Reflections

時のかけらたち

久々の深大寺方面に花めぐり -1 ・・・ walking around Jindaiji to see flowers -1

2021-07-15 21:31:51 | seasons

6月25日

ずっと閉鎖されていたので長いこと行くこともなかった深大寺。一番見たいのは野草園でした。この日も行こうかと思っていたのですが、雲行きが怪しくこんなに日には行きたくないよねと思っていたら、11時ころから陽がさしてきました。早め昼食を取って、それーっと出かけました。

野草園は東京で一番好きな野草の小さな植物園です。コンパクトな中にいろいろなお花が咲いています。

ギンバイソウ

 

 

トチバニンジン

 

 

ジャノヒゲ

 

 

チダケサシ

 

クサアジサイ

 

 

カンゾウ

 

ハグロソウ

 

 

 

 

キレンゲショウマ

 

もうきっと咲いているでしょうね。

 

オオアワダチソウ

 

シナノアキギリ?

 

 

 

アカバナユウゲショウ

 

アレチハナガサ

 

ヤブミョウガ

 

 

ヤマホトトギス

 

 

セイヨウフジバカマ

 

 

 

オカトラノオ

 

 

アズマシライトソウ

 

サワギキョウ

 

ケイビランのつぼみ

 

 

 

 

ミゾソバ

 

 

ムラサキ

 

June 25  Chofu Wildflower Garden

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌舞伎の魅力 シネマ歌舞伎を観て ・・・ cinema kabuki

2021-07-14 22:57:01 | movie

平成21年の歌舞伎座さよなら公演の一つであった名舞台を玉三郎が自ら監修した映画です。

ベートーヴェンでもうほかの感動が入らないくらいの私のキャパで、週末の京都行を控えて膝の調子がやっぱりそう簡単ではなく、昨日は家で京都のスケジュールを立てていました。私という体と頭のチームを引っ張っていくのは大変です。全く動けない時もあります。

それでも明日で最終回のシネマ歌舞伎は三島由紀夫作のおとぎ話を見てみたくなりスケジュールを組みなおして出かけました。明日のヨガを止めて、今日最初星岡に行こうと思っていたのを明日に変更、金曜日は旅行前で家の片づけや準備に充てることにしました。宿と切符を取ってしまった後での緊急事態宣言ではもう気を付けて行くしかありません。突然の発令で飲食業や旅行業者はまた混乱の中です。もっと前から見通しを立てて政策を実行できないものかと思います。

先週の日曜日が最後だった根津美術館での茶道具展は行きそびれましたが、会期が長い東博の聖林寺十一面観音像は絶対見逃せません。

東劇まで行って、初めてのシネマ歌舞伎。今月と来月は歌舞伎座で玉三郎の公演がないので、歌舞伎勉強中の私にはちょうどいいツールです。

映画の最初に玉三郎さんのお話があり、三島由紀夫との出会いとか勘三郎さんとの演技について語っていました。まだ十代のころ、三島に見いだされていたのですね。この演目で又歌舞伎という演劇の幅広さを感じました。そしてとてもリアルな演技なのです。お化粧の下からその人がにじみ出ます。舞台だとわからない表情がはっきりわかり歌舞伎のものすごさを感じることになりました。そして中村勘三郎(先代)の素晴らしさ。そのチャーミングな人柄が出ているようにかわいいのです。亡くなられてだいぶ経ちますが、もっと早く歌舞伎の世界を知ればよかったなーと思いました。でもその頃は年に数回のコンサートにやっと行ける状態の看護と仕事で大変なころでした。すごい歌舞伎役者がいたものだと今さら遅いのですが、驚きました。

籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)、刺青奇偶(いれずみちょうはん)、ふるあめりかに袖はぬらさじ など勘三郎と玉三郎、仁左衛門の出演するシネマ歌舞伎で見ることができるのでこれから先も楽しみです。

母が玉三郎って老けた役とかがいいって言っていたことがありました。「刺青奇偶」の病人役などもまた違った玉三郎を見ることができそうです。母は観劇とか全く無縁の人でしたが、老後は友人とよく都民劇場の演劇サークルでいろいろ見に行っていました。若い頃はほとんど遊ぶことなどない人でした。家にいた祖母は私がまだ小さい頃、一人でよく歌舞伎を観ていたそうです。母も最後はやっと自分のことができるようになったみたいだったと思い出されました。母とその友人は同じころ亡くなり、きっと天国で一緒に遊んでいることでしょうと親戚の方からお手紙をいただいたことがありました。

三島由紀夫がこんなピュアで楽しい世界を書ける人とは思いませんでした。涙が出るほど笑ったのは久しぶりでした。70過ぎて日本の古典芸能を観始めて、発見が多いのは、今まであまりにも知らなかったせい・・ 伸びしろがたくさんあるのも悪くないですね。

 

映画を見た後で、銀座麒麟で静かなランチ。

 

ずいぶん前に生まれ変わった交詢ビルの前です。

 

 

 

帰り道に家の近くで

高いところに赤い花をみつけ何かと思ってよく見たら百日紅で、もう夏なのかと思ったのは先週末だったかしら?

 

下の方にももうこんなに咲いていました。

暑い夏がまたやってきます。

 

 

イイギリの花がたくさん落ちていました。

 

July 14  2021  Ginza  & on the way home

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベートーヴェンのシンフォニー ・・・ Beethoven's Symphony

2021-07-13 18:14:31 | music

7月7日

貴重な公開リハーサルに誘っていただきました。

新日本フィルハーモニー交響楽団

指揮:鈴木雅明 

コンサート・マスター:西江辰郎

プログラム ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」

 

 

すみだトリュフォニーホールもすっかりおなじみになりました。

同じオケでも今回はベートーヴェンの音になっています。毎回違う世界に連れて行ってくれるオーケストラです。

2020年はベートーヴェン生誕250年でベートーヴェン・イヤーとしていろいろな企画があったようですが、コロナにもかかわらず工夫をして交響曲全曲演奏できて灌漑深いようです。時期がずれ込んだようですが、今回のコンサートが最終日となったとのことです。

音のしずくが落ちて体の中にしみこんでいくような感じがした素晴らしい交響曲第3番でした。最初の音を聞いただけで、また公開リハだけでなく本番が聴きたくなってしまいました。指揮者もとてもきめ細かい曲作りでした。指揮はバッハ・コレギウムの鈴木雅明さんです。音楽が生まれる瞬間に立ち会ったような感じでした。コンサートに行ったりして、音楽を聴いているといつも小学生のころからクラシック音楽を聴く機会を与えてくれた父を思い出して、感謝の気持ちがあふれます。「英雄」はデビッド・リーン監督の「ライアンの娘」で使われていたのが印象的でした。

ベートーヴェンの曲は中にロマン派のような感じがするものがあります。いつもベートーヴェンの暖かさに包まれる感じがします。3番は7番についで好きなシンフォニーです。5番も好きだけど。ベートーヴェンの音に包まれて幸せな気分で帰ってきましたが、家では急にラフマニノフが聴きたくなってYouTubeでみつけたヴォカリーズとピアノ・コンチェルトの一部をハウザーのチェロで聴きました。

 

HAUSER - Vocalise (Rachmaninoff)

20代のころやっていたNHKFM「夜の停車場」のテーマソングになっていた曲です。江守徹のナレーションが不思議な世界に誘います。

 

HAUSER - Piano Concerto No. 2 (Rachmaninov)

 

7月10日

午前中ベルカントのレッスンがあり、午後本番のコンサートの当日券を買って聴きました。九段下から錦糸町までは半蔵門線を使えばすぐです。

夏のような日差しでした。家の近くの公園ではさるすべりの花が咲きだし、スコールのような夕立は梅雨のきこうとは思えません。

 

 

プログラム:ベートーヴェン交響曲第4番

      ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」

アンコール ベートーヴェン 「プロメテウスの創造物」Op.43 終曲 (=交響曲第3番4楽章の一部)

 

 

生きていることを強く感じるベートーヴェンの曲でした。

第3番が圧倒的な素晴らしさなので4番の印象が残りません。指揮者の力はすごく入っていましたが。演奏はリハーサルの時とは違う勢いと完成度があったように思います。

エサ=ペッカ・サロネン フィルハーモニア管弦楽団で2016年に聞いて、ブログを見たら、第3番のベストと書いてありました。残念なことにもうどんなだったか覚えていません。今度N響でファビオ・ルイージが何かベートーヴェンのシンフォニーを指揮しますが、どんな風に作るのだろう・・

聴きながら高校時代の担任だった英語の教師祐本先生ご夫妻をなぜか近く思い出しました。奥様を亡くされてから先生も2年後くらいに奥様を追うように他界されました。人生で出会った忘れられない人の一人です。なんだか谷口先生とメールのやり取りをしてセミナーのことを教えていただいたせいか、急に思い出しました。

谷口先生とのメールで教えてくれたエピソードが楽しかったです。先生が1年早く退官して、静岡に移り嬉しくて毎日山を歩いていたら、良く出会う老人に定年退職してから80歳までが人生で一番楽しい時期だよと言われたとのことです。ある時にパタッと会わなくなってもしかしたら神様だったのかもしれないと思う先生がかわいいです。健康に過ごせればこそですね。

 

 

午前中のベルカントレッスンで嬉しいお知らせがありました。先生が作っている団体のイル・テアトロ・オペラ千代田の企画が文化庁の補助金に採択されたのです。

文化庁 令和2年度第3次補正予算事業
ARTS for the future!
(コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業)

それにより、10月10日にすみだトリフォニーホールでフル・オーケストラでコンサートが開催されることになりました。

プログラムのR.シュトラウスの「4つの最後の歌」とマーラー「大地の歌」は両方とも最晩年の作品で若い頃の思い出と未来への思いに溢れた曲で素晴らしいとのことでした。楽しみです。

シュトラウスの歌曲はクリスティアーネ・カルクで聴いたことがありました。山畑先生のソプラノとても楽しみです。 安藤先生もドイツものを歌うのですね。これもどんなふうになるのでしょう・・ コロナで演奏会の中止も多く明るいニュースでした。

 

 

コロナで2度開催が延期となった館野泉さんの北欧を語るコンサートの3回目の連絡が来ました。

 

若い頃からファンだった館野さんの今を聴くことができて幸せです。

彼も多くの困難と闘ったけれど穏やかな人柄が魅力的な人です。

 

July 7 & 10  2021   Kinshicho

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月22日のスペシャリテ再び ・・・ spécialité on 22, June

2021-07-12 09:35:00 | nature

6月22日の奥高尾でのスペシャリテ、クモキリソウとイチヤクソウです。

もう終わっているものもありましたが、やっと咲いているのが見つかりました。

 

そしたら次々と・・・

 

まるでスポットライトが当たるように、森の中の陽がさしているところに咲いていました。

 

 

 

 

 

 

イチヤクソウも初めて出会った花でした。

 

 

 

早くもアサギマダラが到着していました。

 

June 22   2021   Takao

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月の終わりに高尾で出会った花たち ・・・ flowers of Takao in the end of June

2021-07-11 23:59:47 | nature

6月22日 高尾~奥高尾~裏高尾 花さがしの山歩きで出会った自然です。

 

 

 

アカショウマにスジグロシロチョウ?

 

トキリマメ

 

テイカカズラ

 

ツチアケビ

 

トチバニンジン

 

 

ジャノヒゲ

 

 

ホタルブクロ

 

アジサイ

 

アサギマダラの裏側?

 

イチヤクソウ

 

ドクダミ

 

もう終わりのウメガサソウが高いところに・・

 

不思議なギンリョウソウ

 

 

 

ジャノメチョウ

 

ハエドクソウ

 

ハンショウヅル  三枚葉が特徴

 

食べておいしいと言われるシオデ 昨年横山先生にも教えてもらった草です。

 

フタバハギ

 

 

オカトラノオ

 

ヒヨドリソウ

 

 

 

ギボウシの花の始まり

 

ハナニガナ  ニガナより花びらの数が多い。

 

キジカクシ   アスパラに似ている

 

ヤマボウシ 

 

 

 

イガホウズキ

 

 

 

アザミも始まる

 

白い葉のつる性植物マタタビ  小さな花が咲いていました。

 

下に落ちていた花

 

 

 

ミツモトソウ  キジムシロ科

 

 

ミゾホウズキ

 

 

もしかしてムラサキニガナ?

 

ガクアジサイ

 

 

June 22  2021   Takao

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山~一丁平~小仏城山~日影林道 トレッキング ・・・ Oku-Takao trekking

2021-07-10 23:53:50 | wonderland

6月22日

また高尾山の新しいコースを歩くことができました。前回、小仏城山へは行かないで日影林道に向かったので、今回は小仏城山の頂上まで行って、日影に降りるコースを経験しました。

クモキリソウを探す山歩きで発見した嬉しさを翌日23日のブログですぐアップしていましたが、コースや他にたくさんであった高尾山の写真はあまりにもたくさんあったので載せるのが遅くなってしまいました。

コースタイム

高尾山口 8:45 ケーブル 9:00

薬王院 ~ 冨士道 ~ 5号路~ もみじ台下巻き道(右側) ~ 正規ルート ~ 一丁平 11:00 すぎに早めのランチ

小仏城山 ~ 日影林道 ~ 日影バス停(15:13)

 

雨の合間の晴日で高尾山に向かう人も少ない日でした。駅で元気な遠足の小学生達に会いました。全部歩きだった彼らにランチタイムと帰りの高尾駅で出会ったのに驚きました。コロナ時代にいい思い出が作れてよかったね。

 

山頂駅で迎えてくれたのはたくさんのアカショウマでした。

 

 

例によってテルテル坊主さんたち・・ 今回は何が増えたのかしら?

 

 

高尾山で出会ったアジサイや

 

不思議花

 

 

残念な看板です。最近は盗掘も目に余るものがあり、看板が立っていました。

ビジターセンターでも花の場所を教えてくれないものもあります。ブログでは場所を特定しないような掲載が常識になってきていますのでお花たちは別に載せようかと思います。

 

一丁平でのお弁当タイム。いつも適当に残り物でもおにぎりはおいしいです。

 

 

一丁平から初めて小仏城山の頂上を目指しました。

 

 

山頂のアンテナが見えてきました。

 

 

 

 

 

小仏城山の山頂においてある天狗の木彫も取り替えるのかしら?

 

 

 

 

 

 

日影林道に出たところで大きな網を持った若者がいて、カミキリムシを求めて歩いていました。

昆虫採集の人には初めて会いました。

 

萩原作業道 高尾山への近道になるようです。行ったことないけどマチュピチュみたい。

 

ここは林業の私道のようで、草を刈る作業中で通行止めになっていました。

 

 

 

日影のキャンプ場でトイレタイム

 

無事バス停まで下りてくることができましたが、この林道の長いこと!

 

風景写真ははっきり写るスマホと一眼レフが入り交ざってしまっています。

たくさんの自然に出会ったので続きはまた後程アップします。

 

June 22  2021  Takao

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついにコロナワクチン接種 ・・・ receiving my first shot of the Covid-19 vaccine

2021-07-08 23:59:23 | a day in the life

7月8日

予約を取り消したいくらいでしたが、とうとう予約通り、コロナワクチンの接種に行きました。

血栓ができやすいとかいろいろ言われていて、モデルナの方がいいのかなと思ったり揺れましたが、どちらにしてもリスクがあるし、接種しない場合のリスクと比べてもやっておくべきかと思いました。いつも都民劇場の音楽を聴きに一緒に行っていたmさんが感染して、コロナとその後間質性肺炎にかかって大変だったと言っていたことも影響しています。身近な人で初めてかかった人です。ワクチンを打たないと社会生活ができないような感じもします。

6月の中旬に高血圧の治療をしている家庭医の先生のところでついでに聞いてみたら、予約ですぐいっぱいになってしまうとのこと。7月の20日以降になるので集団接種会場を聞いてみたらと言われて区に電話をして一番早い聖母病院をとってもらいました。最近、ワクチンが急に不足しだして、個人病院への供給がストップされたようで結果良かったかなと思いました。聖母病院は娘が小さい頃時々かかっていたり、私もヘルペスになった時は午前中に点滴をしてから職場に通っていたことがあった病院です。今回、地図でよく見ると薬王院の少し先で、今の家からは充分歩ける距離でした。薬王院の睡蓮の状態をチェックしながら、小雨が降りだしてしまいましたが、歩いて行きました。

睡蓮は咲いていなくて、代わりにアサザが咲いてました。

 

 

 

ワクチン接種会場は病院の奥のなんとチャペルでした。

 

 

 

 

 

時間に行ったので、待たされることもなく、整然と進められていました。チャペルの中だったのに驚きましたが、おかげで静かな気持ちになれました。とても素敵な建物でしたが、撮影禁止になっていたので、ボックリ博士のブログから内部写真をお借りしました。接種の後15分くらい待機してから帰宅しました。

帰り道、スーパーの近くの気になっていた台湾スィーツのお店で買い物後に一休憩。

 

体によさそうなスィーツでした。お店の中では中国語が飛び交ってまるで台湾にいるよう・・

 

 

無事接種が終わってホッとしています。家に帰ってからも少し休憩していましたが、気が付いたら、左手が痛くなって手が上がらなくなっていました。

帰ってから録画してあった「慕情」を見ました。高校生のころだったかTVで見て泣いた蝶々が印象的だった映画で、なんといってもあの曲が良かったです。私たちの結婚式で義理の弟が歌ってくれたことを思い出します。今見ると静かな反戦映画で、出会えたことだけで幸せだったと感じる二人のけなげさが残る昔の映画らしい映画でした。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玄國寺の蓮の花と再びつながった懐かしい人の輪 ・・・ lotus in Genkokuji and sequence of human relations

2021-07-07 23:57:56 | a day in the life

7月5日

ヨガの帰り道にバスから降りて家に向かう途中にあるお寺、玄國寺の入り口に蓮の鉢があることを発見して、スーパーに買い物行く時に写真を撮りました。もう一つ落合の薬王院の鉢の中の睡蓮も見に行きたかったけれど・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保育園の子どもたちも興味を示して見に来ました。保育士さんが「早くしないと帰ってゲームができないよ」と言っていましたが、ゲームするよりずっといいと思うけど!

 

 

 

 

 

 

7月6日

紫苑さんが紹介してくれた本が面白そうだったので、図書館で予約したら届いていたので取りに行きました。

料理本ではなくアメリカ食文化のことがわかりそうな本です。主人の甥がアメリカ人と結婚して今は西海岸に住んでいるけれど彼女のことを思い出しました。まったく食に興味がなく、料理もしない勉強の好きな女の子でした。彼女の妹は確かビーガンかなにかで一時どこかの島で自然の中で暮らしていたり・・・ アメリカとひとくくりでは言えないけど食事情が分かって、参考になることもありそう・・

 

 

 

昨日、図書館から帰りに見た七夕飾り‥ 

今晩も曇り空のようですね。素敵なお祭りなのに最近はあまり見られなくて‥ コロナでお祭りも中止続きの寂しい日々です。

 

アルバトロスさんのFacebookを見た時、鳥の絵の展覧会を八ヶ岳で見たということで谷口高司さんというイラストレーターの記事がありました。その名前を見たら、お顔もそっくりだし、弟さんに当たるであろう谷口尚司元東北大の教授を思い出し、懐かしさでいっぱいになり、連絡を取ってしまいました。学会の仕事を通して長い間お世話になり、その温かい人柄に心なごむ先生でした。退官とともに住まいを静岡に移して、定年退職すると楽しいことがたくさん待っているよと私が退職する時にメールをいただいたことを覚えています。その時の私はまだ仕事がしたかったし、地域とつながる仕事をと思って地元の子ども園のパートを数年しましたが、今完全にやめて毎日花を追いかけたり、やりたいことをやっているともっと早く仕事を辞めればよかったと思うくらいです。(もちろんその時の経験は一つの職場だけしか知らなかった私のいい経験にもなったし、経済的にも助かりました。)

ちょうどそんなときに、定年後の一つの姿を見せてくださった谷口先生と再び連絡が取れて、とてもうれしかったです。定年後に農業をしたり、まだ若い人を教えたり、いろいろな先生方がいらっしゃいますが、皆とてもクリエイティブな生き方です。

仕事を退職してからはそこで出会った方たちのこととかもすっかり忘れていましたが、仕事のことより、音楽や歌舞伎や絵の話をしていた先生たちを思い出したりしています。私が知りえた狭い社会のことですが、面白い人たちに出会えたことは楽しい思い出の一つです。

谷口先生も同年代で杉並区で育って私と環境が近かったのですが、静岡に移ってその自然を楽しんでいらっしゃるように思いました。今では「しあわせ学」のセミナーを開催していらっしゃるとか・・ 私も聴いてみたいな~と思いました。運動や自然の写真を撮るほか、セミナーのこともあり読書量がすごいです。

谷口先生のお兄様は図鑑の鳥の絵を描かれたり、そういう教室を杉並で開いていらっしゃるようですが、私の高校の時の同級生で元井の頭動物園長の成島君とも繋がっていて、不思議な縁を感じずにはいられません。

 

 

とても素敵なYouTubeを発見しました。大好きなチェロのマイスキーと食わず嫌いだったアルゲリッチのコンサートです。

アルゲリッチもいいですね。

コル・ニドライは心に響くマイスキーのチェロでした。マイスキーは若い頃ソ連の収容所に入れさせられていた時代もあり、苦労の人ですが、バッハとか素晴らしいですね。生で聴いたことがないので一度聴きたいと思っている演奏家の一人です。

Martha Argerich & Mischa Maisky LIVE aus der Synagoge Görlitz 13.10.2020

 

JS. Bach BWV 1007 Cello Suite No 1 G Major

JS. Bach BWV 826 Piano Partita No 2 c minor

L. v Beethoven Op. 5 No. 2 Cello Sonata No. 2 g minor

Max Bruch Op. 47 Kol Nidrei

F. Chopin Op. 65 Cello Sonata g minor ( iii Largo)

 

July 5 & 6  2021  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の投票日 ・・・ rainy election day

2021-07-06 23:46:08 | a day in the life

7月4日

雨が小降りになった日曜日の朝、東京都議選の投票に近くの小学校へ行きました。

娘の通った小学校です。

家の周りのクチナシは余り咲いていません。年々花が少なくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

隣の中学校と校庭を共有するように作り変えました。

 

お昼はバインミーを買って帰ることにしました。かわいいイラストの飾りはなくなって増やしたメニュー内容がたくさん貼ってありました。

ますます活動が大きくなって、土日も営業するようになり、吉祥寺にも出店するとのこと。

 

 

ムラサキシキブ

 

July  4 2021  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉三郎のお話と素踊りの会 ・・・ Tamasaburo on stage

2021-07-05 23:19:30 | people

以前コンサートに数回来たり、最近も新日本フィルのゲネプロや本コンサートによく行くようになったすみだトリフォニーホールに玉三郎さんのトークと素踊りを見に行きました。

 

すごい雲行きの天気でしたが、何とか雨は上がりました。熱海で土石流が発生した日です。

 

ホールに入るのにも長い列ができていました。

 

このチラシは最初にチケットを買った時にはなかったのですが、その日のお話で皆様からの質問に答えるというコーナーがあって、質問を募集していたことを知りました。

最初にプログラムにある素踊りについて語っていました。素踊りは以前MOA美術館でしたことがあるが、めったにしない。歌舞伎役者がお化粧をしないで舞台に上がるなんてありえないというようなことでした。

でもこの前の吉右衛門さんの能舞台での熊谷直実をみて、私は素の吉右衛門さんが演じるほうが好きでした。今回も玉三郎さんはこの会場は大きいのでお化粧していてもしなくてもあまり関係ないのではないかと思ったと話されていましたが、私は前の方の席を今回選んだので顔の表情がはっきりわかってよかったです。前回歌舞伎座で見た時よりも、歌も思いも伝わってくるような感じでした。灯りが二つで雪が舞う舞台芸術は同じでした。富山清琴さんの地唄が心にしみました。

玉三郎さんの年齢を超越した佇まいや話し言葉の美しさに感動しました。会場はこのホールで今までにないほどの盛況さと熱気がありました。玉三郎の魅力に引き込まれている人が多いのですね。

家で過ごす時間が多い時はWOWOWで今までのご自分が出た映画やシネマ歌舞伎をご覧になっていたとかで、映画を吉永小百合さんを使って撮っていたことなど知りませんでした。

仁左衛門さんとのエピソードなども語っていましたが、今回の桜姫の早変わりよくやられたと感心していました。舞台に出てないところの方が大変で舞台の上で休憩するような感じだと早変わりのことを話していました。

毎日の習慣についての質問には 「朝は小松菜を含む野菜と果物のジュースを飲んで、舞台の前は発声練習、寝る前は体操くらいかな?」と答えられていました。私もヨガでよくやっていますが、ねじる運動が必要だということです。

舞台での役作りなどについては「感動や感情をしっかり受け止めて、それを思い出して舞台で表現する。台詞を言わない時も心はその役になっている。舞台で、毎日新鮮な思いを伝える。」などの言葉がありました。

どうしてもお話ししたいこととしては「マイクロプラスチックと海の汚染」についてでした。私もNHKのドキュメンタリーを見て危機感を強めた一人です。美しい地球を残すことは今生きている私たちの使命です。

重い質問もありました。不登校で日本舞踊をやっている少女の投稿でした。玉三郎さんは言葉を選びながら、今の型にはめようとする教育には懸念を持っていて、自分のやりたいことをやって大丈夫だと思いますと答えられていました。玉三郎さんも幼稚園を1日しか行かなかったことや学校は近くですぐ帰れる場所にしたとかそんなご自身のことを話されていました。高校生になると役がいっぱいついて学校に行けなくなったが、世の中でどんな人たちに出会うかが大切ではないかと。

玉三郎さんがご自身のことを語り、素で舞い、なんと贅沢な時間だったのでしょう・・・

 

10年前の国立劇場での玉三郎の素踊りの記事をみつけました。私の言いたいことが書かれていました。

10㎏もある衣装を着ての想定なので、浴衣に身体を叩きつけるように、あるいはいっぱいいっぱいに外に込めて踊っておく。その時の踊りの潜在力というのは、歌舞伎の衣装を着けるとさすがに見えにくい。玉三郎の素踊りの良さは、そうした重い衣装から解放されて、軽く手や身体を振っても綺麗に決まるという逆の感じだった。少し首を振りぎみな、微妙に中心の決まらない感じが歌舞伎の舞台ではあるが、それがまったくぶれず、すっとしている。その軸がまっすぐすらっとしているところから、オーラがダイレクトに客席に向って放たれている感じがして、深く、深く見入ってしまった。

 

歌舞伎座で見た地唄舞、7月は京都での公演があります。何度でも見たい玉三郎の舞です。

 

July 3  2021  Kinshicho

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする