碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

往年の「東宝特撮映画」が続々と・・・

2009年10月09日 | 映画・ビデオ・映像

いやあ、台風にも負けず(裏山の松の木の枝が折れた)、つい買っちゃいました。

あの、テレビでよく見るCMの、ムック本みたいなので、シリーズになってて、創刊号だけ安くて、次から定価だよ(笑)、っていうアレ。

「DeAGOSTINI (でぃあごすてぃ~に~)」ってやつです。

これまでは、あまり食指が動かなかったけれど、これは別。

なんてったって『東宝特撮映画DVDコレクション』だもんなあ。

創刊号が『ゴジラ』(1954年)だもんなあ。

しかも990円。そりゃ、買っちゃうよなあ。

宝田明、平田昭彦、志村喬の俳優陣に泣ける。

ポスターの「水爆大怪獣映画」の文字も泣ける。モノクロの初代ゴジラは、水爆が生んだ運命の怪獣だったのだ。

解説書の1ページ目に、「映画の時代」として、ちゃんと<第五福竜丸被曝事故>の説明があった。

偉い!

今回のシリーズは全50作品で、そのラインナップを眺めたら、そのほとんどを劇場で観てあった。

小学校からはリアルタイムで。

それ以前のものは学生時代に名画座など探して。

来週出る第2号は、『モスラ対ゴジラ』(1964年)だ。これも名作。

その後も、キングギドラが出てくる『三大怪獣 地球最大の決戦』や『モスラ』、そして『海底軍艦』(プラモ作りました!)と、“要購入物件”(各1990円)が続くのだ。

このシリーズ、実は、相当嬉しい(笑)。