タチアナ・ド・ロネ、新潮クレスト・ブックス。
最近めっきり読書量が減っていかんなあ。
分厚かったけど、読み始めたらあっという間。
ユダヤの少女サラがナチス(正確には、フランス警察)の摘発にあい、
ちょっと出かけるだけだと思い込んで、
弟を、秘密の隠し部屋に入れて、鍵をかけた。
そして、現代。
フランス人の夫と結婚して娘と3人パリに住む、
アメリカ人向け雑誌のジャーナリスト、ジュリアは、
戦時中に起こったユダヤ人迫害事件を追うことになった。
2つの物語が、交互に語られ、真ん中くらいで結びつく。
そこから、ジュリアの戦いが始まる。
少女サラの苦悩は、想像を絶する。
理解できると言えば嘘になるだろう。
そして、サラの息子の苦悩も。
赤の他人のジュリアに真相を突然知らされて、
己の足元をすくわれるようなもんだろう。
かなり、重たいテーマ。
フランス人にとっても。
日本人で言えば、おじいちゃんは半島から来たのよー、
くらいなもんかな?いろんな意味で。差別的な意味はない。
差別されちゃっているという現実を踏まえた上で、ってことで。
最近めっきり読書量が減っていかんなあ。
分厚かったけど、読み始めたらあっという間。
ユダヤの少女サラがナチス(正確には、フランス警察)の摘発にあい、
ちょっと出かけるだけだと思い込んで、
弟を、秘密の隠し部屋に入れて、鍵をかけた。
そして、現代。
フランス人の夫と結婚して娘と3人パリに住む、
アメリカ人向け雑誌のジャーナリスト、ジュリアは、
戦時中に起こったユダヤ人迫害事件を追うことになった。
2つの物語が、交互に語られ、真ん中くらいで結びつく。
そこから、ジュリアの戦いが始まる。
少女サラの苦悩は、想像を絶する。
理解できると言えば嘘になるだろう。
そして、サラの息子の苦悩も。
赤の他人のジュリアに真相を突然知らされて、
己の足元をすくわれるようなもんだろう。
かなり、重たいテーマ。
フランス人にとっても。
日本人で言えば、おじいちゃんは半島から来たのよー、
くらいなもんかな?いろんな意味で。差別的な意味はない。
差別されちゃっているという現実を踏まえた上で、ってことで。