碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで書いた本」 2010.12.04

2010年12月04日 | 書評した本たち

昨日は、すごい風だった。

あちこちで看板が飛んで、事故もあり、大変だったみたいだ。

東京の気温は20度を超えていた。

甲信越では地震もあったし、ちょっと変ですね。

こういう時、何か大きなことが起きなきゃいいが・・・。

NHK『坂の上の雲』の再放送を見ていたら、ちょうど日清戦争の場面。

もしも秋山真之が、昨今の「尖閣問題」など知ったら何と言っただろう、なんて思ったりして(笑)。


さて、今週、「読んで(書評を)書いた」のは、以下の本です。

馬場マコト 
『戦争と広告』 白水社

佐々木 譲
『カウントダウン』 毎日新聞社

岸本葉子 
『できれば機嫌よく生きたい』 中央公論新社

野地秋嘉
『昭和のスター王国を築いた男 渡辺晋物語』 マガジンハウス



「昭和のスター王国」とは、あのナベプロのこと。

ほんと、キラ星のごとくスターたちが集まっていた。というか、スターを量産していた。

マネージメント業だけでなく、芸能界そのものを近代産業化した傑物の成功物語だ。


* 書いた書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(12月09日号)に
  掲載されています。


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