Reflections

時のかけらたち

前結びベーシッククラスの修了式へ ・・・ to the party of kimono wearing class

2016-01-17 23:50:23 | a day in the life
昨日ポリーニのコンサートの先行予約メールが来ていたので、ちょっとのんびりしてアクセス
してみたらサントリーホールの正面の安い席がもう無くなっている日がありました。
ポリーニは日本デビューの時に行ってすごく感動したのが40年以上前、今や大巨匠となりました。
ショパンの小品とシューマンのコンサートで急に行きたくなりました。そのプログラムの安い券は
先行予約一日目でsold out. ほかの日のショパンとドビュッシーのを申し込みました。
今まで行こうと思わなかったけれど、あの時からどんなに変わったのか、それとも原点に戻ったのか
急に知りたくなりました。今回のショパンコンクールの優勝は韓国の若手でしたがさっきEテレで
やっていました。やさしい繊細なショパンでした。

                         


今日はたった5回の前結び講習会ですが、他のクラスと一緒に終了記念パーティが
東京アメリカンクラブでありました。

前結びのプロセスはやっとわかったのですが、なんだか回す時にちょっと崩れた見たいで
とりあえず行って、着替え室でお直ししようと出かけました。




牛首紬はピンクに染めてからこげ茶をかけてあって、茶系なのに紫っぽく見える不思議な色です。
今一番好きな着物です。帯どめが「いけだ」のものでアンティークです。オニキスと真珠がはめてあり
私の唯一の決め帯どめです。



東京アメリカンクラブはふだん行けない日本の中のアメリカといった感じ。




HERE LIE SOME REMAINS
OF
FRANK LLOYD WRIGHT'S
AMAZING BRAIN CHILD
THE IMPERIAL HOTEL
BORN 1919 - DIED 1968





















赤羽橋から行きにご一緒した方は女子美出身で以前自作の帯でコーディネート賞を取ったった方でした。
自作というと賞を取ってしまうので、それ以降自作と言わないことにしたそうです。
この型染めも自分で染められたとのこと。珍しい博多織の帯と組み合わせてとても素敵でした。
今度藍染の作品展があるので教えて下さるとのことでした。








前に座っていた方も縞が粋で、鳥獣戯画の帯と帯締めがすごくすてきでした。
着付けを始めてまだ1年くらいだということですが、小さい頃お母さんに着せてもらっていたと
話していました。半襟も自分でレースを重ねて作ったとのことでした。





帰ってからもう一度娘に撮ってもらいました。
会場の更衣室で少し直したので。疲れ顔ですが・・
布がだぶついてきれいに着れていません。まだまだ難しい着付けです。


今晩、宝の山の衣装ケースが一つ届きました。
ここからいくつもの私のお気に入りが生まれるでしょう。
着たい順に丸洗いに出したり手入れしながら着て行きます。
大切な思い出の着物を譲って下さり、ありがとうございました。
帯との組み合わせを考えるだけでもワクワクします。

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黄昏ゆく春の始まりの中で -3 ・・・ feeling the beginning of spring in a dusk -3

2016-01-16 23:33:05 | seasons
大コーフンの昨日は夜見たかった映画「父 パードレ・パドローネ(Padre Padrone)」をやっていたのに
気が付いたのは1時近くでしたが、残りを少し見だしたら最後まで見てしまいました。
途中から見ても何やら不思議な力を持った映画で、1977年のカンヌ映画祭のグランプリというと
もうずいぶん前の映画となってしまっていたのね。「旅芸人の記録」とかそういう映画との何か共通点を
感じてしまいます。そして「イル・ポスティーニ」のように言葉の持つ力、大切さを感じます。
あのころから貧しいサルディニアからドイツへ移民しようとしている人たちがいたことやイタリア内でも
方言を差別したりそういうことがあったことを知りました。
ラストにも流れたモーツアルトのクラリネット協奏曲がすばらしく美しく心に響きました。、昔アトリエの先輩に
アーノンクールのモーツアルトクラリネット協奏曲を聴きに連れて行ったもらい、そのウィーンの軽やかさに
驚いたことがあったことを思い出し、急に聴きたくなりました。


写真は春のエネルギーをためている新宿御苑3回目です。











ハックンが2羽でお散歩中




















カモが結構いろいろな種類が来ているよう・・・






















メジロツリーの大きな寒桜はやっと咲きはじめた状態















梅の花も春に向かって手を伸ばしています。

















































































冬の本格的な始まりに、春の予感を見る新宿御苑の広いお庭です。


Jan.14 2016  Shinjuku Gyoen National Garden






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黄昏ゆく春の始まりの中で -2・・・ feeling the beginning of spring in a dusk -2

2016-01-15 23:56:01 | seasons



今日は夢のようなことが起きたので、コーフンが続いています。
お知り合いのお母様の着物をどっさりといただきました。
すてきなお母様にあやかって上手に着こなしたいものです。
どれも好きな着物で、合わせてみると自分に合うような感じがしました。
最初はめくら縞だけと予想していたのですが、次から次へ驚くように
好きな着物が出てきました。



写真は新宿御苑の続きです。

寒桜のところにやっぱり来ました。メジロちゃん。
残念なことに夕方の陽で、下から上を見ると真っ黒になってしまいます。
ほぼシルエットメジロン













































Jan. 14  2016   Shinjuku Gyoen National Gardens




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黄昏ゆく春の始まりの中で -1・・・ feeling the beginning of spring in a dusk -1

2016-01-14 23:41:06 | seasons
今回の星岡は選択日の中に土曜日がなかったので、仕事を休んで今日、出かけました。
入口にはまだ、お正月の飾りがしてあり、玄関から何とも言えないお香の香りがしました。
お正月の空気がまだ漂って、何か気持ち改まる感じでした。

朝家からいつも乗らない総武線の駅まで歩いて行く途中、メジロが飛んでいて
追いかけたら、道がわからなくなってしまい、引き返しました。
ちょっと暖かいこんな日にはメジロがいるかもと思い、料理講習会が終わって
家に戻り、カメラを持って夕方の新宿御苑に行きました。メジロツリーはどうなってる?
と気にもなりながら・・







白い春の先駆け ・・・ ペーパーホワイト




















料理講習会でお庭に蝋梅がある方が、今年は葉が散らないうちに花が咲いて満開なのよと話されていました。
千両や万両もお庭にあって、鳥があっという間に食べちゃうとのことでした。
ほんとうに葉が残っていて、葉っぱと花がいっしょの姿たぶん初めて見ます。




蝋梅は意外にもすごくいい香りがします。



































事務所の近くの寒桜もこんなに咲いていました。

























ソシンロウバイも同じく枯葉が残っています。




































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三度いけだ展へ ・・・ Ikeda Collection third time around

2016-01-13 23:40:07 | a day in the life




店主の方よりたくさんチケットをもらったので、友人と行ったり、
着付け教室で最後に残った先生と生徒さんにもあげたけれど
まだ残っていたので、仕事帰りにまた行くことにしました。
同じ会場で私が以前やりたかった前結びのデモもあるからです。
質問もあり・・ 


コレクションはいくたびに発見があり、目が覚めるような驚きです。
帯や半襟の刺繍も素晴らしいです。それに帯どめをつけて完成。
帯と和服と帯どめと帯締め、帯揚げの作るハーモニー。
それはまるでひとつの絵を見るような感じでもあります。
池田さんご自身が今回のコレクションを最終章とし、まとめあげられたもので
毎回ベストのものをと心がけてきたけれど今回のが一番いいとあとがきに書かれて
いました。コレクション展を待たずに他界された池田重子さん。
まさしく人生の集大成です。間に合ってよかったねと言いたくなりました。
亡くなる少し前に城田さんの体制を作られ、死を覚悟されていたのだと思いました。
今回の図録にはDVD もついていて、会場に立てなくなると思うからと
書かれて本当に細かい心遣いをされる方だと思いました。
コレクションは芸術の域に達しているものですから、私たちが着るとか
そういうものではありませんが、こういう色と組み合わせることができるとか
どこかでヒントになりそうなものです。


今回のコレクション展も回を重ねるたびに、会場が熱気に包まれていくような
そんな感じで混んできています。きっと全国から集まってきていると思います。
着ている方たちの着物も素晴らしいのですが。







おまけ

おとといの六本木ミッドタウン




この頃寝る前にホセ・カレーラスのマオリの子守歌 (Hine e Hine)をまた聴いているのだけど
なんて悲しい調べなのだろうと思う。波が揺れている感じもするのだけど。
私はその中でもうこの世にはいなくなってしまった人たちを思い浮かべる。
だから私には孤独死なんてないと思う。死んだらみんなの世界に行くのだから・・

この頃まどろみの中で家の中にもう一人いて三人でいるような気配を感じることがある。
亡くなった人はもうあまり心配かけないでと言いたくなるかしら。自分も安心したいと。
それともずっと見守ってくれるのかしら?
母と暮らせばをまだ見ていないけれど亡くなった息子はどのように姿を消していくのだろうかと
ふと思ったりした。
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日月山水図屏風を見にサントリー美術館へ ・・・ Jitsugetsusansuizu-byobu

2016-01-12 23:38:36 | art
昨日は理事会レポートをまとめた後で、ヨガに行ってから
サントリー美術館まで出かけました。








40年以上も前、私が最初に仕事を止めたときに
記念品として買った白洲正子の「かくれ里」
そのかくれ里に書かれていた場所は一人で奈良を旅行
したときに通ったりしたところもあったけれど
印象に強く残っても大阪の金剛寺にはなかなか
行くことができないだろうと思っていました。

かくれ里で強烈に印象に残ったのが
この金剛寺の日月山水図屏風と湖北の十一面観音像。
両方ともまだ見に行くことができていない。
今度湖東と福井あたり訪ねたいと思っています。

その屏風はお寺でも年に2回しか見れないことを
後から知りました。
サントリー美術館の企画展「水 神秘のかたち展」の作品入れ替えの
最終日に滑り込み。
色鮮やかに残るこの四季の屏風、波も雪も緑のこんもりした山も
すてきでした。おおらかな不思議な世界。


ガイドヘルパー講習で知り合いになった人と
今度春にでも武相荘にご一緒しましょうということになっているのが
楽しみ。彼女は何回か行ったことがあるらしいけれど。





久しぶりに白洲さんのエッセイでも読んでみようかと思いました。


デビット・ボウイが亡くなったんだね。闘病しながらも音楽を追及していたなんて
知りませんでした。この辺の人は同世代人といった感じ。才能豊かなアーティスト。
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秋の忘れ物  -4 (盆栽) ・・・ things left behind in autumn

2016-01-11 23:57:33 | wonderland
置いてきたもの、忘れ物だらけですが
昨年11月4日に新宿御苑に行った後、根津の柳の庭で開催されている
ガラス作品の展示と盆栽を見に出かけました。

「ガラスアクセサリー&とんぼ玉二人展」

小さな盆栽は以前芸工展で行った時、見てほしいと思ったものを探しに。その前に上野の甘いものやさんで
テーブルの上の盆栽について訪ねたら根津の「柳の庭」と教えていただいていたもの。
りんご屋さんのすぐ近くで、見たことのあるお店でした。









































りんご屋さん


                 Nov.4  2015  Nezu




ここで買ったかんたんなウォーター・コインは今はこんなになっています。(左端)
カットしてもどんどん伸びてきます












最近の仲間 ガーデンシクラメンも鉢に入れないと。





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秋の忘れ物  -3 (菊) ・・・ things left behind in autumn

2016-01-10 23:57:30 | seasons
今日の秋の忘れ物は昨年11月4日の新宿御苑の菊が中心です。
菊の花は写真に撮るのも難しく、野に咲く菊のほかはあまり好きではないのですが、
今日又突然日程変更の友人と続けて池田重子コレクションを見に行って、菊の花のデザインって
中国や日本の意匠の重要なポイントではないのかと思いました。
今日は昨日より込み合っていましたが、相変わらず多くの人たちの熱い視線を感じ、魅了して
いました。



御苑の前の最近のお気に入りカフェです。




































































































*












































































Nov.4 2015  Shinjuku Goen National Garden


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いけだ …古き日本の斬新さ ・・・cool Japan "Ikeda Collection"

2016-01-09 23:49:06 | art


皆が和服を着ていた時代の、きっと革命的であったであろう
ファッション展。友禅の柄にも西洋的なものも感じてしまうものもあり
その帯どめコレクションや繊細な刺繍の半襟コレクションなど
初めて実物を見る者にとっては驚きの連続です。

池田重子さんのこの残そうという努力は素晴らしいですね。
これらは今私たちが着るというより、アートではないかと思います。

会場には和服を召した方も多く、ざざんざ織の和服を着ていらして方と
友人が話しこんで、私も後から見せていただきました。私たちより
10才くらい上の方でしたが、その年齢でまだまだ魅せられているというのは
すごいなと思いました。美大の当時の図案科を出た方でしたが、類は友を呼ぶというか
すっかり友人は話し込んでいました。どちらかというと男性的?な大胆な着こなしでした。
ちょっと見たことない手のかかった帯をしていらっしゃいました。

銀座にも和装のそれぞれの専門店が次々姿を消して行って
この和服の粋が消えていくのは寂しいことですね。

私は着付け教室のテストの日で、昨日動画で復習したのですが
2回しかしたことないのにもうテスト。家から着ていくときはまだ後ろ結びですが
今練習している前結びは優れものです。
襟がいつも抜けなく、今回思いっきり抜いてしまいました。
襟の抜き方、半襟の見え方が一つの個性となりますね。自分らしい見え方を
これからできるようになりたいと思いました。

お正月なのではんなりと柔らか物で梅の袋帯にしました。
鎌倉と神楽坂で年に数回リサイクルの着物を展示している今治の
古布・骨董のお店のもので、幅だししてもらったら、洗い張りまでしてくれたという
丁寧な仕事をしてくれるところです。愛知県の木目絞りというので藤娘というタグが
ついていました。もうこういう絞りを作る人もあまりいないとのことでした。
なんだかモネ展に行こうと思っていた時に見て明るいグリーン地にブルーで絞り染め
したものが気に入ってしまいました。神楽坂で見つけたお買い得です。



帯揚げの結び目がちょっと広すぎたみたい。
最初はローズピンクの「とりよろふ」の帯にしようかと思ったけど
どうもしまらない感じになったので、急遽「まい鶴」の黒にしました。






羽織の着方もなっちゃいなかったですね。




気温が高めなのでこのままで充分。ショールをバックに入れて。




おまけ

最近娘が私に何かプレゼントしてくれるというので伊勢丹にオードパルファムを見に行った時
伊勢丹の前の丸井のスタバから撮りました。
子どもの頃からデパートといえばイセタンでした。今ではオシャレでおしゃれすぎて何も買えなく
なりましたが、好きなデパートです
























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fujioka

2016-01-08 23:57:06 | music

なんというか日本の枠を超えて、すごい才能。
音楽が好きということで、このハイレゾのコマーシャルを
見たとき、この人たち誰だろうと思った一人だった。

セレクションの中にリパッティが入っていたなんて
驚きです。


Dean Fujioka × Hi-Res
DEAN FUJIOKA’s Playlist


面白かったソニーのサイトを。
クリスマスソングももっと声が枯れるとチェット・ベイカーみたいになれるかも。
良くわからないけどシューイチまで入っていたのをコピー。








                   




昨日は七草



朝粥を食べて出勤。昔はお節を作りすぎて、うんざりしたところの
七草が新鮮だったけれど、この頃はあまり多く作らないので
結構お正月も調子が良くて。




夕食は久しぶりのアトランティック・サーモンのバタ焼き。




今日はSが夕食が要らないとのことなので、残り物でパスタ。サーモンのムニエルと
マッシュルーム、セリを加えて、朝のオムレツの中身、トマトで煮たハムと玉ねぎを
混ぜ合わせて。結構おいしかった。お正月に作るの忘れた百合根もバジルとオリーブオイルで
炒めて食べてみようかな。。


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