katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャー、本日4人にシドさんのテーブル

2014-12-14 07:19:05 | モザイク教室

今日はオードリーが直行って事で現地で集合。特に何も問題も無くいつも通りのスタートになるが、2月のお教室がローマの件に引っ掛かるので、代替の話を店長にして・・・そんな中、1人欠席の4人で始まり。

まず1人目は新しく入った方で、前回初めて硬いタイルを切って、今回はまた体験の時のぺきぺきに戻り、柔らかく切りやすくなったはずなんだけれど・・・・まずは色。赤なのかエンジなのか?みたいな2つに1つの選択みたいな気持ちになる・・・・。

上絵の赤では激しく明るいし、エンジでは地味だしみたいな・・・・ね。そうね、まず絵画と違う悩み・・・・それが混ぜられないから、思った色を作れない事。そして選ぶとなると、極端な2色をどっちを・・・となる。

それをどっちよりがイメージに近いですか?の質問に、エンジかなぁ・・・と半信半疑となる。正直、自分で言ったんだけれど、それで良いのかな?・・・・そこはサンプルとしての完成品が無い事も大きくあるのだけれど、それが1点モノのお教室ならではの悩みなのね・・・。

何しろ1人1人にサンプルを作ってあげる訳には行かないしね・・・。ここは何とか粘って貰うしか無いのね・・・後は多少の信用・・・。ちなみに言われた通りの指導となると、赤は物凄い威力があるので、エンジよりにするのなら?エンジを大きく切って、赤を小さくする。

数としても赤は少なめ、更に時よりその場で立って、全体を見ながら・・・・そんな指導をしつつ、2時間でこんな感じになる。戸惑いながら頑張っていたのね。それが、ここだけではあるけれど、数年続けている方となると、

リースは前回張り終えていたから、今日は2つ作った事になるのだけれど、ほぼ苦労なく楽しんでやったと思うのね・・・ただ本人は、結構必死でした・・・って言うのだろうけれど、その必死さの理由は、時間の中で終わらせるプレッシャーであって、作品の難しさとは

全く違う話で、さっきの方は切る事に慣れる事が大事なんだけれど、仕上がりがそれ以上に気になり、この方は仕上がりも気になるけれど、時間内に・・・って方が気になる・・・けれどタイルを切る事には全く困る事は無い。

それが証拠に時間を気にしない作り方で、イチゴのミニテーブルを作っているのだから・・・。あの質で作れる人の遊びの作品。きっと楽しめたと思うのね。そんな中でも指導はあって、例えばツリーには、丸のタイルを張って、幹を縦長に四角く切った。

そこで葉っぱの緑の部分は三角っぽく・・・ってアドバイスをしたのね。良くみんなの中に色から入る人がいるけれど、それでは色に頼る事が多くなる。なのにさっきの赤とエンジなんて2色しかない中から選ぶなんていかがなもんかな?・・・でしょ?

つまり色だけに頼るのでは無く、形も・・・となると、丸があって四角があって、三角がある・・・その部位によって変えてある。そうなると、形と色の2通りで考えてある・・・そうね、窮屈さを補う・・・そんな感じなものがモザイクって言っても良いんじゃないのかな?

まっ、いずれにせよ今日は楽しめたと思うのね・・・結果も1日完成って事で早めの結果が出ているしね・・・・。さてそれでは犬の方。

実は先日もお話した通り、黒いほうの犬が亡くなって・・・・オードリーが今日持って来ますかね?・・・と言うので、大丈夫だと思うよ・・・・って言うと、やはり持っては来たものの、黒い犬には白い布が巻かれてて・・・・とても痛々しい・・・。

けれどね、またこうしてやろうって気持ちになったのは何より。これもまたいつもの良い事と悪い事は背中合わせでね、良い事は生きていた時は、楽しくて大好きだから、こうして作品のモチーフにもした・・・けれど亡くなってしまうと思い出してしまう・・・・。

それは大事であればあるほど、手を掛ければ掛けただけ失った気持ちは大きい。それは前回のKAMEYA教室でも言ったんだけれど、ではそんな大切な作品でもあるんじゃないのかな?なのね・・・・それだけの労力を使って・・・完成しないなんて事になったら・・?

それとね、じゃこっちの茶色の犬は完成しないままなの?生きている犬に後悔の無いように付き合いましょう・・・しかないんじゃないのかな?・・・・って。俺もね金魚を飼っているんだけれど、それでも死ねば悲しい。ペットは生きていて楽しい訳で。

もし犬と金魚と比べるなんて・・・・なんて人がいるのなら、それはナンセンスで、小さいから?安いから?そんな理由なら、大人に成長した子供なら悲しくて、生まれたばかりなら悲しくないって言ったようなもので、人の感じ方なので、すべてが判るなんて事も無いが、

大事なものがなくなるって言うのは、あぁ言う事だな・・・って事は50も過ぎれば誰でも判るはず。ただね、ここから少し違うのは、単なる慰めの言葉を掛けるだけで良い関係と、先生として・・・では全く違う話で、しかもこれからも付き合う関係性の中では、

何とかならないのか?老婆心なんてもんもある。勿論そこにはある程度の信頼関係が無いと、言い方一つ、聞き方一つでいざこざになる事もある。ただここは今築きつつあるので、随分と立ち入ったけれどね・・・・。

そうね、こうして始まってしまえば腕や技術は付いて来ているから、こうして結果は付いて来る。要するにこれが大作の厳しさなのね。小物の作品ならとっくに終わっているから、楽しいモザイクをすれば良いのね。けれど大作は時間が掛かる。

すると、作っている過程でこうした感情の起伏があって、月並みだけれど人生のように山あり谷ありなのね・・・・。何しろ本気でやればやるほど、持ち合わしている自分の時間を切り崩して作っているのだから、その受けるダメージも喜びも大きい・・・・。

それを暇だし、何か無いかなぁ・・・?ならば、その時間を楽しめれば、払ったお金との比較になる。結果が良ければ、なおよろしって、話になる。そう言う点でも、こんな本気な作品・・・・いつか良い思い出になって、これを見て悲しむのでは無く、あんな事あった・・・・

こんな事もあった・・・・と悲しむ振り返りにならないように・・・・出来れば、思い出を笑えるようになれば良いな・・・と思う。

さてそれでは金町湯のおかみさん。

そうね、クローバーの中心部・・・・1cmタイルでハートなんて切っている。お見事なのね。記憶が正しければ、キウイが切ったのを見た以来かな・・・・?それと、小鳥の仕上がりもお見事でここまではほぼ完璧なのね。

世界観も良く出ていて、今までのおかみさんとは雰囲気が違う作品になっているのね。ただ1つお小言と言うのなら、緑の草のモチーフに入った瞬間、悩んでいる事が伺われたのね・・・・四苦八苦しているように・・・・ね。

擬音になるが、草はグネッって曲がらないと・・・・。クネッでも良いけど。カクッと曲がっちゃダメなのね。そのやり方は教えたけれど、何しろ1枚で丸くしようとすると、輪郭がモコモコとしてしまうので、割と1パーツ、1パーツはそんなに丸くは無いのね・・・・。

そうね、今度今の俺の作品のアップ・・・をアップしようね・・・・げっ、変な駄洒落になっちゃった・・・。

要するに四角いタイルを何回も切って、細かくなってしまって・・・それなのにきちんとした角度や輪郭をキープして、行ったり来たり、クルっと曲げたり、戻したり、途中で辞めたり・・・・ここに葉っぱが付けば、おかみさんのやりたい事になるはず・・・・。

けれどね、何しろこうするのか?って理屈が判らないと、これかな?こうかな?・・・・って不安の中、進まないとならず、しかも小鳥もクローバーも余りにも完成度が良く、しかも悩みとしてもここまででは無かった感じがして・・・・。

初めての大きなつまづきって感じで、逆にここを乗り越えれば、次なる大作に大きな力となる。何しろそれほど、小鳥とクローバーの出来栄えが見事だったって事でもある。

その後、アトリエに戻ってシドさんのテーブルとなったんだけれど、明日はボー教室だし、少し遅くまでやるかな・・・・と、久しぶりに11時過ぎまで・・・・中々久しぶりだときついのね・・・・。ただそろそろまた深夜も活動しないとね・・・・。色々とやる事あるし・・・。

 


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