katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ご新規さん教室

2014-12-07 04:28:40 | モザイク教室
今日は10時からご新規さん教室。何だかかぐやの報告によると、モザイクをやった事があって・・・ただ切った事が無いとの事。
そんなこんなでスタートとなる・・・・・。

さて、それではひとまずどんな目的があるのか?って言うような質問から・・・すると、タイルを切った事が無い事と、出来るなら絵を作って見たい・・・・っな話。何ともウチではハードルの低い話で・・・それならまず大丈夫。

所でどんなモチーフ?って話になると、タツノオトシゴって言うのね。そこで図鑑なんかを持って来ると、私の思うタツノオトシゴでも良いんですか?って言うので、それは全く問題は無いんだけれど、大事なのは人が見てタツノオトシゴって判る範囲のデフォルメで

あって、何それ?って言われてはダメ。何しろルーズにし過ぎて、自己満足ってだけになっては、基礎中の基礎であるきちんと切るって部分である、輪郭を守る・・・・が、何でも良くなる・・・そう言う可能性が高くなる。

何せそのデフォルメの何が正しいか?を知る者は本人でしかない・・・・では、俺は何が正しいか?判らずに教える事になる・・・。
それが曲がっていようと、無くなろうと、本人の勝手では、何がキチンとであるか?教えようが無くなる・・・・。

それが逆に、タツノオトシゴに誰でも判る程度のデフォルメであれば、教える者として見えなければ見えないから・・・これは必要・・・そんな指導も出来るが、合っても無くても、やっている時にも変更の利く自由があっては・・・・では困るのね。

そうした話の中でこの下絵となるのだけれど、これなら誰が見てもタツノオトシゴに見える。それでいよいよ切るに当たって、くちばしみたいなものと、頭と背中の5パーツは狙って1パーツで切る。後は輪郭だけを守って・・・。

それと尻尾は四角いパーツで・・・当然これだけの規制を守ればこの結果は得られるが、当然時間は掛かる・・・・。約5時間。
ただ初めて切った・・・としても、こうしてきちんと時間を掛ければ、ここまで出来るものなのね。

そしてきちんとした切り方、張り方を知って、ただ切る、ただ張るって言う確立を下げるやり方では無いと、偶然では無く必然を手に入れるのだから、当然確率は上がる訳で。それを何回も繰り返す事で慣れを手に入れ質を上げる。

上手くなるって言うのはそう言う事で、この1回で何処まで伝わったか?は判らないけれど、後は道具と材料さえ揃えば、一通りやり方は教えたし、何とか楽しみながら、続けて行かれる程度は伝えられたかな?・・・・とは思うのだけれど。

何しろ難しいのは、モノ作りとは楽しくて残酷なものでね・・・・最初は謙虚な姿勢って言うのが誰にでもあるものでね・・・。
出来ないと思っていたから、出来たぁ・・・って楽しくなる。けれど、いつしか慣れると当たり前になる・・・。

良い例が、今日も最初はそうだった・・・・あっ切れた・・・ってね。けれど、最後の方は、このギザギザみたいなものをきちんと切った方が良かったですか?・・・・ほらたった数時間で目が肥える・・・。

つまりこれを繰り返すと、どんどんとより良い物を好むようになる・・・・作り手って言うのは欲張りなんでね・・・。
けれどその進歩が見られないと、いつか飽きて来る・・・ただその進歩ってのはいつまでも偶然だけでは得られない。

上手さとは必然なものなのでね。そして確立。そうね、それと根拠なんてもんも無いよりあった方が良い。
そんな事を踏まえて、楽しむって段階までなら初回でここまで作れたのだから、やる気さえあれば問題無く楽しめるはず。

もしそこから先が必要になったのなら・・・・?その時はまたここが必要になれるように・・・・いつでもねっ。ってそんな話。

その後は車の保険等の切り替えの為の準備なんかをかぐやとやって、明日はKAMEYAさんの子供教室があるので準備して帰宅。
って早めに帰宅して、何と無くボヤッと見ていたら、いつの間にか寝てて・・・あっ、って気が付いてブログ・・・。

それがこんな時間って・・・・あらまっ・・・・なのね。


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