遊びをせんとや

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顔見世雑感 その②

2019-01-22 06:40:16 | 歌舞伎
11月顔見世夜の部

夜までに時間があるので京都で遊ぼうと言うことになり、以前から行きたかったコーヒー屋さんへ

市川珈琲屋



ここのフルーツサンドを一度食べてみたかった。


友達のミックスサンドと半分ずつ。

どちらも美味しかった。

店内は町家を改造したいい感じです。結構広いけれど
並んでます。



そのあと、泉屋博古館へ

果物野菜展

金属で作った葡萄



お庭の紅葉が美しい。

南座の前まで戻ってきたらまだ時間が早かったので前のレストラン菊水の2階でお茶



レトロな珈琲カップ

ここの2階から眺める南座のまねきがまた格別。
昔から変わらない。

開場前にもう沢山の人が並んでる。顔見世は入れ替え時間が少ししかないので
人混みがごった返す。それをやり過ごして、ゆっくり劇場へ。

今回もとってもいいお席。

序幕の寿曽我の対面

うーむあんまり印象に残ってない。

続いて口上、お定まり。

お目当て、勧進帳。

これが良かった。何が良かったって幸四郎の弁慶が良かった。
つい最近、松竹座で観た時より一段と凄みが増していた。
白鴎の冨樫も心配だったけど良かったし。

義経の染五郎。まだ13歳でこの役は難しい。
判官、御手をのところに独特の空気感が出せない。
この人の口跡が単調。でもまだ13歳。

本当は歌舞伎の世界では10代は難しい年代だと言われている。
声変わりの時期だからね。

最後の雁のたより、鴈治郎はん頑張ってました。いま一番油乗ってる時期やね。

壱太郎はんもいい女方になりはった。見てて安心感がある。

今回昼夜とも頑張ってたのは秀太郎さん。一時あれっ?て、思うこともあったけど
この人のしかできない役ってものがあるような気がする。見た目もきれいだし。

なのはともあれ幸四郎さんおめでとう。