河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

天気晴朗なれど波高し。1〜2

2024-07-13 00:09:10 | 読書(小説)
須賀しのぶ、コバルト文庫。
流血女神伝の番外編。姉妹編?
ルトヴィアの海軍コメディ。
表紙のセンスの無さは変わらず。
なぜタイトルを蛍光ピンクやオレンジにするのだろう。
他社のホワイトハート文庫だったかはセンスいいのに。

のちのトルハーンことコーアと、ギアスの出会いと
海軍での生活と事件。
刊行順に読んでいたら、「喪の女王」あたりの
修道女オレンディアのくだりとか違ったふうに読めたのかな。
(図書館の書庫から借りたから再読はめんどくさいな)
本編に出てきた二人のやり取りも、こういう過去があったのかって
読むとちょっと厚みを感じるかもねえ。
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喪の女王1~8

2024-07-06 20:43:34 | 読書(小説)
須賀しのぶ、コバルト文庫。
流血女神伝、完結。
帝国の娘2冊、砂の覇王9冊、女神の花嫁3冊、
暗き神の鎖3冊、喪の女王8冊、計25冊。
姉妹編が2冊あるけど未読。次はそれだな。
だんだん重苦しい話になっていったけど、
相変わらずカリエは明るくて負けない。
物語のクライマックスに、主人公が何かしたかっていうと
少年漫画のようにはならないので、
8巻の半分あたりで、どうやって収束するんだろうと思った。
タイトルは「流血女神伝」だから、
ザカリア女神は、ドミトリアスやミューカレウスとも契約していたし、
カリエだけでなく、女神の花嫁ラクリゼとかそれぞれの思いが
最後に女神を旅立たせたのかねえ。。。
そして最終章、そうなるんか。とは思ったが。
エディアルドは、なんでそんなカリエを守るのってあたりは
リシクとかそれっぽい理由がついてたけど、結構謎だったなあ。
主人公がこれほどいろんな目にあっていろんな男の子供を作るとかも
少女小説、すげえなあと思った。
読み始めてから、ちょっと気になってた「芙蓉千里」の作者だと知った。
日本版カリエだなあ。これも機会があったら読んでみよう。
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あかね噺12

2024-07-06 20:33:01 | 読書(マンガ)
12冊目とな。そして百話。
サブタイトルの「落語ヴァース」ってなんじゃ?
表紙の絵は、楽しそうに落語の世界にいる朱音。
メタヴァースの落語版ってことね。
落語みてる人は、噺家が右向いたらおかみさん、
左向いたら熊さん、みたいな世界を見ているわけだが、
話し手も話しながら落語の世界に没頭。
帰って来れるのか、朱音!っていうちょっとした危機もありつつ、
朝がおの二ツ目披露目の講演会は無事終了。
泰全師匠、そんな無口な噺家ってありかよ。
それより、朱音の高座の「狸賽」のオチのたぬきがかわいい。。。
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