河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

風神秘抄

2014-04-27 22:39:12 | 読書(小説)
文庫になったやつ、再読。
読んだ頃より年取ったせいか、
こんなラブストーリーだったっけ、と。
面白かったところ(鳥彦王とか笛)は変わらない。
我ながら子どもだなあ。
草十郎は、笛吹いているときは何も考えない!
と言い切り、糸世の舞に導かれるまま笛を奏でて
世界を変えてしまう。
糸世が一生懸命考えているのに、ほいほい笛を吹いて、
後悔するハメになる。
糸世を取り戻すために、カラスたちの力を借り、
異世界の扉を開くことはできるか。

(追記)ラストの舞台が、花の窟神社とは知らなかった。
再読もありだね。古代に熊野は欠かせないしねえ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする