高田大介、講談社。
一の谷という国にある、アレキサンドリアの図書館を想起する、
高い塔の図書館にいる、マツリカ。
10代の少女は、声を持たないが、豊かな知識と、
その指からは、あふれる言葉を持つ。
ある日、辺境から、マツリカの下で働くよう使わされた少年キリヒト。
図書館には、マツリカを補佐する女性たち、ハルカゼとキリンがいて、
キリヒトは徐々に図書館の仕事、マツリカの手話を始めとしたお相手に
なれていくのだが。
分厚い上下巻。
最初はとっつきにくい語り口調だが、そのうち慣れる。
最後の章でいろいろ明かされる謎まで、読み終わるのが
つまらないなと思わせる。
双子座の片割れは気になってたんだけど、
ところどころ見落としたとか思わせぶりに語る伏線の回収にむずむずした。
そして爽やかに旅立ったんだけど、続編はどんな話なんだろう。
一の谷という国にある、アレキサンドリアの図書館を想起する、
高い塔の図書館にいる、マツリカ。
10代の少女は、声を持たないが、豊かな知識と、
その指からは、あふれる言葉を持つ。
ある日、辺境から、マツリカの下で働くよう使わされた少年キリヒト。
図書館には、マツリカを補佐する女性たち、ハルカゼとキリンがいて、
キリヒトは徐々に図書館の仕事、マツリカの手話を始めとしたお相手に
なれていくのだが。
分厚い上下巻。
最初はとっつきにくい語り口調だが、そのうち慣れる。
最後の章でいろいろ明かされる謎まで、読み終わるのが
つまらないなと思わせる。
双子座の片割れは気になってたんだけど、
ところどころ見落としたとか思わせぶりに語る伏線の回収にむずむずした。
そして爽やかに旅立ったんだけど、続編はどんな話なんだろう。