今日は今年最後の高洲公民館でのサークル。そんな訳で支度をしてきちんと予定通りの9時40分に到着するも、えっ・・・何で?きちんと早めに着いたのに・・・・駐車場が満車・・・・しかも1台待っている・・・・こんな時間に待っているようじゃ空くはずも無く・・・・。
すぐにキウイに連絡すると、タピオカに連絡してマンションの駐車場を確保。そんなこんなで何とか・・・・到着。こんなの初めて。そんなこんなのスタートとなって・・・・。一体、何があったんだろう・・・・?
ではアルルの母さんから。ようやく完成・・・何と体験のプレート・・・つまり1回で終わるものに4回を費やす作品となる・・・。当然、経験者がそれだけの時間を費やせばこうなる・・・そう言う作品。そもそも初めての人達が3.4時間で作れる大きさのプレート。
それが経験者が16時間掛けたんだから妥協が無い・・・1つ1つのパーツの精度を見ても丁寧で、見事な仕上がりになっている。けれど、こんな作品を初めてやる人達の脇でやられたら、みんな終わらなくなってしまう・・・・作品としては上手くても、初心者とは一緒に
やらせられない・・・そんな感じなのね。ただ作品の良し悪しだけだったら、こんなに上手くなったんだ・・・って感心する。そんな中、更にまだ終わらないのかい?・・・って人がいて・・・・それがのりちゃん。
全くもう・・・のん気になっちゃってるぅぅ・・・ただ、本人がそれでも良いと言うなら仕方無いんだけれど、楽しければ良いって言うのならサークルってものはそんなもんかも知れないけれど、その都度いくらかのお金が掛かるのだから、そのプレートにあった時間と、
金額って言う適正があると思うのね・・・・。いくらなんでも4回は多過ぎる。この程度の大きさでは2回で何とかしないと、遊びにならないし、その間、本気の作品が伸び伸びになるのだから・・・・。だって年に12回しか開催されないサークルの4回を使った事になる。
先生としては何かねぇ・・・そう思わないかな?そもそものりちゃんは自宅で本気の作品を完成させて、これを先生のいる時に作る・・・完全に何かが変でしょ・・・?こっちに教える事はほとんど無いのだから・・・・。全くもうぅぅって感じなのね。
そんな中、お母さんが終了。
お見事である。確かに最初の2人と同じように思ったよりも時間が掛かってはいる。けれど、見た感じどうだろうか?同じ時間を掛けるなら、こちらの方が見ごたえは無いかな?・・・・教える側としても、教える事がいっぱいある。
しかも、みんなが凄いぃぃって言ってた。確かに可愛い作品も悪くない。けれど4回は多過ぎ。しかも、それだけの時間を掛ければ、2人もこう言う作品が作れる人達なんだけれど・・・・なるべく遊びの作品は自宅で終わらせて、教える作品で教えさせて・・・って話。
そんなこんなで新作の話をお母さんから相談されたが、大きい作品を作りたいと持ち掛けられたが、その下絵は人のデザインだったので、お母さんはオリジナルの方向で考えましょう・・・・とお話した。
こうしてたった1輪のバラが、みんなに評価をされる。もし先日の浦安市民展の作品のあやめの作品のように、今の実力で、このバラが3本あったとしたら?・・・・もうあの時の実力では無い。当然ながら、より良い作品となる事は言うまでも無い。
そんな人が人の絵で・・・ただ大きくしても仕方無い。これが初めての大きな作品と言うのなら、大きくする意味は、長い時間に耐えて小物からの脱出って言う事になるが、1度大きな作品を作っているのだから、それは向き合う事が出来る人である。
では次なるハードルは、モザイクをするに当たって、切る張るでは無くて、オリジナルを作る為に考える時間と向き合う事。そうね、例えば・・・じゃ料理で話すと、新婚の頃ね、美味しいものを作ろうぅぅって思うと、手馴れていないからレシピに頼って・・・・
そんな事って合った人もいるでしょ?じゃ、今はどう?お母さんとして大ベテランになった今、レシピ見て作るなんて、余程の初めての料理で無い限り、何と無く今までの経験値に頼って、軽くテレビで見た分量のみで感で作ったりするでしょ?・・・・
レシピとにらめっこしないよね?こんな感じの話で、ここから先に進むとなると、私スペシャル・・・そんな新作料理。あれをこうしてこんな味で・・・こんな食材で・・・・これ風の・・・って考えないとならない。それは美味しい肉じゃが作りじゃなくて、本場スペイン料理の再現
でも無くて、お母さんスペシャル・・・それこそがオリジナルなのね。そう考えると、たったバラ1輪なのにそれ風味に見えるでしょ?つまりこれをより豪華にした時、一体何が生まれるか・・・?楽しみじゃない?1輪なのに凄いって言われるのだから・・・・。
しかも、きちんと1輪でも存在感もあって、完成すればオリジナル・・・・またエントリーだって可能になる。もうお母さんはそう言う方向でやった方が良い。それこそがあやめの作品すべてを乗り越える、自分超えの作品となる。
そんな作品を作るのなら、俺も本気出して教えないと・・・って気分になる。折角大きな作品を作るのなら・・・・。その大きな作品の時間に掛かるモザイクに見合った下絵の時間を掛けるべき。
って考え方をした時、さっきの2人の作品がおかしいな?って気が付くと思うのね。例えば30分で下絵を描いたとするでしょ?それを16時間掛けてモザイクをする・・・・ほらバランス悪いでしょ?では、お母さんクラスで人の絵でやるとするでしょ?
つまり好みの絵を見つけただけの時間が掛かっただけ・・・そして一瞬で拡大して、大きな作品を作る・・・・変でしょ?それがもし初めて大きな作品を作るって言うのなら?長い時間に耐える・・・小物からの脱出。ほら、きちんとしているでしょ?
考えよう・・・長い時間を掛けても惜しくないモザイクと向き合う為の下絵を・・・きちんとそれに見合った時間を掛けて・・・慌ててモザイクに入らず、そこときちんと向き合って・・・それこそが本物のオリジナル。その為なら俺も時間を惜しまない。
そんな中、タピオカ。
そろそろ着地体制には入っているものの、ここまで来ると難しいのは、やり尽くした感がある。つまり点で作るにしても、これだけ色んな形を切れば、後どんな形が残っているのか?・・・かぶらない形・・・なんてね。しかも、色は白と紺って決めてあるから、増やせない。
では流れか?となるが、すでにクルッと曲がったラインがある場所しか残っていない・・・・もしかぶらない流れとなると、紺で作るしか無いが、そうなると紺のバラに色がかぶると、バラが見づらくなるとなると、本末転倒・・・・。
そうなると、いつもの迷ったら現場検証。悩んだら助けてくれるのは今までの自分・・・・一体どんな趣旨で作っていたのか?ほら良く思い出す事・・・白っぽい食器のようなテーブル・・・そんな感じだったはず。つまり白がいっぱいであって、紺がいっぱいじゃない。
要するに白を触っていれば安心であると言う事。では色は白。そして自分が苦手な事は何?ほら簡単。窮屈が嫌な癖に、自由が苦手。つまり自由にさせないように追い込めば良いのだから・・・大きな空白が苦手なんだから、いかに不自由にするか?になる。
そんな時、新しいキャラが生まれないのなら、前フリと考えて、今まで出て来たパーツを小さめにして、繰り返したりする。今度は今お気に入りの音楽を使うと、タン、タン、タン、タン・・・・とリズムを安定させると、同じ事の繰り返し。
これをタン、タン、タタ、タン・・・・ってリズムを変えるとどう?つまり、かまぼこ、かまぼこ、丸、かまぼこ・・・こんな形の違いを切ったとしたら?ほらね、人のやる事なんてほとんど一緒。この判断をする事が難しいだけ。
って考えると、例えば最初にこだわりパーツがいっぱいあったのなら?シンプルに同じパーツに・・・なんて事もあるし、最初シンプルだったんだけれど、段々上手く切れるようになったから・・・って言うのなら、スタッカート・・・つまりタタって部分を変える。
そこに色を組み合わせて考えて、白っぽ過ぎるなら、タタに紺とか、それによって、ポイント柄のバラにかぶらないか?も確認して・・・・そんな考え方で、余白を潰して行く・・・それを挟み撃ちにすれば、スペースはより狭くなる・・・・のね。
作品は自分自身。その人を知れば知るほど、指導の仕方はほんの些細なアドバイスだけで十分。悩み事から抜け出すきっかけだけをヒントのようにつぶやけば、必ず抜け出せる。そもそも実力者なのだから。
それをいちいち、1から指導しては、その人のプライドや成長を妨げる。がしかし、本当に困っているのなら、今まで教えた事をもう一度思い出して・・・って事。そこに指導としてのやり取りがきちんとなされていたのなら?単なる迷いから起こった悩みなだけ。
それは単なる大作としての着地を味わった事の無い経験値の無さ。つまり、自分自身の作品の凄さや威圧感から来る、失敗したくないし、良いものが作りたい・・・と言う欲、そう言うプレッシャーが掛かっているって事なのね。
そもそもそんな事無いって言うのなら?黙ってガラスタイルの白でもクラッシュで入れてご覧。別に悪く無いし、普通体験なら後はクラッシュ・・・って終わらせるでしょ?しかもご希望の白で、ガラスタイル・・・言う事無しでしょ?ねっ。
違うのね・・・より良い物を求めるがゆえの悩み・・・しかも何が良いのかなんて、オリジナルなのだからサンプルが無い。つまり正しい事なんて本人の頭の中にしか無い・・・・けれどどうしたら良いのか?それを引き出すのが俺の役目なんだけれど・・・・。
まっ、笑顔になれば当たりだし、ん・・・って言われればはずれだし・・・・顔色みいみいなのね・・・あはははは。まっ、抜け出せるでしょ?きっとね。そんな中、キウイ・・・いよいよ顔に・・・・。
今更ながら目が難しい・・・って。違うのね、限界点の小ささを超えているから、精度としてはこれ以上は求められない・・・・。と上手くなると、いかに張る角度で可愛い顔にするか・・・・になる。それが見当たらない・・・・って何度と無く切っては置いて、場所や大きさの確認。
妥協無し・・・・上手く見えて当たり前。お見事なのね。ここさえ抜ければ、男の人も何とかなる。月のように切った形を上に向けるか?下に向けるか?で恐ろしく変わるし、色も目は黒なんて単純にやると、とんでもない事になる・・・・。
まっ、色々試して良い着地になったのね。いずれにせよ、このサークルは単なる趣味の集まりとは思えない集団になってて、きちんと自分の作品に戻ると、また凄い事になる・・・・とても楽しみな人達である。また来年が楽しみなのね。
そんな中、のりちゃんに貸していた金魚の作品の展示が終わって戻って来たので、びれっじさんの所にしばらく振りに行く事になる。何だか定位置って言えば定位置になってしまっているのね・・・・そのやり取りがこんな感じ・・・・。
こんばんは・・・すいません・・・また・・・・って言うと、お帰りなさいぃぃってここへ・・・2人で苦笑い。売れて何処かへ行かないとならないのに、戻って来ると展示が出来て・・・・びれっじさんとしては・・・・ね。そして俺も・・・・。
そんな中、顔見知りの常連さんにお会いして・・・・先日のお教室での作品を娘が喜んで・・・とご挨拶されて、何よりなのね。これもまた小さな1歩になる。そんな中、初めて紹介された業者の方ともお話させて頂いて・・・・土佐金の作品を褒めて頂いた。
これもまた覚えて頂いたのだから・・・また1歩。地味だけれど、こんな事の繰り返し・・・・。本当はまだまだ話はあるのだけれど、色々大人の事情もあって・・・ちょっとダメージを抱えつつ、アトリエに・・・。
そんな中、ユニディの出張教室のくじらさんから写真集の問い合わせが来ていて、金魚いっぱい載っていますか?って・・・。それが、あまり載っていない事で、かぐやがその旨をメールして・・・・そんな中での話となる・・・。
大人の事情でダメージを受けた・・・金魚の事で・・・本来ならそんな時に金魚の話から離れたくなるものだけれど、逆も真なり。深追いして、金魚のダメージは金魚で・・・ってやり方もあるよね?・・・・となる。
ほら、振られた場合、女の人での傷は女の人で・・・みたいなあれよあれ。そこでかぐやに質問をしたのね?もし1冊だけ金魚オンリーの写真集を作ったらどうなるの・・・?料金とかかぐやの手間って・・・・すると、何とかなります・・・って返事が来て・・・・。
じゃ金魚オンリーの写真集作るかっ・・・何冊か・・・無謀だとは思うが考えはある・・・かぐやはどう思う?正直賛成しかねるけれど、やるだけはやっても・・・・何でも元金は掛かるけれど、無駄な事は無いし・・・・その程度の金額の出費なら・・・。って。
そんな話でお開きとなった・・・。