河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ヘテロゲニア・リンギスティコ1~3

2020-10-13 21:52:08 | 読書(マンガ)
なんかネットで見て気になって。
副題は、異種族言語学入門。
魔界の言語とコミュニケーションを学ぶ
教授が怪我したので、代わりに現地入りした
センセイ、こと、ハカバ氏。
迎えてくれたのはワーウルフの集落で、
そこには人間とワーウルフのハーフの少女ススキがいた。
彼女を通訳に、異世界の旅が始まる。
人間の常識が通用しない世界だ。
本当に、言語を知らないまま旅する感じがよく出ていて、
わからないまますぎていく。
これ、いつか、読み返したらわかるようにできてんだろか。
それくらい、それなりの論理で描かれている気はする。
もしかしたら自分でも読み取れるかも?とか思うと、
何度も読み返せそうな本。なかなか面白い。
漫画自体は、記録日誌風だけど、1ページで完結?しつつ
1話つながってるのは4コマ漫画の派生かね。
おかげでややこしさは多少減っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒猫と歩む白日のラビリンス

2020-10-13 21:18:28 | 読書(小説)
森晶麿、ハヤカワ文庫。
第一部が完結して、第二部が始まったぽいけど、
これは番外編的な短編集。
このくらい短いと、ミステリの体を有している。
ので、それなりにミステリっぽく読めた。
どこまでもポオで攻めてくるのはさすが。
付き人はちゃんと学者してるなあ。
黒猫は飾りみたいなもんだな。
なんか少女漫画の理想の王子様ぽくて現実感はない。

自分の感想を読み返して、
黒猫シリーズといい、宮廷神官といい、
多分、読んでるファンからしたらそこじゃないとこばっかで
面白がっているような気はする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする