河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

千両富くじ根津の夢/北斎に聞いてみろ

2024-05-19 20:07:16 | 読書(小説)
山本功次、宝島社文庫。
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう3冊目と4冊目。
この4冊目の「北斎に聞いてみろ」が読みたくて、
1冊目から読み始めたのだが、3冊目で一度挫折。
もう一度チャレンジして、なんとか読んだ。
挫折した原因ってのは、おゆうの勤務態度というか。。。
仕事中に二人で出かけたらデート気分を味わってみたり、
特に3冊目にそういうのが多くて辟易した。
そして4冊目だが、タイムスリップものの禁忌を犯しまくっていて、
いやちょっとどうなのっていうのが気になりすぎて
ここから先は多分読まないんじゃないかなー。
ドローンとか不審なタイトルもあったし。。。
ストーリーは、現代技術での誰にも言えないヒントを抱えつつ、
それだけでは事件は解決せず、何度もどんでん返しがあるような
結構複雑な作りで、推理小説としては面白いんだけど。
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薬屋のひとりごと

2024-05-16 22:48:35 | 読書(マンガ)
猫猫の後宮謎解き手帳。
小説の漫画化なんだが、
ガンガン版とサンデー版があるらしい。
アニメにもなったようだが、漫画には由来しないようだ。(見てない)
で、サンデーうぇぶりで読んだからサンデー版ということか。
舞台は中国っぽいどこか。
小柄で色気のない主人公猫猫(マオマオ)は、
色街で生まれて、宦官の養父に育てられた薬マニアだが、
攫われて売られて後宮で働かされるというすごい設定。
そこで薬の知識などが買われて、
後宮を仕切る宦官に目をつけられて毒見役に。
そして、後宮内で起きる事件を解決していく。
美形の宦官(ジン氏の文字が出ないよ)に好かれても
塩対応で通すというか、天然薬ファーストの猫猫がすごい。
まあまあの美人なのに可愛げがないところの画力もすごい。

事件は1つ1つは解決していくのだが、
どうもみんな繋がっているようで、全然終わらない。
そして、漫画家さんが出産してちょっとお休み、というところまで読んだ。
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言解きの魔法使い

2024-05-16 22:22:14 | 読書(マンガ)
サンデーうぇぶりで読んだ。
カイジみたいな、蟲師みたいな絵だ。。。
主人公は、矢萩。
戦後の日本だが魔法が存在する。
失踪した先輩ナツメと再会するが、
彼は、魔女に腕を奪われ図書館から出られず、
言葉と文字を操る魔法使いとなっていた。
読んでいくうちに、不自然な矢萩の長髪は切られるし、
なんだかとても良いやつと思えてくる。
いつまでも目の下のクマは消えない。
ナツメの腕を構成する文字が怪現象となって出てきて、
正体を見極めないと退治できないというあたりが面白い。
漢字を集めるあたりはとても蟲師を思い出すけど。
魔女の正体、図書館のメイドさん園椰の正体は。
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竜送りのイサギ2

2024-05-12 22:39:45 | 読書(マンガ)
結構ドロドロした話なのに、
なんだこの爽やかな表紙絵は。
まあ、本編も、シリアスなところに
突然ものすごいギャグを挟み込んでくる。
包丁の移動販売とか。。。
タツナミが殺した竜の尾から抜いた「剣」
その剣に魅入られた男から剣を取り戻せるか。
剣の「鞘」である娘ツバキは自分を殺せとイサギに迫る。
美少女に鼻垂らして泣かせるリアルさ。。。なのか?
なんかブチ切れた二人の「ゼッテー殴る!」「顔に!」
っていうギャグ風味で続くって。
まあ中学生の年齢ではあるんだけど。
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暗き神の鎖

2024-05-12 22:27:05 | 読書(小説)
須賀しのぶ、コバルト文庫。
前中後3分冊。流血女神伝。
少女小説っていうノリで困ったのは
最初の「帝国の娘」だけで、
なんかどんどんすごい展開になっていく。
主人公は二十歳にして母になったよ。
しかし、彼女は「女神の娘」だから、
そう易々と安泰にはならない。
流血女神であるザカール神とその息子であり夫のタイアス神。
ていう神話をもとにこの世界は成り立っていて、
999番目のザカールの長(クナム)の息子であったはずの
ラクリゼは国を出て、幼い頃のカリエに出会う。
ラクリゼの弟が新しいクナムとなり、カリエを求めるが。
後編に入って、ここまで後がない状態でどうやって
生きてるエンドに持っていくのかハラハラしたけど、
まあそうなるんかー的な。
しかしラストの一文が怖いな。
次のシリーズで終わり。8冊もあるのか。。。
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