井上こみち、幻冬舎文庫。
わんこ文庫、ともある。
戦時中の犬の扱われ方、軍犬などに興味があった。
著者は、たしか動物関係の仕事案内とか書いてたような気がする。
ノンフィクション系?正確な描写を心がけているというか、
あまっちょろいお話でないところが好感が持てる。
逆に、さよ子の悲しみが、表面的で冷静に感じるけど、
犬の扱われ方を「知る」ために読んだ私にはちょうどいい。
シェパードはお国のために、軍犬として出征し、
柴犬は、お国のために毛皮となる。
当時だって人より犬の方が好きな人もいたろう。
多岐さんが心を壊したのは、戦争という一律に強制する社会状況か。
何にせよ、1945年に生まれた人で62歳、これよりちょっと上の人は、
そういう時代を知っている。または、感じている。
今の犬の扱われ方にも、影響はあるんだろう。
わんこ文庫、ともある。
戦時中の犬の扱われ方、軍犬などに興味があった。
著者は、たしか動物関係の仕事案内とか書いてたような気がする。
ノンフィクション系?正確な描写を心がけているというか、
あまっちょろいお話でないところが好感が持てる。
逆に、さよ子の悲しみが、表面的で冷静に感じるけど、
犬の扱われ方を「知る」ために読んだ私にはちょうどいい。
シェパードはお国のために、軍犬として出征し、
柴犬は、お国のために毛皮となる。
当時だって人より犬の方が好きな人もいたろう。
多岐さんが心を壊したのは、戦争という一律に強制する社会状況か。
何にせよ、1945年に生まれた人で62歳、これよりちょっと上の人は、
そういう時代を知っている。または、感じている。
今の犬の扱われ方にも、影響はあるんだろう。