宮部みゆき、実業之日本社。
誰か、っていうタイトルは、どういう意味なんだろう。
杉村三郎は、いわゆる逆玉の輿状態で、
大きなコンツェルンの会長を義父と呼んでいる。
結婚生活は上々で、娘も4つになりかわいい盛り。
読んでる分には、とくに嫌なやつでもないし、と思う。
会長の私的運転手が自転車で轢かれて死亡し、
父は誰かに殺されたのでは、と疑う長女聡美と
犯人に出てきてもらうため父の伝記を出版しようとする次女梨子。
二人の娘に協力し、ビラ撒きをしたり、本の出版に協力したり。
なのに、ラスト、三郎は二人の娘からひどい言葉を投げつけられる。
なぜ?どうして?何が悪かったんだろう?調べなくてもいいことを調べたから?
なんでもー、この作者は、後味悪いのが多いんだろう。
人間の、どうしようもない醜い部分を、さらっと描いたりする。
筋書き自体は、特別凝ってる訳でもなく、先が読めなくもなかったんですが。
誰か、っていうタイトルは、どういう意味なんだろう。
杉村三郎は、いわゆる逆玉の輿状態で、
大きなコンツェルンの会長を義父と呼んでいる。
結婚生活は上々で、娘も4つになりかわいい盛り。
読んでる分には、とくに嫌なやつでもないし、と思う。
会長の私的運転手が自転車で轢かれて死亡し、
父は誰かに殺されたのでは、と疑う長女聡美と
犯人に出てきてもらうため父の伝記を出版しようとする次女梨子。
二人の娘に協力し、ビラ撒きをしたり、本の出版に協力したり。
なのに、ラスト、三郎は二人の娘からひどい言葉を投げつけられる。
なぜ?どうして?何が悪かったんだろう?調べなくてもいいことを調べたから?
なんでもー、この作者は、後味悪いのが多いんだろう。
人間の、どうしようもない醜い部分を、さらっと描いたりする。
筋書き自体は、特別凝ってる訳でもなく、先が読めなくもなかったんですが。
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