河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

お面屋たまよし

2015-12-20 00:00:35 | 読書(小説)
石川宏千花、講談社。
YA!ENTERTAINMENTの一冊。#6とかの。
文庫になってて惹かれたのと、天狗が出てくるので読んでみた。
まあまあ面白かった。
山の主に拾われ、面作師(おもてつくりし)に育てられた
二人の捨て子、太楽(たいら)と甘楽(かんら)。
二人が売るお面屋の屋号が「たまよし」。
でも、なりたい姿になれるという妖面を売る裏の屋号が。
子供向けのせいか、あっさり売る。そう高額でも無いらしい。
4話のうち、面を外せなくなって、荒魂化し、
浄化されちゃうのは1話だけ。
まあ、そんなに悪いやつばっかじゃめげるよね。
とりあえず、もう一冊続きがあるっぽい。
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ウェストール短編集 真夜中の電話

2015-12-20 00:00:28 | 読書(小説)
ロバート・ウェストール、徳間書店。
9つの短編。
浜辺にて/吹雪の夜/ビルが「見た」もの/墓守の夜
屋根裏の音/最後の遠乗り/真夜中の電話/羊飼いの部屋/女たちの時間
ウェストールといえば、戦争ものと幽霊とかのホラー系で、
こちらは後者が多め。
もう一つの短編集、遠い日の呼び声が、前者かな。
こっちはまだ読んでるとこ。
宮崎駿が表紙絵描いてるけど、どの話かよう分からん。
しかし、男の子たちは、勇敢で、サバイバル能力高くて、
女の子は健気で、うん、ハヤオ好きそう。って感じ。
「羊飼いの部屋」、ダメな奴がとことんダメなのがすごい。
「墓守の夜」が「伊平次とわらわ」のイギリス版ぽくて面白い。こわいけど。
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