早稲田大学へ行ってきた。
キャリアセンターが主催する「職種研究(ディレクター・プロデューサー)」講座だ。
もう10年連続だと思う。
慶應SFC時代から呼んで下さっている。
当時はゼミ生から「敵に塩を送る」(笑)といわれたものだ。
北海道の大学にいた頃も、とにかく毎年、この講座は続けてきた。
今年も、会議室が満席の状態で、しかもみんな熱心に聞いてくれているのが分かった。
こういう一種の“ライブ”は、別に質疑応答という意味ではなく、目の前にいる人たちとの、キャッチボールみたいなものだ。
投げている球が、本当に受け取ってもらえているかどうかは、よく分かる。
たぶん、毎年飽きもせずに早稲田に出かけていくのは、この目に見えないボールが届いている実感があるからだろう。
いつも冒頭で、「何かヒントを、3つくらいは、持ち帰えるようにしてほしい」ということを言う。
今年の3年生諸君は、何を抱えて帰ったのだろうか。
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