河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ひまわりと子犬の7日間

2013-02-12 22:03:17 | 読書(小説)
原作本。
平松恵美子、集英社文庫。

保健所が舞台。
映画は高いから、後悔しないように、文庫買って読んでみた。
ええええっっとお。
小林照幸の「ドリームボックス」(文庫は「ペット殺処分」)はいいけど、
これ、やめてくれー。
なんかもう、事実と違うことばっかりやん。
そんな簡単に犬が捕まってたまるか。
ってか、走って追い詰めたって捕まるわけなかろう。
獣医師の指示もなしに、吹き矢吹くな。
ってか、動物関係の課にいるのは、獣医師が主だぞ。
なんで出てくる獣医師が開業だけやねん。
1日や2日で、吹き矢吹かれた犬が心を開くかい!
とまあ、いろいろ思いました。
ひまわりを逃した人や、あんな歳で子犬を産ませた年寄りたちを、
もうちょっと責めるべきだろう。

でもまあ、願いは一つ。
動物の殺処分なんて仕事が、行政からなくなりますように。
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映画「きいろいゾウ」

2013-02-12 21:53:43 | 映画
久々に映画見てきた。
まあ、三重県の松阪とか南伊勢とかで撮影したって聞いたから。
最近、「千年の愉楽」とか「ROUTE42」とか、三重県映画多い。
みんな、県民が見ると、あっちとこっちと貼りあわせて無茶苦茶な
位置関係なのが、とってもみててかゆいけど。
で、これはまあ、それほど気にはならないが。

それより、かなり抽象的なお話。
ツマとムコの夫婦が、三重県の田舎で暮らす。
ツマは、子供の頃心臓の病気で入院してて、
なにやら黄色い象の幻想を見て以来、夢うつつな感じ。
動植物が語りかける声が聞こえる。
ちょっとしたことで落ち込んだりはしゃいだり、忙しい。
宮崎あおいみたいな美女がやってるからいいけど、
普通にいたら痛いなあ。
そして、小説家のムコは、なにやら過去に秘密が。
犬とかヤギとか子どもとか爺とか、良い味出してる。
なんだかんだでハッピーエンド。悪くない。
色彩も、面白い。
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