河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

トイレット

2010-10-02 23:48:58 | 映画
シネ・リーブル池袋。
「かもめ食堂」「めがね」の監督の人。
今度はアメリカが舞台なんだけど、
くそまじめな青年が主人公のせいで、
アメリカに見えない。
母が死んで、残された兄モーリーと妹リサ、
主人公レイ、飼い猫のセンセイ、
そして、母が亡くなる前に日本から連れてきたばーちゃん。
ばーちゃん、はそのまま、ばーちゃんと発音する。
この話、トイレットも重要なんだけど、
ピアノ、スカートと、エアギターと、プラモデルのロボットが
重要だったりする。ギョウザもか?
ばーちゃん(もたいまさこ)、みごとにしゃべらない。二言だけ。
しかし、なんかいい話だった。
ばらばらだった家族の絆を、言葉に全く頼らずに描ききっている。
「モリオ」って原案小説売ってたので、今度読んでみたいな。
レイのインド人の友人アグニが、かなりいい味出ている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする