武内涼、ハルキ文庫。
上下2巻の書き下ろし作品。
えー、カバーがtoi8で、吉野が舞台で、
ちょっと熊野も出てくるし、ってんで
発売当初(2015年)に入手したのだが、
文章が読みづらくて放置、通勤読書で読破。
幸子が出てきたところで、やっと面白くなった。
応仁の乱前夜。
南方に自天皇を帝として京都へ戦いを準備している楠木不雪ら。
不雪に一族を滅ぼされ、頭として立った村雲兵庫は、
天皇家の忍びとして、日野富子の妹幸子を和平の使者として連れ、
吉野へ潜入することとなる。
読みづらい文章だが、面白かった。
幸子の賢さで皆を言い負かすのが、一番スカッとするところ。
忍者が美形でどうするんだ、忍べないだろ、とか
いちいち技名言ったら次何くるか話バレるだろ、とか
ツッコミどころも多いけど。
しかし、カッコいい文を並べた感が否めない。
後半出てきた、一番のけぞったやつを引用する。。。
「帯刀から、恐竜が挽歌を歌ったような、凄まじい悲鳴が、上がった。」
自天皇のクライマックスシーンなのに、なんだよ、これ。ぐおお。
読点が、多くて、まあ、頭で、ナレーションを読む方向で慣れたけども。
「・・・・・・」と「ーーーー」の違いも今ひとつ。
出版から8年も経って、まだこの人生き延びているので、
文章上手くなったのかな。。。
上下2巻の書き下ろし作品。
えー、カバーがtoi8で、吉野が舞台で、
ちょっと熊野も出てくるし、ってんで
発売当初(2015年)に入手したのだが、
文章が読みづらくて放置、通勤読書で読破。
幸子が出てきたところで、やっと面白くなった。
応仁の乱前夜。
南方に自天皇を帝として京都へ戦いを準備している楠木不雪ら。
不雪に一族を滅ぼされ、頭として立った村雲兵庫は、
天皇家の忍びとして、日野富子の妹幸子を和平の使者として連れ、
吉野へ潜入することとなる。
読みづらい文章だが、面白かった。
幸子の賢さで皆を言い負かすのが、一番スカッとするところ。
忍者が美形でどうするんだ、忍べないだろ、とか
いちいち技名言ったら次何くるか話バレるだろ、とか
ツッコミどころも多いけど。
しかし、カッコいい文を並べた感が否めない。
後半出てきた、一番のけぞったやつを引用する。。。
「帯刀から、恐竜が挽歌を歌ったような、凄まじい悲鳴が、上がった。」
自天皇のクライマックスシーンなのに、なんだよ、これ。ぐおお。
読点が、多くて、まあ、頭で、ナレーションを読む方向で慣れたけども。
「・・・・・・」と「ーーーー」の違いも今ひとつ。
出版から8年も経って、まだこの人生き延びているので、
文章上手くなったのかな。。。