碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

お神輿、町を練り歩く

2009年10月22日 | テレビ・ラジオ・メディア

完成したお神輿を担いで、町を練り歩いた。

元気な掛け声に、商店街の皆さんや通行人の方々が見てくださる。

子どもたちも嬉しそうだった。

お神輿の完成

2009年10月22日 | テレビ・ラジオ・メディア

ついにお神輿が完成した。

さまざまな祭りをイメージした、さまざまな意匠のお神輿が6台。

自分たちで作った世界に一つだけの作品だ。

お神輿の制作、進む

2009年10月22日 | テレビ・ラジオ・メディア

昼休みをはさんで、制作が進む。

途中から、五十嵐さんの「授業」で聞いた“抽象”の話が生きてきた。

作っているものが、どんどん愉快な方向へと変わっていくのだ。 

芸術は楽しい。

お神輿の制作

2009年10月22日 | テレビ・ラジオ・メディア

制作開始。

素材は段ボールだ。

五十嵐さんは各班を回り、必要ならアドバイスを行う。

お神輿作りへ

2009年10月22日 | テレビ・ラジオ・メディア

NHK「課外授業 ようこそ先輩」五十嵐威暢(たけのぶ)編のロケが続く。

五十嵐さんが、子どもたちに「作ろう」とよびかけたのは、「祭りのお神輿」だった。

この場合、お神輿はいわば“動く彫刻”である。

各グループが、どんな祭りで、どんなお神輿を作るのか、それぞれ企画を発表した。

これに対し、五十嵐さんは、もっと自由に発想することを提案。

「具象」と「抽象」の話になった。

秋の色

2009年10月20日 | テレビ・ラジオ・メディア

撮影を続けている小学校の窓から見えた、校庭のイチョウ。

あまりに鮮やかなので・・・。

がんばれ!男子

2009年10月20日 | テレビ・ラジオ・メディア

NHK「課外授業 ようこそ先輩」五十嵐威暢(たけのぶ)編。

滝川ロケ2日目の今日、子どもたちは考えている。

五十嵐さんから出された、ある“課題”をめぐって、グループに分かれての話し合いが行われているのだ。

傾向としては、どのグループでも、全体的に女子の発言力が強い(笑)。

男子が何か提案しても、すかさず女子が「そんなこと言ってもさあ・・・」と反論。男子はたじたじだ。

ちゃんと時代を反映しているから苦笑い。

・・・とは思うけど、がんばれ!男子。

TBS日曜劇場「JIN-仁―」、3つの勝因

2009年10月20日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

20日付けの『日刊ゲンダイ』で、TBS日曜劇場「JIN-仁―」について書いた。

いつもの連載コラム「テレビとはナンだ!」である。


見出し:
タイムスリップ・ドラマ「仁」 成功の3つの理由

コラム本文:
TBS日曜劇場「JIN-仁―」が面白い。

現代の医師が江戸時代に飛んでしまう、いわゆるタイムスリップ物だ。

このジャンルは小説でも難しいが、映像だと尚更で、ヘタに作ると極めて陳腐なものになってしまう。だが、今回は上々の出来なのだ。

勝因は3つある。

まず、リアルで緊迫感のある「医療ドラマ」であること。

主人公の南方仁(大沢たかお)は焼け火箸を電気メスの代用品にして止血を行ってみせる。また当時は死病だったコロリ(コレラ)とも戦っていく。

次に、日本人の大好きな坂本龍馬や勝海舟などが登場する「幕末歴史ドラマ」であること。

すでに歴史の流れ(未来)を知っている仁が、どこまで彼らと関わっていくのかに注目だ。

さらに、仁に2人の女性(中谷美紀・綾瀬はるか)がからむ「恋愛ドラマ」でもある。

女医と花魁の両方を演じる中谷には凄味があるし、武家娘の綾瀬は凛としていながら可憐。仁が羨ましい。

ドラマの成否はストーリーが握っているが、そこも不安はない。何しろ原作は「龍―RON-」などで知られる村上もとかの漫画なのだ。

村上が丁寧に描いてきた江戸の風景や人々の暮らしぶりも含めて、きっちりと映像化していけばいい。

医療、歴史、恋愛。この三位一体ドラマに死角があるとすれば、タイムスリップの仕組みくらいだ。
(『日刊ゲンダイ』2009.10.20付け)

「松尾ジンギスカン」本店に行った

2009年10月19日 | テレビ・ラジオ・メディア

知らなかったのだが、滝川には、あの「松尾ジンギスカン」の本店がある。

当然、スタッフ一同の夕飯は、ここで決まりだ。

本店だと思うだけで、各地の支店で食べるより、美味しく感じるから不思議。

いや、実際、美味しかった。

みんな、よく食べ、よく飲み、よく語って(終始テレビの話)、本日は解散。

ジンギスカン・パワーで(笑)、明日もがんばろう。

"竜の背骨"の先へ

2009年10月19日 | テレビ・ラジオ・メディア

市内の公園にある五十嵐さんの作品「ドラゴンズ スパイン(竜の背骨)」。

通称「ニョキニョキ」の前で、作者自らによる作品解説を撮影した。

ニョキニョキの高さは21メートルあるが、それは21世紀を生きる子どもたちへのメッセージだから。

「空を見上げてみよう」

「目線を高くしよう」

子どもたちの顔が、竜の背骨の先にある天空へと向けられる。

『課外授業 ようこそ先輩』の撮影開始!

2009年10月19日 | テレビ・ラジオ・メディア

NHK『課外授業 ようこそ先輩』は、大好きな番組の一つだ。
 
今回、北海道・滝川市を舞台に、その1本を制作することになった。

“主役”は、この町出身で、世界的なデザイナー・彫刻家である五十嵐威暢(いがらし たけのぶ)さん。

今日から撮影が始まった。

「何かを創り出すことの面白さ、楽しさ」を伝えられたら、と思う。

嬉しいことに、子どもたちの反応も、すこぶるいい。

みんな、目を輝かせながら五十嵐さんの話を聞き、また実際に自分たちの手を動かしている。

さて、どんなものが生まれてくるのだろうか。

滝川に到着

2009年10月18日 | テレビ・ラジオ・メディア

道央道を使って滝川着。

高速は100キロ走っても1000円でした(笑)。

でも、東名や中央高速みたいな混雑はない。

雲り、ときどき雨は、天気予報通りだ。

市内を回って、ロケ現場の確認。

丸加高原からの眺めは絶景で、無理かもしれないが青空が欲しくなる。

札幌から、“ロケ地”滝川へ

2009年10月18日 | テレビ・ラジオ・メディア
深夜、札幌は雨・・・。

紀伊国屋書店で、坪内祐三さんの新作『風景十二』(扶桑社)、昨年亡くなった筑紫哲也さんの“新刊”『若き友人たちへ~筑紫哲也ラスト・メッセージ』(集英社新書)、そして立花隆さんと佐藤優さんによる『ぼくらの頭脳の鍛え方~必読の教養書400冊』(文春新書)を買った。

北大近くの古書店「南陽堂書店」で、『定本 柳田國男集 別巻第三』(筑摩書房)と丹羽文雄『小説作法』(文藝春秋新社)を発見、入手。

『柳田國男集』は昭和39年に出たもので、自伝的エッセイともいうべき「故郷七十年」全部が収められている。

『小説作法』のほうは昭和29年のもの。

どちらも箱入りで、本の状態も悪くない。取り出すと45年前、55年前の時代がフリーズドライされているようだ。

旅先であり、それはまだ続くというのに、荷物を増やしてどうするんだ、とも思うが、出会ったものは仕方ない(笑)。トランクに詰め込む。


今日の午後、プロデューサーとして久し振りに制作するテレビ番組のために、滝川市へと向かう。

ラジオの生放送って・・・

2009年10月17日 | テレビ・ラジオ・メディア

夕方から、FMノースウエーブで「大人塾リターンズ」。

映画は、『カムイ外伝』と『さまよう刃』について。

本は、小林信彦さんの『黒澤明という時代』、朝倉かすみさんの『静かにしなさい、でないと』について話をした。

ヒロさんは『カムイ外伝』の沖縄ロケに身を乗り出し、ケイコさんは『静かにしなさい、でないと』に大きく反応してくれた。

嬉しいねえ(笑)。

夢中で話していたので、瞬間、マイクの存在も忘れていた。

こういう放送だと、きっとリスナーにも届いているような気がするのだ。


黒澤明という時代
小林 信彦
文藝春秋

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今月の「碓井教授の徹夜本」コーナー

2009年10月17日 | テレビ・ラジオ・メディア

昼から、HTB「スキップ」に生出演。

この番組での「碓井教授の徹夜本」は、北海道出身の作家と、その最新作を紹介するコーナーだ。

今月は、小樽市出身の朝倉かすみさん。

作品は先月出た『静かにしなさい、でないと』である。

併せて、名作『田村はまだか』にも触れさせていただきました。


静かにしなさい、でないと
朝倉 かすみ
集英社

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田村はまだか
朝倉 かすみ
光文社

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