河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

きみのために青く光る

2017-11-08 23:40:29 | 読書(小説)
似鳥鶏、角川文庫。
単行本では「青藍病治療マニュアル」を改題。
強く不安に思ったことがあって発症すると、
不安に思ったことに関して、ふしぎな能力が。
ある少年は、動物に襲われる。
ある少年は、虫を殺せるようになる。
ある女性は、年収が分かる(!)ようになる。
ある少年は、どうやら人の死期が分かるようだ。
っていう4編。
3つ目の話以外は、青臭い感じのジュブナイル。
あらすじんとこに、ファンタジック・ミステリ。
って書いてあるけど、ミステリーなのか。
最初と最後の話だけ、主人公がリンクしたけど、
後は性別不明の静先生だけ、狂言回しみたく出てくる。
ラストに北大獣医学部が出てきてちょっとびっくりさ。
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中野のお父さん

2017-11-07 00:26:10 | 読書(小説)
北村薫、文藝春秋、
円紫師匠シリーズのような、
日常謎解きときどき、文芸の謎解き。
お父さんのモデルは作者本人ではないのか。
1話めが、父と娘の合作小説家の話だったが、
そういう自分は若い女の子ばかり主人公で
どうなんだい。って感じだ。
娘との会話を楽しむお父さんの姿が、
定年前なのにすでに好々爺。
益田ミリの描くカバーのお父さんがいい感じ。
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団地ともお30

2017-11-04 22:14:25 | 読書(マンガ)
買い損ねていたので、探した。
30巻だよ、すげー。
と思う気持ちのままが帯に描かれていた。
そう、こんな感じ。
(ピカーってまぶしそうなともお)
雑巾掛けする大森さんの話は泣けた。
そして、死神の犬がかわいい。
小田扉はほぼ読んでいるが、帯に書いてある
「新日ファンタジー」、これは無理だ。。。
実在のプロレスギャグとかは残念ながら。
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デンキ 科學処やなぎや

2017-11-04 22:06:51 | 読書(マンガ)
鶴田謙二の絵本というか画集というか・・・?
イラストストーリーなんだが、全く意味不明。
雰囲気をお楽しみください、的な。
お話が面白ければいいんだが、
これが全くおもしろくない。
「科學」のカケラもない。そこが残念。
解決シーンに、科学っぽいものが盛り込んであれば、
きっとウケたんだろうけど、無理なんだろうなあ。
なんか残念だなあ。
ちなみに、復刊ドットコムサイトから購入したら、
本人のサインついてきた。知らなかった。大事にします。
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