河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

シノダ!夏休みの秘密の友だち

2016-04-16 23:13:54 | 読書(小説)
富安陽子、偕成社。
シノダ!シリーズ9冊目。
モモちゃんとアカネちゃん風な1冊。
いつもは冬にお泊まりに行く父方の祖父母の家に
二人だけで泊まりに行くことになったユイとタクミ。
行きの電車で早くも不思議な出来事に巻き込まれてしまう。
無いはずの駅で降り、誰も載ってない満員のバスに乗り。
そして、人間に化けてキツネの仮面をした男の子に出会う。
花倉山で行われるというナツギの祭りとは?
夏の湿った空気漂うお話。
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夏目友人帳20

2016-04-11 22:28:18 | 読書(マンガ)
続くなあ。
今回はなんかちょっといい話4つ。
最後の箱庭の5爺がいいわ。
20冊って結構長いこと描いてる割に
全然絵がうまくならないねえ。
橋の下で頭をぶつける妖、そもそも
どこにどう橋がかかっているのかさっぱり。
そこが少女漫画の白さの訳なんだろうけど。
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仮面の街

2016-04-09 21:40:22 | 読書(小説)
ウィリアム・アレグザンダー、東京創元社。
児童文学の棚にあった割には小難しいし、
なんかよく分からん設定が山程あったけど、
意外に単純なストーリー。
ゴブリンが被差別民みたいに出てくる。
ま、どこの国でも劇団とかそういう流浪の民は
そういうもんだったんだなあ。
ロウニー少年は、兄のロウワンがいなくなった後、
魔女の「孫」のひとりとして養われていたが、
兄のことを知っているらしいゴブリンの劇団についていく。

とつぜん、炭屋の息子が人殺しとかなんとか言われて
どういう意味かと思ったら、この世界の炭は、
人の心臓を抜いて燃やしたものだからとか、時々突拍子もない。
とりあえず街は守られたけど、ロウワンにはどこで会えるんだろうなあ。
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本好きの下克上 第二部神殿の巫女見習い1

2016-04-09 21:15:07 | 読書(小説)
華月美夜、TOブックス。
イマドキの小説は、タイトルがいまいちだなあ。
中身はかなり面白いと思うんだけど、
なんでここで下克上なのかと。まあいい。
そしてせっかくの本好きのための?小説を
マンガにするとかよう分からん。

お話の方は、身を焼くような魔力をなんとかするため、
貴族の近くに、というところから、神殿で青色巫女として
働くことになったマインが、神殿長の嫌がらせとかもあるなか、
心置きなく本を読むために、気になる周りのいざこざを
すぱすぱ解決していく方向へ。
ここまで潔く、本のため!と言い切るのが小気味いい。
下手に孤児院の子どもたち可哀想!とかで始めると、
終わらないから。いろいろ。
そして、ルッツの父ちゃんの言葉のたらなさぶりが
笑えるような身につまされる用な。
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