河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

黙示録

2020-09-21 23:17:48 | 読書(小説)
池上永一、角川文庫の上下巻。
風車祭で気に入ってから、ほぼオンタイムで追っかけてたけど、
あまりのヘビーさに、図書館で借りるのをやめて
文庫を買うようになったが、
それもお腹いっぱいでしばらく放置していた。
こないだヒストリアが文庫化したから、
先にこいつを片付けようと読み始めた。
相変わらず、熱いわ。
いつもどこかぶっ飛びすぎて、
キャラに喰われてる嫌いがあったけど、
なんとか壮大な歴史の中に溶け込ませた。
前半の与那城王子はやばかったけどな。
テンペストの時も思ったけど、
中国、薩摩、江戸、琉球とそれぞれの国の天才が
歌ったり、踊ったりする姿を詳細に描いていて、
書いてる人はどこまで分かって書いてんだろうと。
今回に至っては、神の領域まで。
どこまでホラで、どこまで真実なのか、
…なんかすげー。
コメント
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