遊びをせんとや

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顔見世雑感 その③

2019-01-23 20:06:04 | 歌舞伎
今年の南座の顔見世は開場記念のために2か月続き

12月は上方色の強い演目

お目当ては昼の部の仁左衛門の「いがみの権太」通称すし屋



仁左衛門のいがみの権太、さすが
悪役でも魅力的

でも御年71歳。少し痩せてきはったのが気になる。

この幕でもう一つの親子三代共演がなされたのである。
高麗屋だけでなく上方松嶋屋三代、仁左衛門、孝太郎、千之助

孝太郎の若葉の内待



孝太郎の息子千之助弱冠18歳


けなげに小金吾を演じて素敵でした。
容姿、声ともに可憐で達者でした。

20代手前これから楽しみな役者さんがまた一人。



三社祭

鷹之助さんの悪玉で善玉を演じてました。

この踊りなかなか難しいと思う。観たの初めてかも。



きびきびと達者な躍りを披露してました。

愛之助の弁天小僧はなかなか仁にあっていて良かったです。

台詞回しがよくなったような気がします。

日本駄右衛門役の芝翫さん貫禄でした。 
役としてはばの広さを感じました。

もうそういう年なんだ。

昼の部の仁左衛門、時蔵のじいさんばあさんも観たかったけれど

ことしは沢山観たのでこれにて千秋楽で。

ホントにこの日、楽でした。