進んで行ったら、後ろから私を呼ぶ声があり、なんとイナモリソウが咲いていたのです。

そこまで戻るのが結構急な登り道で大変でした。

思いがけないイナモリソウとの出会いがうれしかったです。すごく小さな花でした。

 

 

 

 

途中ですれ違った人に、下の方に行くと滑りやすいところがあるから気を付けて言われました。その通りでカメラを持っていると危なくて危険なところは持ってもらっていたのですが、リュックの中に詰めて、写真はあきらめて足元に集中しました。そして杖代わりに落ちている木の枝にお世話になりました。一緒に行った人にご迷惑をかけてしまいました。地上の車の音など聞えるのですが、なかなか川まで下りて行きません。

 

珍しい白実のアオキ シロミノアオキとそのまま名前になっていました。

 

キンモンソウらしいのですが、もう花がありませんでした。

 

カンアオイの花が渋いですね。

カンアオイの葉には2種類ありました。

 

やっと川を渡り、日影林道に再び着きました。バス停はすぐ先でした。水かさが増すと濡れてしまう道なき道です。

 

 

バス停について間もなく数少ない本数のバスがやってきました。

 

大冒険の一日が終わりました。

 

May 24  2021  Takao

 

 

コメント (2)
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