かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

学校のリーダーのバトンタッチ

2016年11月08日 | 大分県
日が暮れるのが早くなりました。生徒たちは、冬時間で部活動の終わりの時間もぐっと早くなりました。5時には、薄暗くなっています。そして今日は雨ということもあって、真っ暗です。


生徒たちは、ある時間が過ぎると、お家の方の迎えの場所は、玄関のところか外の様子が見える多目的教室で学習しながら待っています。
 

最後の生徒が多目的教室にいます。担任の先生がついていてあげています。優しい光景。あら~~?ピアノの音が聞こえる。

「渚のアデリーヌ」?リチャード・クレイダーマンがいる?見ると、担任の先生が弾いています。すごい。教頭先生に言うと、
「能ある鷹は爪を隠す」
ですよ。ちょっと感動しました。
 

そして今日、もう一つ感動したことは、生徒集会です。前期生徒会主催の生徒集会としては、最後となります。この集会は、生徒会執行部と専門部長で企画されています。


集会の数日前には、

「あいさつがありますので、よろしくお願いします。」


と必ず連絡に来ます。それくらい生徒たちはていねいに運営をしていきます。担当している先生たちも生徒たちにしっかりと寄り添いながら取り組みを進めています。
 


今日は、まず、前期生徒会役員の功績をねぎらいました。この生徒たちが前に出て、頑張ることが最後と思うと寂しくも感じます。同時にこれからの生徒たちにも期待しています。

集会が終わってから次の役員にそのことを話すと、

「僕も生徒集会を見ながら、次は、僕たちが進めていくんだなと思ったんですよ。」


次の生徒たちにちょっと大人を感じました。その「気持ち」が嬉しいし、その「気持ち」がきっと伝統を継承し、発展させていく大きな力になると思いました。
 

2つの視点で話をしました。まず一つ目。全校で制作した折り鶴を、修学旅行で2年生が心がこもった平和集会を「平和の子の像」の前で行いました。その後、代表が折り鶴を捧げた様子を伝えました。


2つ目が岐阜と沖縄の中学校に行った話をしました。それぞれの学校の様子からキャリア教育につながる礼儀とマナーについての話を具体的に行いました。
継続して伝えていきたいと思います。


生徒たちは今大人の階段をのぼっています。人として社会で必要なものを身につけていくことは大きな学習の一つです。

この生徒たちがしっかりと社会の良きリーダーとして活躍できるために、伝えるものは伝えていきたいですね。
 


生徒会役員の人たちもいろんな思いを出し合いました。


学校では、学校の機関車が3年生から2年生にどんどんとバトンタッチされていきます。日ごとに2年生の顔も頼もしくなっています。