Reflections

時のかけらたち

神田川沿いを歩く ・・美しい鳥  -3 ・・・ from Kudan to Waseda -3

2020-04-08 18:33:53 | wonderland


肥後細川庭園を出て、神田川に沿って歩いて行きました。
去年の桜の時期にはカワセミとコサギに会い、コサギが桜が散る中とても美しかったことを
覚えています。

今年は昨年見なかったバンやヒドリガモが川にいて、カワセミには会いませんでした。
でもコサギが一羽、エサを狙って川にいました。去年ほど美しく感じなかったけれど
飾り羽がきれいでした。






























バンの茶色い目まで写せたのは初めてです。










桜にすずめです。たくさん来てにぎやかにお食事していました。































面影橋で道路を渡り、家の方向に進路変更しました。
もう夕方が近い時間になってしまいました。 どこかで休憩したかったけれど入りたいお店もなく
今度は駅を通り越して反対の方にあるスーパーまで行って帰りました。1万5千歩以上、10Km歩いた
一日でした。




March 25  2020   Kanda river
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神田川沿いを歩く ・・肥後細川庭園  -2 ・・・ from Kudan to Waseda -2

2020-04-06 23:54:53 | seasons
九段からバスに乗って早稲田に出ました。
初めて乗るバスのルートに東京見物。とはいえここはあの大震災の時に職場から家まで歩いた道でした。
意外とすぐ早稲田に到着。その前日乗ったバスのルートは三島が自決した防衛省から女子医大や国際医療センターを
通る道で初めて目にしたものでした。



神田川に出ました。









バンとヒドリガモ(♀)かキンクロ? 仲良しさんでした。






ヒドリガモ(♂)










川沿いの肥後細川庭園に入りました。このあたりは椿山荘、芭蕉庵など訪れたいポイントがいくつかある
歴史の残る場所です。ここは江戸時代細川家の下屋敷だったということです。隣の永青文庫は仏像など
すてきなコレクションがありそうです。






陽だまりでのんびりしているのはカルガモ




























ツミを追っていたこの辺にずっと住んでいたという青年から、この庭園に去年、小池都知事が入ってきて
びっくりしたという話を聞きました。彼はあまり人が来ないけれどこのあたりの桜が一番好きと言うことでした。
私が桜とカワセミが撮れるのはこの時期だけだからやって来たと言ったら、ケータイの待ち受けにしていた
桜とカワセミの写真を見せてくれました。この日はいつもやってくる池に人が入って手入れしていたので、
カワセミは姿を見せませんでした。
3年くらい前まで新江戸川公園と言う名前で親しまれていたので肥後細川庭園と言う名前はなじめないとも話して
いました。












春から夏への移行を感じさせるもみじの花です。



















肥後椿

March 25   2020   Kanda river





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神田川沿いを歩く ・・九段から早稲田へ -1 ・・・ from Kudan to Waseda -1

2020-04-05 21:30:38 | seasons
3月25日

二松学舎の上からの千鳥ヶ淵の眺めはそれほどではありませんでした。
何時もならにぎわう学食のようですが桜を見に来た人が数名いただけでした。

ほとんど人とは接触しない外での散歩で花が笑いかけてくれる日でしたが、帰りに寄ったスーパーなどでは
ソーシャルディスタンスは全く取れないスペースです。この結果が出始めている週でちょっと恐いですね。
どうやって気分を開放してこれから過ごしていくかが問題です。




二松学舎の食堂からの眺めです。




歩道の脇にもかわいい花が植えてありました。













前日よりお天気が良かったのか、写真が明るく撮れていました。



この日は神田川に行くことが目的だったので、千鳥ヶ淵ではあまり歩かずに
早稲田に行くバスを探して下って行きました。








































この日の九段は卒業式なのか袴の女性が少しだけいました。前日より人出があったようです。
若い人たちにとっても卒業式や入学式などの大切な時期にコロナウィルスの流行が重なってしまい、
これから先も大変ですが、命を守る行動に徹してほしいです。

March 25  2020   Kudan

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3月24-25日 スマホフォトダイアリ ・・・ pictures from iPhone on 24-25 March

2020-04-04 23:57:34 | a day in the life
どうしても行きたかった千鳥ヶ淵に続けて行きました。2日目は九段から早稲田までバスで行って
神田川を歩いてさらにスーパーに足を延ばして帰りました。このころは1日10km歩く日も続いて、
指が痛いと思ったら靴の中で押しつぶされていた指から血が出ていました。アウトドアメーカーの
ちゃんとしたウォーキング用の靴なのに、底が今一滑りそうな安かったソフトなタウン用シューズの方が
平らなところでのウォーキングには向いていることがわかりました。

24日

午後お昼ご飯を食べてから千鳥ヶ淵まで出かけました。どうもスマホでもなんとか風景写真は良く撮れるので
カメラには望遠かマクロレンズをつけて風景はスマホで済ませています。どうも昨日アップした望遠で撮ったのより
良さそうです。同じ所をスマホで撮った写真です。







































九段に来ると寄らないではいられないお店が二つあります。
ひとつは「くらしの器花田」であとは「ゴンドラ」です。ゴンドラは主人が若い頃みつけたお店で
そのころ珍しかったクレームブリュレを売っていましたが、今では作っていないようです。
ゴンドラに行くと、まっすぐ市ヶ谷まで歩いてJRに乗るのですが、ちょうどゴンドラの近くに
バス停があり、和服の女性が待っていたので私も待ってバスに乗ることにしました。バスだと
家の割と近くに停まります。






買ったのはレモンパイとアップルパイ、チョコレートケーキです。

バスだとシルバーパスがあるので節約になりますが、結構時間がかかりました。
国際医療センターの前を通るこのバスに乗ったのは今思えばリスキーだったかしら・・


25日

前日に千鳥ヶ淵を散歩した時にさくら祭りのパンフをもらっていて(なんだかたくさん作って今年は
自粛になってかわいそうでした)それを見て二松学舎の学食からの景色が良くて一般にも開放されている
ということで、新宿で壁掛け時計の修理を出してから都営地下鉄で九段まで行きました。



イタリア文化会館の前の校舎の中に食堂があります。






気持ちはよかったのですが、千鳥ヶ淵はあまり見えませんでした。昔のフェアーモントホテルがあったらね。
















和服を着なれた方が二人お花を見ていました。余裕ですね。



九段下の方に向かって、交番でバス停を聞いて、早稲田まで地下鉄でもすぐですが、パスがあるので
バスに乗ってみることにしました。こちらのコースは前日使ったバスとルートが違い、江戸川橋を通って
割とすぐ、リーガロイヤルホテル近くの早稲田に着きました。地上を走っていると街の様子がわかって
おもしろいです。飯田橋駅を通るこのルートは3.11の時に歩いた道でその時のことが思い出されました。
早稲田に住んでいる見ず知らずの青年がずっと一緒に道案内してくれました。

早稲田で降りて、神田川沿いに出ました。



肥後細川庭園に入ってみました。ここには前カワセミが来ていたからです。桜とカワセミを撮るのは
今しかないと昨年水元公園で会った老人に教えてもらっていました。






昨年、カワセミが来ていた場所は池の手入れの職人さんが入っていて、カワセミが寄れるような感じでは
ありませんでした。

鳥を追ってきている人たちが数人いて、お互い情報を交換しているようでした。
双眼鏡で追っていた女性とカメラを持った青年がいて何がいるのか聞いたらツミということでした。
テニスの錦織選手に似たその人はここでずっと育ったということで、桜の季節は神田川沿いが
いちばんだと話していました。鳥やカメラの話を少ししてそれぞれの目的の方向に出発しました。





神田川沿いで去年は鷺がとてもきれいだったのですが、今年はバン、ヒドリガモに会いました。カワセミは
残念ながら現れませんでした。



















いつものように面影橋で川沿いの散歩道をそれて馬場の方に向かいました。


March 24 - 25 2020 Kudan & Waseda

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静かな千鳥ヶ淵へ ・・・・ calm Chidorigafuchi

2020-04-03 23:57:39 | seasons
私はどちらかと言うとクレージーキャッツ世代ですが、ドリフも若い頃はよく見ていました。
志村けんさんちょっと下品な叔父さんとくらいにしか思っていなかったけど、最近の動物を相手にした番組では
いい人なんだな~と思っていました。大きな反響の死でしたが、感染症で亡くなることがどんなに惨いことか
よくわかりました。突然失われる生命に、やっぱりよく生きることはよく死ぬことだということが彼を見ていて
もわかります。人を笑わせることに命を燃やしたコメディアンだったのですね。ドリフの仲間が「天国で待っていてね、
またみんなでコントやろう」と言っていた言葉が心に残りました。

今日のニュースで日本がアビガンを希望があった国に無償で分けてあげることができて良かったと思いました。
さっきのニュースではロシアから医療機器がアメリカに届いたと伝えていました。第二次世界大戦以来の危機と
国連総長のメッセージが出ていました。全世界に広がるところが第二次世界大戦以上の規模です。

今年の桜はこの事態を予想してか早く咲いてくれました。例年より1週間くらい早い感じがしました。
3月末に雪が降り、4月になっても気温が低い日が続きました。桜の花も強い風にもめげず、まだ残って
必要な外出の際に私たちを長い間楽しませてくれています。

お花見自粛ムードの中、大好きな千鳥ヶ淵の桜を見に行きました。公園などが一部封鎖された数日前のことです。
今日はその時の写真をアップします。


3月24日

イタリア文化会館に通っていた若い頃、地下鉄の階段を上って地上に出るとお堀の緑に映える桜が目に入り
何とも素敵だったことが忘れられません。イタリアに戻った館長さんがこの桜との別れを惜しんでいました。
その桜を見ないでこの季節を過ごすことができず、24日に千鳥ヶ淵まで午後出かけました。
















人がいつもよりずっと少なくて、歩く道も人との空間が取れて良かったです。
何か違うと思ったら、 いつもだとひしめき合うボートが出ていないのです。静寂感が良かったです。






















例年だとボートだらけですが、今日はいつも見られない鳥がたくさん見られました。
ここでカイツブリを見たのは初めてです。




鴨も元気に泳いでいました。












ヒドリガモのペアがとても楽しそうでした。



























バン
















ピンク色の馬酔木はここで初めて見たので、毎年チェックしてしまいます。



















March 24  2020  Chidorigafuchi
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非常事態 ・・・ a state of emergency

2020-04-01 23:55:13 | a day in the life


非常事態宣言が出ていなくても、すでに非常事態です。
TVの解説では非常事態宣言とロックダウンとの違いを説明していました。
政府は個人の生活の保障をしたくないのであくまでも自粛と個人の判断を求めています。
今日の説明では非常事態宣言が出れば医療現場にとって動きやすくなるので、日本医師会が爆発してからでは
遅すぎるので早く出してほしいと話していました。個人としての動きは今とは変わりません。娘も早く出して
ほしいと言いながら行きは徒歩で出勤しています。職場でも今は全員は出なくて、高齢者は待機させたり、半数づつ
出勤しているようです。お昼も偶然か全員分のお弁当を取って外に行かないで済むようにしているとか。

私も4月の予定はすべてキャンセルとなりました。歌舞伎の4月前半までの公演が中止となり、4月後半に
一応トライして券は確保していただけたのですが、状況がどう動いて行くのか心配なところです。
海外からのオケは来日できず、編物の補講も決まったところで、すぐ中止の連絡。始まるはずの日本語教育の
ヴォランティア講座も年の後半に延期、ベルカントは発表のフェスティバルも中止、レッスンは今のところ
ありません。ヨガスタジオは今日から再開なのですが、どうも行く気がしません。
全く動けないので、家の中でできることに専念と言ってもだらっとしてしまう日もあります。

冷たい雨の降る中、どうしても外に出なければならない用事もないので、おこもりです。
午前中は途中で気がついたNHKのプレミアム・カフェを一部見ながら作業をしました。

巨樹は語る はるかな いのちの物語   (初回放送:2005年)
愛知県で開催された「愛・地球博」に連動した番組。
日本をはじめ米国・中国・マダガスカル・メキシコなど、世界各地にある巨樹にまつわる物語を訪ね歩き、
「愛・地球博」のテーマでもある「自然の叡智」を探る。
はるかな時間を生き続けてきた巨樹を通じて森と人の関係を模索する。 
プレゼンター:樹木希林 
旅人:楳図かずお 忌野清志郎, 吉増剛造、日比野克彦, 大竹しのぶ、浅葉克己、立松和平

15年前のこの番組は忌野清志郎がふっくらしていて、吉増剛造は本当に若くて、時の流れを感じました。
ところどころしか見ていないので深夜また放送するので、録画しておくことにしました。

大竹しのぶが朗読した「チャタレイ夫人の恋人」が新鮮でした。庭の好きなイギリス人が作った庭を紹介して、
D.H.ロレンスが自然のままが好きで貴族が自然を作り変えてしまったイングリッシュ・ガーデンは好きでなかったとか。
チャタレイ夫人に出てくる大きな木の存在がこの小説が単なる恋愛小説でないことを感じさせます。文章が輝いていて
日本語訳でもその文章力の素晴らしさが感じられました。家にも父がこの本を持っていましたが、子ども心に裁判沙汰に
なっていた翻訳本であることは知っていました。ロレンスは紀行文「エトルリアの遺跡」を若い頃に読んで素晴らしいと
思いましたが、小説を読もうとは思いませんでした。今なら読んでみてもいいかと思わせる木の話でした。

それぞれの樹にまつわるエピソードが面白かったです。ブライアン・イーノのアンビエントがBGMに使われていたらしい。
樹が見ていた人間の歴史。

午後は「モダン・タイムス」をやっていて、チャップリンのスマイルに救われるような日々です。






5月の玉三郎の公演延期が昨日決まったことを、開催地の近くの和食のお店、縄屋さんから教えてもらいました。
玉三郎の丹後市での最後の公演が延期になったことが、縄屋さんのお店の再開の問合せ中にわかりました。
京都府の北のこのお店はジオデシックの前代表で京都造形大の教授をしていた小島さんとまゆりさんから
お話を聞いていてぜひ行ってみたいと思っていたところ、この丹後市文化会館と近いことが偶然わかって連絡を
取っていました。 まゆりさんのブログに縄屋の紹介があります。
一度見たいと思っていた玉三郎の舞もぜひ延期になっても行きたいものです。多分
私が見る最後の機会になるかと思います。あまり体調も良くないことを聞いたこともあります。



最後かと思うと見たい気持ちも募ります。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 

寒い日に思い出したチャイのセットを取り出して、お鍋でぐつぐつ煮て暖かい飲み物を作りました。





体が温まりました。時間がある時しか作れません。

少し前に買った自由学園のクッキーと一緒にティータイムです。





昨晩は星岡で習った春野菜のごまひたしをうるいと春菊で作ってみました。練り胡麻と西京味噌、砂糖、出汁で
ごまだれを作りますが、野菜は割醤油をかけて絞ってからあえます。ほんのちょっとのひと手間です。




翌日のランチにうるいと春菊、舞茸でボンゴレを作りました。残り物をうまく使えると嬉しくなります。



ひとりのランチは全く汚い盛り付けですね!

時間があるので、乾物を整理して、保存食を何か作ってみたり、食も見直しです。
いろいろな意味で整理する時間が与えられた感じがします。

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公園の中の別世界 ・・温室で ・・・ another world of the park

2020-04-01 20:07:20 | wonderland


今は忍耐が必要な日々。自粛に疲れて桜が咲き始めた頃、外の空気を吸いに歩いたけれど
今は運動のための外出も憚れるような感じです。ミネソタ州に住むペンパルも桜がきれいで癒される
とメールをくれましたが、以前行った植物園がオープンしていることに驚いていました。赤塚植物園は
今まで年末年始しか休園していなかったけど、今はどうなっているかしら?
ニュー・ヨークからの「家にいることで救える命があります」のメッセージがオーバーでないことが感じられる
日本でもおきているあっけない死のニュース。

2月の終わりでもすでに人が少なかった新宿御苑の温室の花です。現在、御苑は3月27日より閉園中です。

2月20日

病院の帰りに寄った2月20日の新宿御苑は人も少なく、寂しい感じ。
大木戸門から入ったのでまず温室から入ってみることにしました。何時もはあまり温室まで
行く時間がありません。




































































































Feb.20 2020 Shinjuku Gyoen National Garden


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