Reflections

時のかけらたち

北欧の森の中にいるようなシベリウスの曲 ・・・ music in the Nordic forest

2021-06-24 23:06:09 | music

森の中で小さな花々をみつけた日の次の日は、音楽の森の中にいました。新日本フィルのゲネプロはシベリウスの交響曲第1番。

久々に聴く生のオーケストラの音が体に響きました。大自然の中にいるのと同じような感じがしました。特にフィンランドの作家の曲だったからかしら・・ スケールが大きく、抒情的な美しい旋律が流れますが、時に力強く聴く人を魅了します。

今回は予定が変更されて当初予定の指揮者が来日できず、尾高さんでプログラムもニールセンからシベリウスに変更されていました。

昨年の都民劇場でフィンランド放送交響楽団でオールシベリウスのプログラムが予定されていましたが、コロナで中止となっていました。なんだか1番もどこかで聞いていた気がしましたが、コンサートではほとんどヴァイオリン・コンツェルトでした。昨年の5月は. 交響詩「エン・サガ」 交響曲第5番 、第2番 のプログラムでした。

今回の公開リハは前と同じように尾高さんの細かい指示が飛んでいました。楽団のメンバーは若手が多く、尾高さんがいろいろな話も織り込んでいました。フェイス・シールドをしていたので、言葉が聞こえにくて、少し残念でした。斉藤秀雄さんのエピソードとか北欧の話など・・

エルガーのエニグマ変奏曲のニムロッドを思い出させる曲でした。生の音が今の生活の中では不足しているので、このシベリウスの交響曲をまたつなげて聴きたくなってしまいました。家に帰ってからパーヴォ・ヤルヴィ―でYouTubeで聴いてみましたが、なにか違うような気がして、土曜日の本番に行ってみようかと思いました。カラヤンのレコードもYouTubeであげている人がいたので今聞きながら書いています。しみじみとしていてこの曲好きだな~と思います。

 

錦糸町のすみだトリフォニーホールへは総武線で行きます。一つ手前の蔵前までだと大江戸線でシルバーパスを使えば無料で行ける場所です。電車の中で力士が電車に乗ってきました。蔵前で降りたのですが、他の車両にも乗っていてぞろぞろと降りて行きました。最近お相撲に疎いので誰が優勝したのかも力士の名前も知りません。ワクチンの集団接種でもあったのかしら・・・

さすが足も大きい。一番奥の人は髪の毛はまだ結っていませんでしたが外国人力士でした。髪につける油がいい匂いです。

 

延期になった玉三郎の舞台のポスターが貼ってありました。

 

 

今回の本番のポスターです。

 

Jean Sibelius - Symphony No 1 in E minor, Op 39 - Järvi

 

リハーサルに行くと本番に行きたくなってしまいます。ベルカントの後に半蔵門線で回れば遠くはありません。

ベルカントレッスンも緊急事態宣言が解除になったので再開されます。ゲネプロにもう一人誘えるということで、都民劇場にいつも一緒に行っていた義理の姉の友人を誘ってみたら、なんとコロナにかかって大変だったという電話をいただきました。コロナの後間質性肺炎にもなってしまったということでなんとか退院して無事でしたということでした。彼女は合唱をいくつもやっていて、遠くのいくつもの合唱団から集まっているようなグループにも行っていて、そこで感染者がいて広まった・・いわゆるクラスター発生です。やっぱり身近なのですね。私も声楽は恐いのですが、人数が少なく限られた人たちだけなので、感染者がいないことを祈るばかりです。 やっぱりワクチンはしておいた方がいいのかなと思い始めました。一応予約は取っていますが・・・

 

June 23  2021  Kinshicho

 

コメント
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