河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

僕は、そして僕たちはどう生きるか

2011-11-06 21:39:04 | 読書(小説)
梨木香歩、理論社。
面白かった。
お話のためのお話っぽいところもあるけど、まあ。
主人公は、通称コペルくん、14歳。
ちょっと子供らしからぬ言葉遣いをする。
だからちょっと作り物っぽいけど。
ストーリー自体は、作者の身近な話題っぽい。
染色のこと、いじめのこと、命の教育のこと、
ボーイスカウトとヒトラーユーゲントのこと、
兵役拒否のこと、アダルトビデオのこと、
男性優位社会のこと、土中の小動物のこと
(こないだ見たシーボルトミミズが出てきた!)、
欧米人との考え方の違いとか、いろいろ。
そんなお話。
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コジカは正義の味方じゃない2

2011-11-05 23:38:00 | 読書(マンガ)
いろいろ残念んな部分もあるけど、
途中から面白くなってきた所で終わり。
目のデカさが気になるなあ・・・。
最後の方に、読者が考えた「ちょっとだけ超人」が
出てきて、これは小学◯年生か?と思った。
そういうあたりに敗因が?
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天地明察1

2011-11-03 19:45:59 | 読書(マンガ)
原作は読んでない。(読んでみたい)

漫画書いてる人は初めて見るけど、
まあ女性っぽいちまちまさが随所に見られるものの、
斬新なコマ割りで、江戸時代の風俗も結構細かくて、
(主人公の髪型以外?)面白く読めた。
囲碁打ちなんだけど、数学好きの渋川春海。
ある日、渋谷の神社で算額に出会ってしまって、
しかも、難題をさらりと解いた御仁(関孝和)に
嫉妬と言うか対抗心を燃やして、更に数学にハマる。
天然ボケキャラだが、やりすぎず、適度に青年マンガ。
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DVD「ペルシャ猫を誰も知らない」

2011-11-03 19:37:56 | 映画
バフマン・ゴバディ監督。
コンサートに参加した400人が逮捕されたという
実話を元にした映画。

規制されてこそ人は燃えるのか?
なんてことを考えた。
イランの音楽に対する弾圧は、ひどい。
音楽(に限らないけど、芸術全般)は、自由だ。
しかし、自由すぎる今の日本では、なにやら閉塞感。
音楽もどこかで聞いたようなのばっかだし。
すぐパクリだのって叩かれるし、窮屈極まりない。
何かと戦おうとするときの力ってすごいんだよなあ。

がんばれ日本。
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