かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

不思議な関係

2016年11月25日 | 大分県
野球の審判員にMさんがいます。若かりしときからずっと野球をしてきて、大会の時に、Mさんの審判に出あうことがあります。

ピッチャーをしたとき、Mさんが主審のケースが多いです。それが出会いです。
 

いつからか、話す機会もできました。あるとき、暑中見舞いがきました。俳句付きです。文学家だ。すごい。


Mさんとはレベルが違いますが、ない頭を絞って、俳句で返事を返しました。それから野球の試合でもMさんにたびたびで会います。また市の中学校の野球の責任者なので、会う機会も多くなっています。

会うたびに、俳句であいさつをしてきます。凄すぎる。
 

電話番号を交換しました。ショートメールで、時折、俳句を送ってきます。

寒い風が吹いた昨日、メールが届きました。


「我が庭に 木枯らし降ろす 八面山」
  何か返さなくっちゃ。
   「敷き詰めたもみじの絨毯踏み歩く」

11月17日に・・・。
「静かなり 紅葉包み 山眠る」
  すごい。何か返さなくちゃ。辺りを見て返信。
   「陽が沈み 紅葉の彩り 掠めさす」

10月30日。修学旅行。京都の旅館にいる時、メールが来た。
「蓑虫が 身体を巻いて 冬支度」
   「京の街 冷たい川面に 柳揺れ」

10月22日、岐阜の出張に行っているときに来た。
「小刻みに モズの尾っぽが 秋深め」
 何を書こう。
  「岐阜城下 歴史の跡形 知るもみじ」

10月10日。ちょうど外にいたときです。
「神楽舞い草履の上は破れ足袋」
 周りを見ると・・・。
  「爽風に神楽の如く稲穂舞う」

 送られた時の一瞬一瞬の情景が、Mさんのおかげでよみがえります。不思議な楽しい関係が続きます。