先生、カエルが脱皮してその皮を食べています！

小林朋道、築地書館。
４冊目。
３冊目も買ったのに、未読のまま、先に４冊目を読んでしまった。
まあ、大した違いはないけど。
私はスゴイ、ってネタが頻出過ぎてちょっと。
たしかにすごいですけど。
世界もちょっと見方を変えればいろんなものが視えるだろう。
しかし、このタイトルでは、私のような生き物好きしか読んでくれないよう。
面白いのになあ。

雷獣びりびり

高橋由太、徳間文庫。
「オサキ」シリーズの人だ。
河童と天狗が出てくるので、買ってしまった。
そしてちょっと後悔・・・
おもいっきり、続く、だし。
全５話だけど、全然１話完結じゃないし、
主役は「にゃあ」しか言わないクロスケってわかってるけど、
準主役かと思ってた刀弥は全く活躍しないし、
またここでも意味なく二枚目。
（私はこういうのが嫌いらしい）
第５話は、ジャ◯プ！？ってくらいのノリですな。
続きが出ると良いね。
河童は良い・・・。
小話は悪くないけど、構成がなあ・・・

渡りの足跡

梨木香歩、新潮社。
渡り鳥を追っかけたエッセイ。
オオワシを中心に、渡りをする鳥を追いかけ、
北海道、新潟、長野、滋賀、はてはロシアまで旅する。
鳥の渡りに関する最新情報を交えながら、
渡りをするということの不思議だけでなく、
国を超えて移動する人間にも想いを馳せる。
行ったことがある土地がいっぱい出てきて懐かしい。
冬の知床やカムチャツカ、もっかい行きたいなあ。
そして、振り仰いで、オオワシたちを観察したいねえ。